長野市街地は紅葉がピークです^^
アビーロードのような信号待ちからのワンショット。
暖色に彩られた街並みにうっとりするのは、歳をとったからでしょうか?
リンゴの横綱、「ふじ」も出荷が始まったとか。
いよいよ年末モード突入です。
リボーンの事務所でも、来年用のカレンダーや年賀状が届きあわただしくなってまいりました。
今年もあと6週間!
先週末は完成見学会があり、またOB宅を訪問する機会もあり、ちょっとエッチなサーモグラフィーを持参してゆきました。
見学会会場内も、OB様宅内も非常に暖かく、基本的に20℃が快適だという塩原にとっては、少し暑すぎる感じ。
気温20℃、窓ガラス表面温度18℃、外壁の壁面21℃、床表面温度20℃、天井表面温度21℃、そして湿度50%で気流がないこと、 体感温度ジャスト20℃!
そんな目標値を私自身は持っています(‘ω’)ノ
「おっ、持ってきましたね」 と、坂田木材のプリンス(笑)、内海たっちゃんです。
早速ポーズをとってくれました。 なんともかわゆいキャラクターです。
私が愛用するサーモグラフィーは、iPhoneに接続して使います。
いまはどうだかわかりませんがiphon”5”にしか接続できません。
だからこれからもひたすらこのスマフォを大事にしてゆくほかありません。
専用のアプリでは、こんな風に服を脱がせることができます(笑)
このショットではたっちゃんの脇腹が27.5℃と表示されていますが、画面上でたっちすると、後からでもその部分の表面温度が分かります。
こんな風に、服をどこまで脱がすかの調節もでき、非常にエッチなアプリになっております^^
こいつを持って世の中に出て、散歩しているようで、世の中の実態を調査をする、 そんなことだってできてしまいます。やってませんが。
見学会会場でおなじみの、 「断熱するとこんなにも違うのです模型」 こうしてサーモグラフィ―で見るとその違いがよ~く分かりますね。
断熱材はもう見えない。そしてちゃんと入っているのかどうかも施工した人以外は分からないんです。
左が断熱が効いた家の屋根。右が、断熱スカスカの家。
実際世の中にはこんなにもエネルギーロスの異なる家が混在して建っています。
天気がいいと、窓枠も温度が上がっています。
ペアガラス内側の表面も25.8℃に。
日射が当たっていないガラス表面温度は18~19℃になっていました。
この家の断熱材はセルローズファイバー120㎜で、壁の中に充填しています。
壁の中には45cmおきに柱が入っていますので、柱の位置はやや低温になっているのがわかります。
その差は0.7~1.0℃くらい。このムラをなくそうとすると、付加断熱することになります。
パネルヒーターは非常に単純な仕組みです。
ボイラーで沸き上げたお湯を鉄製の放熱器に通すだけです。湯たんぽと全く同じです。
この家では30℃の温水を送水していました。
30℃だともはやお湯とは呼ばないのかもしれません。
洗面脱衣室に設置されたタオル掛け兼用のパネルヒーター。
送水温度は40℃でしょうか。
40℃の温水はパネルヒーターの表面で熱を奪われ、38℃~36℃くらいに冷めてまたボイラーに戻ってゆきます。
そこでまた熱を補給され、このパネルか、はたまた違う場所のパネルか、終わりのない旅を冬じゅう続けているのです。
LED照明も32℃と立派に暖房として機能しています。
冷蔵庫をはじめテレビなど家電製品も結構な熱を家の中に供給しています。
そして人間も。
見学会会場にわっと人がたくさん入ってくると、1℃や2℃はすぐに気温が上がります。
実はスタッフさんがこそこそっと、仕方なく窓を開けて温度調整を図っています。
寒く、具合が悪くなりがちなトイレもご覧のように全く温度ムラがありません。
きっと暖房便座はOFFにしていることでしょう。
断熱性能を高め、輻射式の全館暖房を行うと、こんな環境が手に入ります。
ありがたいことですね。
吹抜けがあっても全く関係ありません。
むしろ家全体が均一な温度になりやすくなります。
2階の天井ですが、すじすじが全くありません。
高性能グラスウールブローイングが300mmの斜め天井です。
2階の天井は外壁の表面温度+1.0℃くらいがふつうです。
残る問題は加湿ですね。加湿器についてみなさんから質問をよく受けますので、近々にまた記事をアップしたいと思います。
2016.11.17 Reborn塩原(毒度0)
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