
台風一過で一気に秋へと向かいだしました。
米や果物の収獲、お祭り、紅葉・・・etc.
信州の秋はせわしなく、多彩で心躍ります。
夜寝るとき、ようやく冷房をOFFにするようになりました。
この頃は子供のころのようにカエルの声を聞きながら眠ることはなくなり、
半月遅れではありますがスズムシやコオロギの声が染み込む布団に転がり込みます。
地方ならではのこのシアワセ。10/20頃までの短い秋を愉しみたいと思います。
天候が心配された御代田町・O邸の建て方工事が今週行われました。
長野市・千曲市から大工さん10名が終結!朝8:00スタートですから、みなさんおそらく6時ごろ家を出てくるんだと思います。完全夜型のわたくし塩原も、この日ばかりは早起きして現場に向かい、ゴミ拾いや片付け、休憩場所の設営、なにか不明点が出たときの対応、弁当用意など雑務をしながら現場の進行を見守ります。

開始から1時間。
午前9:00には1階部分の組み上げが終了しました。
今回の現場は森(?林?)の中です。台風が近づく中でしたが、風の影響もなく気温も23℃くらいでイイ感じ。
11時には無事上棟し、お昼の段階で垂木(たるき)と呼ばれる屋根の骨組みまですすみました。
建物の形がシンプルであること、事前に親方大工の小山さんがありとあらゆる材の事前加工をしてくれていたので、現場ではパタパタ組んでゆくだけの状態に。
雨が降ってきたので午後3時にはシート養生して終了!
完璧な段取りでした。

翌日は大雨で筋交いや構造金物の取付。
満を持して上棟の翌々日より屋根工事がスタート。
ホワイトシートを剥がしてルーフィング施工。
5寸勾配の切妻屋根はディプロマット仕上げです。
屋根材葺きに先行して煙突貫通部分の部材取付で、マキメンこと薪ストーブメンテナンスの・小野沢さんが登場。
こういう画像ショットはほとんど世の中に出回っていないハズです。煙突ってこんな風に取りついてるんですよ~。
大工さんらは次、壁の下地や床の下地に。木をカットする丸鋸の音、釘止めをするエアガンの鉄砲音が森に響きわたります。
オール板壁仕上げで納屋風のデザイン。
デッキテラスがめちゃんこ広く、敷地内にある樹にツリーハウスもつくるとか!?。