微量ですがスギ花粉を鼻で感じます。
一気に気温が上がった今週、ついにまたこの季節が始まったのかと恐れをなしてマスクを着用しています。
春から大学進学で家を出る次女が引っ越し準備をしています。
荷物を仕分け、リビングに段ボールが詰まれています。
日ごとに積みあがっていってます。
いよいよ来月から夫婦二人だけの生活になります・・・。
結婚生活22年(だったかや?)、家族にあまり関われなかったと反省する、
あまりにもアっという間の塩原家子育て物語が終わろうとしています。
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こちらも急ピッチで進められている長野市リノベ現場。
こちらは一人暮らしだった母の家=築55年の実家に、息子夫婦が同居をするという物語。
ウチニモイズレカエッテコイヨ
と、段ボールに入った荷物を横目に見ながら毎晩しんみり一人で晩酌しています。
耐震・断熱・水廻り・劣化対策のフルリノベ。
「できるだけ残せるものは残す」という方針で、新旧が混在する面白い様相を呈しています。
こちらは浴室タイル壁を残したランドリースペース。
そのまま今後も見せることまではしませんが、熱容量の大きい壁として、温度キープに役立ちます。
土壁下地+しっくい壁、繊維壁もそのまま壊さずそっと壁の中に隠れてもらいます。
エンジュの床柱はこのまま見せるかどうか、とても迷っています。
この家、基本的には高性能グラスウールによる外張り断熱。
もともとあった建物のまわりに、すっぽりぐるっと断熱材をくるむイメージです。
1年前、私は下記のようなメッセージを送り、
また、返信をいただきこのプロジェクトは動き出しました。
今も塩原の心の支えになっています。
(以下塩原より)
> 昨日はご来社いただきありがとうございました。
> 熟慮の上のご判断、同世代の一人として頭が下がります。
> 私は20年ほど前に、初めてリ・ボーン工事をしました。
> 松本市の実家です。(両親二人暮らしで当時父親は62歳)
>
> リノベをしたその年の正月休み。父に「お前はなかなかいい親孝行をしたな」と言われたのを思い出しました。
> 当時私は結婚したばかりの29歳でしたが、今思えばあの経験がその後Reborn設立への出発点だったのかもしれません。
> 親にはかないませんね。
以下Yさんより返信メッセージ———————————(原文そのまま)
リボーン(塩原さん)様には早めに足を運ぼうと思っていたのですが
敷居が高そうで一番最後になりました。すみません(ダメもとで行ってみようと嫁と会話して恐る恐る・・)
頭が下がるなんて、私は本当に大した人間ではございません。
何が正解かいまだにわかりませんが、決意の上ようやくお知らせの形でまとまりました。
決断力が低く優柔不断(よく言えば思慮深いとも言いますが)な部分がありますので、
2年間強 胃が痛くなるように悩みました。
嫁を取るか、実母を捨てる?か
新築にするか、実家を部分リフォームにするか それともリノベーションにするか。
はたまたタイミングは定年後にするか、言葉を選ばず言えば親が他界したタンミングにするか。
場所は実家の空き地(リンゴ畑)にするか、それともいっそマンション暮らしして○○家を絶縁するか。等
ただ思いとして 主(あるじ)として長男の立場として 私自身は皆が幸せになるように常に願いつつ
時間をかけて説得を重ねながら、もちろん嫁と実母の意見を第一に考えて軌道修正してまいりました。
更にこれからの生活、今後のお金のあり方(無駄なお金<税金(固定資産税等)・ランニング<光熱費等>>)を使わないようにしないとこれからはダメなんだよ。等)
をイメージのうえ2人に説明のうえようやく まとまったのが今回の結論なのです。
(嫁には本当に感謝していてさらに頭があがらなくなりました・・・)
リノベーションすると決定したしても、どこが相性がいいんだろうと悶々と会社様を検討してまいりました。
どこがいんだろう??こまったもんですね。我ながら (嫁はあきれて笑ってます)
塩原さんには正直期待しています。最終的にご縁があればよいなと・・・
いい家づくりをされる方だなとお会いする前からWEBをみながら思い、
お会いしてから ブログ、本、YOUTUBEを再確認して感じています
話しぶりからも 信念をもってお仕事されていることに少し感銘をうけました。
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最近仕事をしながらE.L.T.(Every Little Thing)をくりかえし聞いています。
あまりにも早い人生! Time goes by!
なぜゆえ昭和のおじさん達は古い曲ばかり聞くのでしょうか?
今日も現場ではおじさま大工さんがスマホ+現場用ラジオにBluetoothをつかって、1980年代をガンガンかけていました。
YouTube動画がアップされています。ぜひ新旧混在の様子をご覧ください!