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介護を見据えたリノベーション

2018.07.05|リノベーション
塩原真貴

5月、GW明けから始めた3階建て鉄骨造の一階、店舗部分を住宅に模様替えする工事がついに終了いたしました(^^)/

職人のみなさん、ご家族、関係者のみなさん、お疲れ様でした^^

道路に面した大きな窓には、ドイツ製のアルミ外付けブラインドが取り付く設計でしたが、 納期は約3か月。お盆前にはぜひ到着してもらいたいなと思います。

玄関ドアはRebornのオリジナル玄関ドア=eZ-Door #02はウエスタンレッドシーダー無節のタテ張りです。

採光を取るために10cmほどの幅しかありませんが、サイドライトFIXを造作で製作。

プラネット社、グロスクリアオイルふき取り塗装仕上げです。

ガルバリウム鋼板の無機質な外壁に、無垢の木の玄関ドアが映えますね^^  

玄関の土間(靴をぬぐところ)は、土足用のクッションフロアであっさりと。

リボーンの新事務所も同じ感じですが、みなさんの目にはどう映ってるんでしょうか?

やっぱりタイルがいい? 土間洗い出し?

玄関ポーチの土間とそうですが、このあたり決まったパターンではなく、もっと自由に発想してもいい箇所だと感じています。

トイレはかなり広めにとりました。

介護する人がいずれ必要となるはずです。

そんな時、いろいろモノを置いておくところが必要だと知りました。

手を添えて歩行できる手すり兼カウンターも備えました。

手洗い器もやや大きめです。

床材はここでもビニール素材のクッションフロア。

清掃性を最優先しています。

画像ではほとんどわかりませんが、PSの電気式パネルヒーターも備えています。

リビングダイニングとなる8畳間には、 ミニキッチン、造作の食器棚、造作のテレビ台、造作の本棚に交じって、 電気式のパネルヒーター=TSNタオル掛けタイプが備わっています。

凸部分は鉄骨柱。

鉄骨造の場合はこんなふうに部屋の一部にボコッと出てくるものがあるのですが、この処理を平面計画でうまくカワすのがけっこう難しいのです。

今回は、いろんな住設や家具がうまくレイアウトできたと思っています(‘ω’)ノ

暖房は電気式パネルヒーターで、冷房は壁掛けエアコン2.5K 1台としました。

断熱性もかなりきちんとやりましたので。 窓もシャノンのガス入りLOW-Eペアで、今回リフォームした範囲はUa=0.40前後になっています。

今回のリフォームは、実は最高齢の施主さんでした。 御年85歳。

まさに人生最後のおおきな買い物となったことでしょう。

ご主人はやや膝が悪いそうですが、まだ階段を上り下りはできます。

でもいずれ近い将来、階段を登れなくなったら、寝室を含め、すべての生活が1階でできるようにしよう、 というのがこのリフォームの基本コンセプトでした。

つまりご主人の奥様に対する思いやりなのでしょう。介護が楽にできるように、というのが本心なのです。

私の両親もまだ70歳台ですが、そろそろ自宅介護のことを真剣に考えないといけません。

自宅介護は今後世の主流になってゆくはずですが、 介護する人もされるほうも、どの程度負担を軽減できるかにかかっていると思います。

まずは「冬、室内が寒くないこと・安定した温熱環境下にあること」がとても大事だと私も思います。

それが前提で、物理的に段差がないことや手すりが備わっているなど、移動がしやすいという順になろうかと思います。

今日完成したので、「すぐに1階で生活していったら?」と提案しようとしましたが、 階段の上り下りもけっこういい運動になっているでしょうから余計なことは言わずじまいでした。

Mさん、完成おめでとうございます。しあわせですね^^

最後に2か月前のビフォーの画を。

なんだか「リノベーション」っていう言葉ばかりが先走っていてしまっていて、なんとなく不安が募るのですが、 介護を見据えたリノベーションは、まずは平面計画。

その次には”断熱”がくるのではないだろうか。

ご主人の本心、 「カミさんのためにリフォームしたんだ」 に応えることができわたしも大変幸せです。

2018.7.5 Reborn塩原

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