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松本市Q1.0住宅、土台敷き

2019.11.05|Q1.0住宅
塩原真貴

本日は長野県のまんなか、松本市へ。

いや~、今日はぴか一の天気でしたね。まさに小春日和。

日中は20℃をちょっと下回る感じで、動いているとちょうどいい。おかげで昼飯が旨いウマい(*´з`)。

天気予報では、「-」(氷点下)がちらほら。いよいよ冬かな。

上手に昼間の日射取得をして、夜間窓からの放熱を妨げると、キューワン住宅ではこの時期まだ暖房いらず。

それにしても雨が降らない・・・。ちょっと怖いくらいですが、今週はここ松本で建て方が予定されています(塩原の生まれ故郷は松本です)

今日は土台据付を。1年ぶりの4寸角ひのき土台。

土台の継手(つぎて)はオスメスがあって、こちらは当然オス。

こちらひっくり返っていますが、確かにオスです(笑)

目が詰まった(年輪が混みあった)非常にいい材木です。

腰かけ鎌継ぎ(こしかけかまつぎ)

土台は基礎とアンカーボルトを通じて固定されるのですが、古来はコンクリートの基礎はなかったはず。

土台は石垣の上に置かれるような恰好でセットされていました。ですから土台同士が接続されるところは容易にズレないよう、抜けないように工夫されてきました。

その伝統的な継手がこの”腰かけ鎌”。オスメスがパズルのようにぴったり合わさり一体化します。

こんな形状になっているところもありました。

大工さんはじめ建築関係者たちは見慣れていますが、一般の人は見ることはそうはないでしょう。

最終的に家の中に見えてくるものは皆無ですが、どの家にも必ずはず。

昔は大工さんがノコギリとノミを使ってこれらを加工していたもんですが、いまやほとんどが機械で自動制御され加工します。

だからこのようにカーブを描く形状になっているんですね。

機械加工がダメだといっているんじゃありません。むしろ精度はやはり機械の方が上。

近年ではだんだんこうした木のパズルではなく、ボルトや金物で固定する方法も増えてきました。

材木の端部は、ほかのどの国よりも日本の軸組工法は美しく強いと感じています。

連休中、破風(はふ)となる材木もあらかじめ建築主のKさんに塗装してもらいました。

現場に運び、天日干し。はふ君も気持ちよさそうです^^

長野県産すぎ材、キシラデコール・ウォールナット2回塗り。

この家も長野県の材木をふんだんに用いてつくってゆくことになります。

あまたある工務店、ハウスメーカーよりRebornを選んでいただいてありがとうございます!

5年前の創業時には、これほどまでに新築工事を請け負うことになろうとは思ってもみませんでした。

きっとQ1.0(キューワン)住宅は世の中にだいぶ認知され、広まりつつあるのではないでしょうか。

端材は薪ストーブ・薪風呂ユーザーへおすそわけしています。

Rebornに引き取りに来ていただければ、どなたでも無料でお分けしています。 木ってすごいですよね。燃やすと熱が出て暖をとったりお湯にしたしもできるんですね。 無駄が全くでない素材って世の中にないのではないでしょうか。

2019.11.5 Reborn塩原  

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