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こたつは日本にしかないのか?

2017.02.23

クイズです。 ニッポン47都道府県の家庭で、こたつの所有率が低い順に3つ挙げてください! ラジオでやっていました。 第3位は東京都。エアコン所有率がダントツらしい・・・。 第2位は沖縄県の30%。 では第1位は・・・? なんと!、というべきか、 やっぱり!、というべきか、 答えは~北海道!! 所有率約20%だそうです( ゚Д゚) 我が家にもこたつはありません。 大好きなリビングでのうたた寝は、長ざぶ+人体+長ざぶのハンバーガー形式です。   決してこたつを否定しているのではありません。 ここ信州ではほとんどの家にこたつがあるでしょうし、それが当たり前だと思って、 大学進学で千葉県に移り住んだ時も、当然こたつを背中にしょって持ってゆきました。 最初に住んだ6帖1Kのアパートに、こたつを設置しましたが、あまりの面積占有率で、掃除もしにくく、こたつ布団はいつの日か無くならざるを得ませんでした。 今思えば、わたしにとって、あの時が親離れであり、”こたつ離れ”、だったのかもしれません。 以来こたつに入るのはお客さんの家のみとなっています。   Exif_JPEG_PICTUREそういえば、またしてもラジオで聞いた話なのですが(ドンダケラジオキイテルッチュウネン!) 車のセールスマンが家庭訪問。当然マイカー買い替えもうそろそろだかんな攻撃です。 セールスマンを正面に、夫婦よこ並びで話を聞いていました。 奥さんは、まだ乗れるし、と買い替える気はさらさらありません。 しかしご主人はみるみるうちに巧みなセールストークに巻き込まれてゆきます。 あぁ~もおぉ~ と思った奥さんはこたつの中でご主人の足を蹴り、 ちょっともお~、なに口車にのってんのよお~ と気持ちを込めて数回蹴っ飛ばしたそうです。   動じないご主人はさらに買う気満々です。 奥さんはさらに力を込めて、でも顔は笑顔でその商談の行く末を見守っていたのでした。   結局、ご主人は意を決して申込書に調印。   そうです、そうなんです。賢い読者の皆様は、オチが分かったことでしょう。   こたつの下の壮絶な攻撃に微動だにせずについに耐え、表情ひとつ変えなかったセールスマン。 まさに企業戦士の鏡(笑)。 彼のふくらはぎなどは、ひょっとしたらアザだらけになっていたのかもしれません。   そしていつか、いつの日か、私もお客さんの家で住宅の燃費性能なんかを説明している際、 足をばちんばちんと蹴られるのかもしれません。 むしろ蹴られてみたい!   そのときは、痛いとも言わず、淡々と説明を続け、笑顔で面談を終えなければなりません。 古来より、日本のこたつは暖房用にとどまらず、 ダイニングテーブルであり、 ヨーグルトの発酵を促進する温室であり、 手袋やブーツを乾かす乾燥機であり、 人によってはドライヤーであり(笑)、 天板の下に万札を挟んでおけばアイロンの役割も兼ね、 それはそれは見事な活躍っぷりでした。   そういえば、ばあちゃんたちは「おこたつ」、って「お」をつけてたなあ。 2017.2.23 Reborn塩原(毒度0)  

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