先週末は兵庫県へ。 OB宅へ10年以上ぶりでした。
私が新入社員として入社したその年に建てたポスト&ビームです^^
それにしても木の家にはグリーンが似合います。
言い換えれば外構は必須アイテムだとも。
20年点検で訪問しました。
雨に当たりやすい勝手口の木製ドアが腐朽しています。
どの部分か分かりますか? ドアパネルだけを交換もできますが、抜本的には屋根(出幅の大きいひさし)を付けないといけません。
でも、全般的には木部を中心に、塗装を定期的に行ってきており、 マイホームに対する”愛”を感じますね。
やっぱり日本人って、ほとんど家をメンテナンスしない国民性だと思います。
わたしもそうですから(笑)
でもログハウスのオーナーの多くは、「じぶんち」にけっこう手をかけています。
そして家に関する知識も豊富ですね。
屋根は7年前に再塗装したとの事ですが、 コロニアル(薄型スレート)は表面がかなり傷んでおり、 基材もけっこう出てしまっています。
残念ながらこの時代のそれは、少なからずアスベストを含んでいます。
それだけに張り替えはとても高額になります。(産廃処分費や養生費用大)
現在はアスベストを含有した製品は一切が発売中止になっています。
リフォームの場合は我々工事人は気を付けないといけません( ゚Д゚)
塗装が劣化して剥がれ、基材が露出してくると、アスベストの飛散も懸念されます。
最近ではカバー工法により、現在のコロニアルを剥がすことなく、 重ね葺きによりリフォームすることが多くなっています。
この様子だと、悲しいことですが、 なるべく早めに対策をすべきタイミングなようです。
別の家で行った築30年、薄型スレートのリフォームでは、 既存の屋根はそのままに、カバー工法によりディプロマット屋根を更新しました。
まず、既存の屋根はそのままに、ルーフィング(防水紙)を敷いていきます。
下地は木ではないので、粘着シートがついているタイプのものがベストです。
ただ粘着シート付のルーフィングはびっくりするくらい高いので、 安全が確かめられれば、エアーガンによるタッカーでも良しとします。
最終的にはディプロマット屋根材はビスで固定するので、ルーフィングと共に屋根に固定されるからです。
止付けのビスは下穴を開けるようにします。その時の粉に注意!!
ディプロマットはカバー工法に適していると考えています。
なんと30年美観保証!製品保証はそれ以上!いったい何年もつのでしょうか。
コロニアル屋根は、一般的に10~15年毎に再塗装を繰り返すべきだとされています。
ディプロマットはメンテナンススパンが延びますから、足場代が浮くはずであり、長い目で見ればお得です^^
話変わって、本日は長野市内で完了検査に立ち会ってきました。
特に指摘事項ももなく無事合格。
屋根はもちろんディプロマットです^^y
こうしてみると、今にも発射されそうなロケットのように見えなくもなく・・・、 ひとりでなぜか「ロケットにブルーの軽トラがよく似合うぞ」と感心してしまいました(笑)
東面(西面)のひさしはマストアイテム化しつつあります。
先日ぎっくり腰になったというK大工が復活。
デッキテラスをつくっていました。
まだ全然できていなかったので写真のカットをわざとずらしました(笑)
窓についた手すりは布団を干すために。
最近はベランダ(バルコニー)を付けないことも珍しくなくなってきました。
先日軽井沢町役場に法令調査に出向きましたが、ベランダにかなりの制約を付けています。
景観的配慮から来ているものですが、建物全体もシンプルにすっきりします。
ほら、こんな感じにね♪ 代わりにといっては何ですが、1階の南側に縁側的に屋根のあるデッキテラスを設けています。
また、付近は善光寺関連の建物が多く、いつもよりも屋根勾配をキツく設計しました。
これが私の頭の中にロケットを連想させたのだと思いますが、ログハウスは徹底的にキツイ屋根勾配を目指しますので、 最近私の勾配感覚も麻痺してきているのだと思われます。
ぎっくり腰大工のK大工さんには、「もう歳だからしょ~がね~ぞな」と声をかけましたが、 ちゃんと週末までにはデッキ終わらせてや。
見学会があるそうですからね! 4/28(土)、29(日)完成見学会~詳しくは坂田木材のHPへ(予約制だそうです。ご注意ください)
2018.4.24 Reborn塩原
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