築50年か!?のお家を調査
2015.12.13
暖かい1日でした。 急激に寒くなったり、暖かくなったりと体調崩しやすくなりますが、みなさんも十分注意してくださいね☆ さて、本日は中野市へインスペクションに行ってきました。 オクボっち辞典によるとインスペクションとは・・・ 住宅診断のことで、第三者的な立場から住宅の劣化状況・欠陥の有無・改修すべき箇所やその時期・費用などを見極めアドバイスすること。 定期点検をさらに細かくお家について調べることですね。しかも、だいたいは老朽化が進んでいて建替えたいとお施主さんが思う家が対象となってきます、自然と。 築50年ぐらいのB様邸。この辺りは水害が多く今も堤防の工事が行われていました。 私は、スリムな体型なため床下へ。さあやっとシロアリにであえるか!?はたまた、シロヘビさんとにらめっこになるのかヒヤヒヤしながら潜入です。 早速珍しいものが。地面に敷いてあるものは炭です。冷蔵庫などにも脱臭炭などありますが除湿効果があります。以前水害にあった際に敷かれたとか。 どんどん奥へ入っていきます。キッチンの床には発砲系の断熱材がありましたが 他の箇所は残念ながら何も施工されていない状態。また隙間も多くこれでは暖かくなるわけがありません。 構造には目立った損傷や腐朽などはなかったですが、基礎のひび割れも大きいところでは6mmもあり、耐震性もとても心配です。 そして築年数がたっている基礎はとても低いです。このお家もあって20cm程度。この写真を見ていただければ狭さが伝わってくるはずです。 基礎を見ただけですがリフォームにするか、立て替えたほうがいいのか・・・ 結構な量をやり直す必要がある場合は費用もその分掛かるので、新築にしたほうがいいのか。 ですが、今まで住んできたお家を取り壊すと言う事も勇気がいることであります。 状況をしっかりとお伝えして、今出来る有効な手立てを提案する。 見た目だけのリフォームではなく家の芯から改築しなければいけない時代になってきていますね。 おおくぼ