
梅雨のような秋ですな。深夜度々訪れる西友(スーパー)の窓は、逆転結露でガラスの外面が水滴だらけでした。
「ホント好きだよね~」と妻からあきれ顔で言われることしばしば、実はわたくし、スナック菓子大好きなの。
特に豆系ね、マメケイ。
今年は千葉豪雨で落花生に相当ダメージが考えられる。今のうちに買いだめておくとしよう。
信州は9月に入って急に涼しくなり、気のせいかな、運転ままならぬ県外ナンバー車が多い気がする。
「わ」や「れ」の窓越しには異国の方々。もうウインタースポーツに向けて移動してきているのか?
ちゃんとキープレフト順守していただき、こっちに寄ってこないでください。
運転中携帯いじるのやめてもらえますか。前向いて運転してもらえますか。
車中で「OH No! プリーズ・キープレフト!」と叫ぶことが多い今日この頃です。
─さて、最近中古住宅がどうやら活況のようです。
私も中古買取再販事業の一環で中古住宅を探している一人ですが、新築注文住宅があまりにも高価で手が出ない域に達しているからなのでしょう、ここ地方都市長野でも”中古+リノベ”を最適解と考えてる若者夫婦が増えているんだと思います。
ただ、中古住宅と一言で言ってもピンキリで、その建物の状態が分かる人というのは不動産屋や建築関係者でもかなり少数なのではないかと思います。
ましてや「断熱」のことなどは、インスペクションの必須調査項目ではないので、かなりいい加減に扱われています。
パッと見よさそうに見えても、床には断熱材がゼロで、冬は床が氷のようにつめたいだろうし、それを補う暖房エネルギー=灯油やガス、電気代は建物外観・内観では分かるはずもなく。
一昨年より新築住宅において省エネ性能が義務化されたのはいいとして、今後はインスペクションのガイドラインにも省エネ性能=断熱材や窓性能の程度を調査必須とするべきだと思いますがいかがでしょうか。

本日も簡易インスペクションで床下に潜りました。
断熱材が根太間に入ってはいますが、厚さは30㎜で、脱落していたり床材との間に隙間があったりと、
これでは暖かい暮らしをするには相当な暖房費がかかるだろうな~と思います。
インスペクションは、主として中古住宅の流通を円滑に行うための情報開示を行うのが目的です。
これまでは劣化事象や耐震性の有無に対する調査項目のみでしたが、もう1段階ステップアップし、省エネ性能=特に断熱材の有無や施工の程度なども調査報告を義務化してはどうでしょうか、国交省さん。

夏の小屋裏に入って調査するのは、ものすごく辛い。全身をクネクネささて床下全域を匍匐前進して徘徊するのはもっとキツイ。
タイヘンだけど誰かがやらなきゃその家どうなってんのか誰もわかんないじゃんかっ!
インスペクションはいわば健康診断・人間ドッグのようなものであるから、松竹梅とランクを分けて、調査する項目メニューを増やすのはもちろんウエルカムですが、現行制度のままだと胃カメラやレントゲン検査、心電図などは全く行われない診断でその人の健康状態を計るようなものです。
まあ、実際には建築業界の人手不足もあって、そこまで調査しきれないという事情もありそうですが、正確な調査ができないと、良いリノベーション計画もできないのではないでしょうか。
中古を買ってそのまま住むことは稀だと思います。
劣化しているところや不具合を直しつつ、水廻り機器を入替えすることがもはや前提になっているでしょうし、これだけ省エネだ創エネだと叫んでいる世の中ですから、断熱や耐震リフォーム計画の参考となるような調査項目とすべきです。
今日内覧した中古住宅はすでに他の方がインスペクションが行われている物件でした。
事前にインスペクション調査報告書を一読して内覧に臨みましたが、その報告書だけでは購入してもいいのか一般の方には到底判断できないものでした。
地価の公示価格や取引事例を参考に、土地代はおおよその見当がつきます。
それを差し引くとその中古住宅そのものの価値(価格)が分かるわけですが、今回の物件は築30年で1000万ほどになります。固定資産税価格としてはゼロ円の取り扱いではありますが、中古市場では車同様、その程度や前オーナーの愛し方で当然に価値が変わるものです。相当程度がいいものだと期待を胸に訪問したわけですが、ザンネン!
30年前のその時は標準的なつくりだったとしても、今や全くもって不十分な断熱・気密レベル。
ということは、今新築を建てる人はそこそのの塩梅で建てても、30年後にはチープなものになっていて、相続人には重荷でしかないものになる可能性大です。
これから新築住宅を建てる人・中古をリノベする人は、最低でも断熱等級6レベルに。気密性能はC=1.0以下に。
耐震評点は1.25以上にすべきだと思います。
買って、暮らしてみてはじめてその家の「住みごごち」が分かるような調査は意味がありません。
今後は空き家がじゃんじゃん増えてくることでしょう。現在でも供給過多になっている住宅ですから、買う人の眼はシビアに、本当の価値を知ったうえでないと納得しません。
正確かつ公平な調査を行い、売り手は正しい値付けができ、買い手はその価格で納得して購入する。
そういう市場にならなくてはいけないと思うので、残りの人生はその辺りに注力してゆこうと考えております。
