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近頃お寄せいただいたご質問にお答えします

2014.07.17

Q.経営に行き詰った? もしかして吸収合併なの?

これまで皆さまのお宅のメンテナンスや点検をはじめ、住宅の新築やリフォームの営業、設計と工事管理をたった一人で行ってゆくことは、時間的に大変苦心して参りました。いい病院には良い医師と良い看護士さんがいるように、業務をきちんとサポートしてもらえる人材をずっと探してきました。しかし夢や理念を共にし、業務を任せられる技術者とはタイミング的になかなか巡り合うことは出来ませんでした。私は、自身を根っからの技術者タイプだと自負しておりますので、設計を外注に出すことはこれまで全くできませんでしたし、今後もするつもりはありません。また、自分のやり方や設計意図を理解してもらえる職人さんにしか工事もお願いできません。自由設計の木造住宅の設計というのは、個人の感性や経験に頼る比率がものすごく大きいんです。挑戦したいことやアイデアがあっても、なかなか具体的に形にできないもどかしさも募ってゆきました。

個人事業とはいえ、当然経営や経理もしなければなりませんでしたが、これまで経営の経験は全くありませんでしたから、経営者が集まる会に参加して情報を得たりお酒を飲んだり、本から知識を得たり勉強会やセミナーに出てみたり・・・。それはそれとして、とても勉強にはなりましたが時間的に際限のない設計実務と経営の両立は想像以上に大変でした。 その傍ら、新築やリフォームのご相談やお見積りのご依頼を、皆様より数多くいただくようになって参りました。大変にありがたいことなのですが、電話になかなか出られない、提案書を出すのに大変待たせてしまう、すぐに行動を起こせない、予定を変更できない、体調が悪くても代わりがいない、もっと深く検討したい案件があってもなかなか時間をつくれない・・・。「このままではお客様にご迷惑をかけることにいつかなってしまう」、そんな焦りに似た思いも大きくなってゆきました。 また、住み継がれる住宅や別荘のあり方についても考える機会が増えました。訪問先で見る、新築当時は幼児だったお子さんがもう社会人になっていたりと、いつしか自分がいなくなった後のことも考えなくてはならないなぁと思うようにもなりました。 緊急性のあることに迅速に対応したい、自分の考えや蓄えたノウハウをもっと多くの人に伝え提供したい、建築のことをもっともっと勉強したい、お客様には長期に渡って安心してお暮しいただけるようにしなければならない、実務や現場に多くの時間を注ぎたい、そんな思いが組織化そして法人化につながりました。決して経営に窮した訳ではありません!  

Q.しおはら住宅デザイン設計は、当然続けるんでしょ?

いいえ、廃します。現在進行中のプロジェクトが終了し次第、廃業届を提出します。これまでしおはら住宅デザイン設計の事業のすべては株式会社Rebornで継承します。私自身は社員として雇用されます。 Rebornのホームページも現在製作中で、7月末までには公開予定です。プロも参考にしていると噂の、現場の様子を公開した記事やブログも更新頻度をより上げてゆきたい考えです。  

Q.坂田君ってどんな人? また騙されちゃうんじゃないのぉ~?

彼との出会いは約20年前に遡ります。第一印象は「ニヒルな笑みを浮かべるおにいちゃん」 長野ログハウス建築設計の主な木材の仕入れ先は、彼の父親が代表である坂田木材(株)でした。ですから僕らの間で彼は「坂田ジュニア」と呼んでいました(笑)。実は、長野ログハウスでお家を建てていただいたほとんどのお宅に、坂田木材さんの材木が使われています。長野ログハウスが倒産するまでそして現在も、お付き合いは続いています。 坂田君も私と同じ年に坂田木材に入社していますが、業務上のやりとりはほとんど坂田社長(当時は専務)。坂田君は長野商業高校野球部のコーチ→監督で忙しく、業務上は直接連絡を取り合う関係ではありませんでした。長商野球部はけっこう強豪校で、2000年春の甲子園大会の出場を果たしています。プロ野球で活躍中のオリックス金子千尋選手は当時の教え子で、よく彼の裏話を僕に話してくれます。その後、長商野球部を退任、現在は坂田木材の専務として同社の経営を切り盛りしています。 67年続く長野市松代の老舗材木屋坂田木材の御曹司ですから、その血筋、知名度、経営感覚、どれをとっても私以上に代表としてふさわしい素性が彼にあると感じています。逆に建築士としてのノウハウや経験は私の方が多く持ち合わせています。断熱や耐震を予算内に最大限盛り込んだ既存木造住宅の再生工事は私の真骨頂です。自分で言うのもなんですが、誰でもすぐに真似が出来るものではないと思います。この分野は社会的にもまだ未成熟で各社手さぐりなのが現実なのです。 設計と現場、そしてコスト。今後はこれらをトータルで提案、実行できる技術者としての腕をより磨いていきたいと思います。私自身、二人が一緒になって会社を興すことによって、どんな化学反応が起こるのかとても楽しみにしています。  

Q.リボーンっていうくらいだから、お気軽リフォーム会社になるってわけね?

新築工事はもちろんやりますが、私共以外の会社でできる仕様の新築木造住宅はもう控えたいと思います。耐震性能はもちろんですが、現行の基準を大幅に上回る断熱性能にこだわった木造住宅のみ請負う考えです。 具体的には、年間の全館暖房エネルギーが1坪あたり灯油換算で10リットル程度で済むような超省エネ性能を持たせ、これまで以上に信州産木材をはじめとする自然素材を出来るだけ採用したい考えです。  

Q.ちょっとあんた、もう面倒見てくれないわけ?

もちろん対応致します。何なりとお気軽にご相談下さい。点検作業やメンテナンスを私自らが行うこともありますし、出来れば専門の部署を構え人員を整備していきたいと考えております。 これまではなかなか時間がなく、当方からの定期的なご案内が不十分であったと反省しております。自動車同様、建物には定期的な点検が欠かせません。大きな劣化やトラブルに発展する前にプロの目で問題点がないかをチェックし、アドバイスして参ります。有償にはなりますが、今後も良心的な金額で対応して参る所存です。また、長野ログハウスは全国津々浦々で工事を地元の業者に協力いただいて参りましたので、信頼が出来る仲間が全国にいます。そうした仲間と連絡を密にして作業にあたってもらうことで交通費など経費面を節約して参りたいと考えております。また、ご自身でも点検作業をしていただけるような情報提供を積極的にホームページなどで行っていく考えです。併せてご活用下さい。  

Q.不動産やるって聞いたんだけど、ひょっとしてあやしい会社なの?

ご事情で「別荘(住宅)を売却したいんだけど」というようなご相談をいただく機会が増えてきました。これまで300棟近い新築住宅や別荘を担当して来ましたので必然といえばそうなのですが、任意売却や中古物件の購入に関する客観的なアドバイスや不動産業者の紹介をしております。 現時点では宅地建物取引業者として登録はしておりませんが、建物の劣化状況の診断(専門用語で「インスペクション」といいます)をする資格を二人とも持ち合わせておりますので、いずれは登録したいと考えております。不動産業者とのタイアップやご紹介にも応じておりますので、建物や土地に関するご相談がございましたらご遠慮なくお申し付け下さい。  

Q.最近やけに太ってきたみたいだけど、インターネット販売で儲かってんの?

全国の薪ストーブ愛好家からご好評をいただいている薪小屋キット(商品名:グリーンラック)や薪(まき)の販売を中心としたWEBショップがリニューアルオープンします。木製のタイヤ置き場や駐輪場、1畳~6畳ほどの木製物置などをラインナップに加える予定でおります。また、手作り雑貨や木工品などもアイテムに加えていこうと考えており現在商品を募集中です。皆様が趣味の延長で製作しているものや、すでに商品化してはいるが販路がないものなどございましたらお気軽にご相談いただければ幸いです。   ※その他ご質問や疑問点がございましたら直接お問い合わせくださいませ。今後共何卒よろしくお願い申し上げます。

株式会社Reborn 塩原真貴

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