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断熱レイヤー工法

2019.12.21|住まいの点検・メンテナンス
塩原真貴

Rebornはまだ創業6年目です。

長野市内でもすこしずつ「あ、なんかみたことある」 という反応が聞かれるようになりました。嬉しい限りです^^

創業間もなくのころ、耐震・断熱リフォーム工事を請負いました長野市稲里町のH様邸へ、5年点検で訪問いたしました。

リフォーム前はこんな感じの家でした。

色以外、あまり変わっていませんね・・・。

土壁+モルタル下地リシン吹付の外壁に105㎜のグラスウールを付加断熱。

耐力壁を増やして耐震補強を行いつつ、アルミサッシは樹脂サッシに交換。

床はすべて一度剥ぎ取り、地面に防湿シートを敷き、グラスウールで床断熱を施しました。

地面の防湿シートはさほど入念に敷きこまれていませんが、それでも床下はカラッカラでした。

リフォーム時には白あり被害も確認されていました。

再発を見逃したら責任問題です。

もちろん小屋裏へも。

ご覧のような雲海状態ですのでできるだけ高い脚立を使って火の見やぐら的に見渡すのみです。 「

住宅格差」という言葉を最近用いていますが、Hさんもも本当に暖かい生活を送っています。

「断熱すれば暖かい家に暮らせるぞ!」という情報は、ここ数年おおいに広まりました。

踏み切る人、 躊躇する人、 諦める人。

判断は当然人それぞれですが、間違いなく言えるのは、踏み切った人はパラダイスを手に入れ、ヌクヌクと生活しています。

そりゃあ、お金のこともあるでしょう。本当に暖かくなるのか不安もあるでしょう。

せっかくだから新築する、という所まで勇気あるジャンプ(ダイビング?)する方も。

いずれにせよ、断熱&暖房改修をして後悔している人はいないと感じています。

なかなか普及しない理由は、費用対効果があまり感じられない、ということが最も多いそうですが、 いつまでもすり減ったタイヤで、燃費の悪いエンジンで、エアコンもない、故障箇所多数で危険な車に乗り続ける理由があるでしょうか。

我々工事を担う側にも問題があるかもしれません。

リフォームは「あけてみないと分からない」ということで、見積りを少し高く設定して提出する傾向があるように思います。

私自身もそうした時期がありました。

各項目に安全率を見込んで、ストレートもカーブもフォークボールも待つ構え。 これは結果的に三振に終わるパターンです。

気持ちは分かりますが、入念な事前調査と想像力により、狙い球を絞ってバッターボックスに入らないと、プロとはいえません。

お客さん側も勇気を振り絞るのですから、こちらも知恵を絞って勇気をださないと。

コーキングレスで、30年もの間メンテナンスレスだとの武器で勝負している樹脂サイディング。

ブルーのそれは5年で若干の変色が見られます。

それでも白く粉を吹くほどでもなく、新品と比較しなければ変色は感じられません。

変色の程度はベージュとかアイボリーの方がどうやらなさそうです。

変形その他不具合は発見できず、樹脂サイディングを仕上げとする断熱レイヤー(重ね着)工法はうまくいっていると言えます。  

2019.12.21 Reborn塩原    

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