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まずは資金計画。それから楽しみましょう!

2015.07.23

髪を切ってきました!さっぱりしました! 長女が臨海学校に行きました!今日は雨で残念!! お盆が間近です!ここはぐいっと行きたいものです! 塩原です。 1週間ぶりの登場です。 そう、このブログを毎日のようにご覧いただいている方はすでにお気づきだと思うのですが、 わたくし塩原が執筆する日は、大久保クンがお休みです。 今日は合コンとやらで(^J^) 明日どんな顔つきで出社してくるか楽しみたのしみ・・・^^   さて今日は、建物の計画と資金計画について私の考え方を。 最近ニュースでも盛んに取り上げられている、2020東京オリンピックに向けた施設建設費にかかるカネの問題。 某有名建築家のデザイン・監修料は13億とも。すでにそれは支払われているとのこと。 そして設計当時の見積もり金額を大幅に超える現在の見積もり金額。 出所のないずさんな資金計画。 コンペで選出された計画案は白紙に。 すでに工事は始まろうと解体工事も進み、建設準備でおおわらわ、のはずですが、非常にやばいと思います。 他人事とはいえ、皆さんも「ひょっとしたらオリンピックに間に合わない!?」、とか 「安藤忠雄さんがかわいそう」、とか、何かしら思っていることでしょう。   でもこれ、実は今に始まったことではありません。 私たちがかかわっている住宅だって、金額の大小はあれど、似たようなことが往々にしてあるんです。   お客さまの要望を聞きプランニングをし、数度の変更を重ねながらようやく基本プランが完成! 「ふ~、やっと希望にだいたい沿った間取りができたぞ」 と安心したのもつかの間。 見積書をみてびっくり! 「ごごご、ごひゃくまんえんオーバー!??」   計画の一番初めは資金計画です。 その予算に収まるように計画するのも設計の重要な要素ですよね。 各会社、それなりに経験や実績を積んで、分析ができていれば、建物の大きさや形、面積なんかでおおよその金額は把握できるはず。 それを切り出すことなく、お客さんの希望をあれこれ聞いていればそりゃオーバーするに決まっています。   「オーバーした金額でも、最終的にお客さんが折れてくれる(埋蔵金がでてくるはず)」 そんな駆け引きは人間関係を決して信頼に満ち溢れた状況にするわけがありません。 新築、リフォームに限らず、すべての取引は信頼が第一です。   もう100億とか1000億とかの単位になると、かなりどんぶりになっちゃうのは正直わかります。 でもその裏にはなにか別の世界があるような気がしてなりません。   とにかくもう一度述べます。 希望にできるだけ近い建物を、できるだけ最短時間・最短労力で計画したいならば、 ますは資金計画、さらに将来のライフシミュレーションです。 現在生活費はどのくらい毎月かかっているのか、そして住宅ローンは毎月いくらで何年かかって返すのか。   それらがはっきり見えていなくて、家の設計はできません。   そして忘れがちな、建物の維持管理費。 これも毎月1万~2万くらいは積み立ててゆき、設備更新や数十年後の大規模リフォームに備えてゆきたい。 メンテナンス費用があまりかからない素材や工法の仕様にするのかしないのかもまた資金計画ははっきりしていなければ判断できないのです。 10年後、20年後、50年後をいかにイメージできているか。いい建物とはそういうものだと思います。   Rebornでは中立性を重視して、第三者のライフプランナーを紹介しています。 工務店の人、銀行の人、保険関係の人。 なかなか将来を見越した適切なアドバイスをしてくれる人、残念ながらそうは沢山いません。 私も正直できません。   東京オリンピックは、いったいだれが資金計画をすべきなんでしょうか?  

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