昨日誕生日を迎えました(‘ω’)y
思えば野球に明け暮れた少年時代。
ギターとパチンコ・競馬・麦サワーに明け暮れた大学時代。
卒業後はケンチク一辺倒で「失われた30年」をずっと全力で駆け抜けてきた感があります。
28歳のとき妻と出会い、お付き合い期間3か月で結婚し、
38歳のとき勤務先工務店が倒産し一家離散の危機を迎えましたが結局独立開業するしか道はなく、
気づけばはや50歳。
20代社会人になったころ、10代野球をやっていたころをついこの間のように感じることもできますが、
人生とっくに折り返し地点を過ぎたわけで、残りの人生を、時間を、どう使うか、何をすべきか模索する今日この頃です。
Rebornを設立したのが10年前。
それまで培ってきた高断熱高気密住宅のノウハウと経験を活かして、耐震と断熱を同時改修し、
既存建物を会社名の文字通り”復活・再生する”事業を主軸とした工務店を目指しています。
おそらく「こういうことを今後はやってかなきゃいけない」と、自分自身をあらためて奮い立たせてくれる工事を5月から長野市松代町で行っています。
築47年の2階建て木造住宅の耐震・断熱同時改修。
インスペクションを行ったのは今年の1月の終わりだったか。
令和元年の台風水害によって床上30cmまで浸水したこの家は、復旧工事で一定のリフォームをおこなっていました。
畳をはぎ、床組みをはぎ、(全部ではありませんが)、水をくみ上げ乾燥させ、
床にスタイロフォーム+グラスウール断熱材を充填し、暖房に薪ストーブを導入し、
住人のKさんはYouTubeなどでそれなりの勉強をして、部分的な断熱改修工事=DIY断熱リフォームを実行。
根太間にはスタイロフォーム40㎜をはめ、大引間に袋入りグラスウール100㎜を。しかも透湿防水シートで落下防止を兼ね、ある程度気密性を高めるという涙ぐましい工事が実施してございました。
地面はプチプチシートで7割程度覆われており、そこそこ床下地面からの防湿措置をしてありました。
しかし窓はシングルガラスのアルミサッシで、壁は土壁のため無断熱。
天井裏にも袋入りグラスウール100㎜品を敷きならべましたが、やはり熱損失は莫大で、なかなか暖かい室内環境になりません。
普通の人だったら「まあこのくらいで」となるんですが、Kさんの実家はすぐ近くにあるのですがQ値=1.6前後のいわゆる高断熱高気密の家。当時はまだなかったUa値ですが、おそらくUa=0.45前後です。
おまけにPS製の温水パネルヒーターによる全館暖房で、何を隠そう塩原がまだ20代後半のころに現場管理を担当した家なのです。
そんな家で育ったダンネツっ子が、床と天井をまあまあ断熱した気密性能は全然足りない住宅で、満足に過ごせるわけはなく、せっかくDIYでそれなりに環境を整えたわけで、もったいない話ではありますが、全部位を思い切ってリノベしようとなったわけです。
事前に市の耐震診断も受けていて、評点は0.4。耐震・断熱の同時改修を目指したのです。
工事はまだはじまったばかりですが、築50年近くの木造2階建て瓦葺きの住宅をリボーンし、
平屋建て金属屋根葺き・Ua=0.26/C=0.5高断熱高気密・耐震等級3相当の住宅によみがえらせます。
長野市の耐震補強助成金と長野県による信州健康ゼロエネ住宅=断熱材や高性能サッシに助成&蓄電池補助金で、トータル200万円以上の補助金を活用させていただきます。
Rebornの今後10年、塩原の50歳台を占う節目の一棟になる予感。
今後塩原のブログを通じて、詳細にレポートしてゆきたいと思います。乞うご期待。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ブログを読んでいただきありがとうございます。
Rebornがつくりだす家→施工事例
動画も多数配信中→YouTube『Rebornチャンネル』
お客様の声→暮らしのことば
不動産サイト→不動産“腐”動産にしない!させない ‼」
Instagram毎日更新中→reborn_house_
適宜更新中です。ぜひ、こちらもご覧になってみてください。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~