信州はどうもカラ梅雨模様です。あまり雨が降りません。どうしたのでしょうか?
雨男を自認している私ですが、このところ現場作業日はことごとく晴れています。
体質改善ダイエットを始めたせいでしょうか?
先日10年点検をさせていただいた安曇野市A様邸。床下に潜って点検をしましたが、当時、ユニットバスの床下部分は基礎断熱がなされておらず、今さらなのかもしれませが、「浴槽のお湯が冷めにくい」、「洗い場の床が冷たいのを解消」、「浴室窓枠からの冷輻射を軽減」を提案させていただきました。
ここ床下はあくまで ”外” です。外気が常に採り入れられ出てゆく。
直射日光はあたりませんから、環境的にはトンネルのような感じです。
冬は氷点下までにはなりませんが、3~10℃程度の気温です。
氷点下にまでならないのは地熱が影響している関係です。
まず、基礎の部分をスタイロフォーム断熱材で覆ってゆきます。
ここではダウ化工のスタイロエース3種Bの厚さ50㎜をウレタンボンドを使って貼っていきます。
通常は畳の大きさ程度のものですが、床下点検口から資材をいれなくてはならないので、あらかじめ小さくカットしておきます。
基礎の部分の後、土間コンクリート床の部分にも隙間なくスタイロフォーム断熱材を敷込ます。
この時点で、この空間が、私自身の熱で暖かい、いや暑くなってきました。
汗が出てきました。 たまにお客さんも点検口から声をかけてくれます。
「お~い、生きてるかぁー?」
これで完成。約4時間程度かかりました。
お客さんが「これで今年の冬が楽しみだ」とおっしゃっていました。
塩原は汗だくです。
みなさんも冬、あの湯船の底が冷たいのは不快ですよね。
浴槽のお湯が冷めにくいということは当然省エネにつながります。
苦労は這ってでもしろ、ですね。
「なんかうちのユニットバスって寒いよね~」とお感じの方は、一度勇気をもって床下にもぐり、こんな風になっていないかチェックしてみてください。
状況にもよりますが、今回1坪タイプのユニットバスで¥30.000(材工共)で工事をさせていただきました。
新築の場合は、このようにあらかじめ断熱材で囲っておくようにしましょう。
また浴槽もウレタン断熱材を吹きつけた「断熱仕様タイプ」を選択し、風呂ふたも巻ふたではなく、断熱材が入ったタイプのものにしたいものです。
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