31坪規格プランにアレンジを加えました。ポーチ下屋を拡大し、玄関の位置・向きを変更。
玄関ポーチはウッドデッキです。外壁ウエスタンレッドシーダー(べいすぎ)、国産すぎの軒天井で山小屋のような雰囲気。
玄関周りは無垢の木一色です。味わいが増す無垢の木はやっぱりいいですね('ω')ノ
マリンランプは奥さんの好みでどうしても1か所つけたかったそう。
ポーチは一般的にタイルの場合が多いのですが、ウッドデッキのポーチはかえってお掃除が楽かもしれませんね。
規格PLANでhは標準のバルコニー(ベランダ)をなくし、造作の庇で水平ラインを強調しています。
窓はトリプルシャノンⅡx。リビングの大きな窓だけ「ESクリア」という日射取得型のガラスです。
夏はすだれや日除けシートを貼って、日射の遮蔽を行ってください。
玄関ホールを横長に4帖とり、あえて隠すことなく可動する棚板を並べました。
どうしても欲しかったご主人希望の「土間収納」は規格PLANをアレンジして実現。
自転車も入れられるほど広いスペースです。
玄関ドアの内側はチーク材の凸凹パネル。もちろん無垢材です。間接照明でしっくい勾配天井を照らしています。
玄関には「ネコヤナギ」とサンプル記載があるPS社製のパネルヒーター。暖房器具としてのパネルヒーターの露出を嫌がる方もいますが、インテリアにもなるんですよ。
土間床には60cm角の大きなサイズのタイルを貼っています。無垢の木と無機質感の組み合わせは最強か。
幅約3mの大きな引違い窓が印象的。31坪とは思えないほどの開放感です。
1階は北海道産の乱尺・巾広(2cm)のナラ材。国産の広葉樹フローリングは希少品です。
LDの一部は2階ホール床をすのこ状にして、冷暖房効果を高める工夫をしています。
「オサイセンバコみた~い」とは完成見学会に来場した少年の一言(笑)
暖房は、北海道に本社があるPS社製の温水パネルヒーター。輻射式の暖房は、心地よいあたたかさでほんと快適です。
キッチン&カップボードは既成品(Panasonicラクシーナ)を採用。造作品だと金額は倍になりますが、30年後には更新も必要となるので割り切った選定。
棚スペースはアレンジ可能。お客様のご要望で造作します。今回は扉付きの可動棚付き収納+カウンター&吊り棚。
ダイニングスペースよりリビングTV台と6帖個室方向を見る。
化粧梁は規格PLANの定番ですが、梁間はしっくい塗装としています。
1階の個室6帖(収納なし)。畳の床として、4.5帖和室+押入+床の間とするのが標準ですが、最近はフローリングの洋間にすることが多くなっています。
個室ですから、2本引込式引き戸で仕切ることも可能です。
テレビ台を浮かせています。ルンバがお掃除しやすいように。
リモコン類を1か所にまとめています。Rebornでは定番の樹種おまかせニッチ(壁面に埋め込みの凹たな)
TOTOのユニットバス=サザナ。窓はありません。部品点数を極力減らし清掃性を追求。
LIXIL洗面化粧台とPタイルフロア。シンプルで使い勝手が良さそう。高窓はよこすべり窓で開閉可能。
洗面脱衣室全景。ブルーカラーのバスタオル掛けを兼ねたパネルヒーターが目をひきます。収納力抜群、こちらも可動式の棚板。
便器は定番Panasonicのアラウーノ。床はコルクタイル。
コンパクトな手洗い器+安価な自動水栓。お施主様がインターネットで探してきました。
階段下にルンバの寝室入口を設けました。
2階へ上がるとホールというか、もはやフリースペース。洗濯物はこちらで干します。冷房用の壁掛けエアコンがこの画像の後ろに存在していて、全館冷房のチャンバーとしての機能があります。突き当り窓の下はすのこ状の床に。
吹き抜けのような機能をもつすのこ床。大人がのっても大丈夫。窓下には当然コールドドラフト防止のパネルヒーター。
東に位置する寝室(6帖)。規格PLANの標準は化粧梁あらわしですが、天井高さを2.2m打ち上げ天井です。しっくいは調湿性にすぐれた珪藻土をDIY左官仕上げにて。
寝室に隣接したウォークインクローゼット3帖。収納力があります。こちらも珪藻土DIY左官仕上げ。
ウォークインクローゼットの壁の一角にはDIY作業の思い出を残しています。
規格PLANには2階にもトイレを設けます。
お施主様がDIYでこのドア用小窓をつくりました。
子ども部屋は当初10.5帖でワンルーム。将来は、2部屋に分ける予定です。
当面は家族全員でこの広い部屋を寝室で使うことになるんでしょうね。
部屋間換気扇(エアパスファン)。スイッチポッドでON-OFFリモート化。(Bluetoothにより)効果の程は1年後にわかります。
この家ではそのほとんどの窓がドレーキップです。網戸が外側についているので、虫嫌いの方には特におすすめ。
ドレーキップ窓は開き方がツーウエイです。ガラスの清掃も容易ですね。
階段にある壁掛けルームエアコン1台で全館冷房を実現したい。
キッチンよりリビング方向を見る。
化粧梁の連続性が印象的なLDK
玄関ドアの外面にはカバサクラW120㎜無垢フローリングを貼っている。
目地なししっくい外壁はスイス漆喰=カルクファサードという商品。Rebornでは定番の外壁材でクラックも多少は出ることがあるが、耐久性に最もす優れていると感じています。
左官の壁は夜がいい◎ 自分の家の外観にウットリできるのがRebornの住宅。
鉄筋組と基礎外周の型枠組み。この状態で必ず検査を行う。
ベタ基礎が完成。1週間ほどの養生期間を経て、この上に木造の骨組みを組み立てる。
建て方作業風景。複数名の大工が協力して一気に骨組みをしてゆく。
建て方:2階の床下地になる厚い合板(ネダレス合板)を貼ってゆき、同時に作業床として安全性を確保。耐震上もたいへん有効です。
小屋(2階の天井にあたる部分)にも厚い合板を貼り、耐震性を高めつつ、安全な作業床としています。
朝8時から開始し、15時にはご覧の形に。
筋交い金物、柱頭柱脚金物。 正しい位置に正しく施工されているか?こうして記録も残します。
窓廻りは雨漏りや隙間風などのリスクが最も高い箇所です。Rebornでは外壁付加断熱は標準仕様です。
付加断熱材を施工する直前の外壁。KMブラケットが設置されています。
外壁付加断熱を終え、透湿防湿シート(タイベックシルバー)が張られ、通気胴部を施工している状態です。
通気胴縁の上に、左官下地となるラス下(らすした)とよばれる木材を打ちます。
窓は将来的に交換されるべき部材です。Rebornではできるだけ窓交換を容易にする工夫がなされています。
南面の造作ひさしの下地施工状況。外壁の通気が途切れないよう、通気胴部施工後につくっています。
ポーチ屋根を大きくとり、玄関ポーチだけの機能だけではなく屋根付きの駐輪場としています。
トリプルシャノンⅡxの樹脂サッシが取り付けを終え、付加断熱用の窓廻りの木下地をとりつけようとしている場面。
専門業者により充填断熱工事を行っている場面。高性能グラスウール16K品105㎜厚を一枚一枚丁寧にカットして柱間を埋めてゆきます。
シートに包まれていない裸の状態である高性能グラスウールを詰め、最後に全面防湿・気密シートを貼ります。
勾配天井部分には通気層を確保するため「通気くん」なるコの字型段ボール通気部材を入れてから断熱します。
天井には吹込みグラスウール18K300㎜を吹き込み施工しています。
ユニットバスの下は、先にスタイロフォーム断熱材で基礎断熱(内側)を施工します。配管貫通部分には発泡ウレタンをあらかじめ充填します。
充填断熱と防湿気密シート張りの作業が完了しました。
今回も、お施主様によりDIY内装がはじまります。粉末の珪藻土に水を足して攪拌している場面。
屋根材は定番のディプロマット。エバーグリーン色
太陽光発電パネル6.0KWをのせました。Qセルズ(=ドイツ製)は寒冷地での発電効率がよいとの評。