築31年住宅インスペクション—、@飯山市。
北信濃の気持ちのいい、ひろ~い青空。
あたりでは農作業が始まりました。例年よりも半月ほど早いそうです。
2~3mほどの積雪がある豪雪地ですが、今年は1mもいかなかったそうで、こんなに楽だった年はないそうです。
それでもまだタイヤ交換をするには早いか。
この地域では、昔から片流れ屋根の家が多いのが特徴です。
敷地にゆとりがある場合、屋根勾配を5寸以上として落雪させます。
”落ちた雪を効率よく片付ける・飛ばす・溶かす”
建物の配置計画、屋根の形状、玄関位置、車を降りて家の中にどう入るかなど、 設計思考はもっぱら冬をいかに楽して過ごすかに終始します。
周囲を見渡しても片流れ屋根が多く、外壁は金属サイディングの家ばかりです。
片流れ屋根は気をつけないと漏水リスクが高くなる部位があります。
この家にもありました。
昨日少し雨が降った様子ですが、早速雨漏りしています。
破風(はふ)が壁に向かって突き刺さるようなパターン。
軒裏=ケイカル板が濡れています。
寒い時期であれば凍ってしまうはず。
はしごを用いて近くで検分しましたが、過去に幾度となくコーキングで補修をした痕跡がありました。
でも全然解決できてないですよ!
ガルバリウム鋼板屋根、30年ノーメンテナンスの様子。
錆びがある列と無い列があるのはいったい何故なのでしょうか?
不思議です・・・。(誰か教えてください)
ひょっとしてここだけステンレス?
ここまで錆びが深いと、葺き替えも考えなくてはなりません・・・汗
なぜか2種類の断熱材を用いてらっしゃいました。
理由は定かではありません。
こちらもやはり”あ~あ”状態。
雪国特有ではありますが、基礎がめちゃくちゃ高い!
これだと断熱材やり替えるの楽だなー(*^。^*)
さらに小屋裏へ—。
何故なのかまったく分かりませんが、ここに入ったらとたんにカレーが食べたくなりました(笑)
そして善行寺回向柱を思わせる柱が横たわっています。
これほどまでに大きな御幣は初めてです!
むかしむかし、大工の棟梁になるためには、まず書道を習ったそうです。
2020.4.11 Reborn塩原
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