恐ろしいほど暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
本当に暑いとされる時期はまだこれからだというのに・・・。
これまでエアコンなしでずっとやってきた方々から、 「今更ですがエアコンつけたいです連絡」が数件ありました。
長野県は一般家庭におけるエアコン普及率は60%だと聞いていますが、今後はどんどん上がってゆくことでしょう。
『夜になってもなかなかすずしくならないなあ』
そう感じている人も多いはず。
「夏は暑いもの。汗をかくことも必要なこと。」
そういうトークも、もうできなくなってきております汗
さて、デッキの改修工事@飯綱。
20年という間、風雪に耐えたウエスタンレッドシーダーのデッキですが限界を迎えました。
お役目お疲れさまでした。
これまで補修でなんとかだましだまし使ってきてもらいましたが、床板に穴が開くくらいになってきており危ない状態です。
同じ材種ですが、傷んでいるのと何ともないものが存在。
床板は大丈夫でも、その下の骨組み材が腐っていることもあるから厄介です。
当時はまだ発売されていなかったACQ加圧注入材をおすすめし、 多少部材費用は上がりますが、今後メンテナンスが必要でないことをご理解いただき採用されました。
根太(ねだ)と呼ばれる骨組み材に棲みついた黒あり。
山にはけっこうあちこちで見かけるのですが、 腐った木の柔らかいところを巣にしていることもよくアリます。
先週から白アリばかりみていたので、若干新鮮さを感じています(笑)
この方たちもある程度は木を食べてしまうそうですから、あまり喜ばしいことではありません。
せっかく築いた城ですが、さようなら。
土台、根太、床板すべてをACQ加圧注入材(長野県産すぎ)を使って更新しました。
奥様のためにと陶芸小屋をD.I.Y.で建てたSさんは数年前にガンで他界しました。
私はまだ20代だったということでしょうか。
Sさんの構想をお聞きし、私がある程度の詳細図面を書いて、木拾いをし、見積もりをし、材料を納品し、 取っ掛かりだけSさんと一緒に作ったことを、今でもはっきり憶えています。
大工工事はあまりやったことがない、と言っていましたが、工具の使い方はのみ込みが早く、 あっという間につくっちゃった、という印象でした。
わたしってもうその頃からD.I.Y.推進してたんですね( ゚Д゚)
「もうこんな広くなくていいから」 と、だいぶ規模は縮小しての住宅棟デッキ改修となりました。
雨が落ちるところはデッキはすぐに腐る。
デッキ床で跳ねた雨水が土台を腐らせる。
屋根の谷から雪が落ちてデッキが壊れる。
いろんなことを学び、最後はこうなりましたよ。
天国にいるSさんは、どんな風にこの最終形を見ているだろうか。
2018.7.20 Reborn塩原
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