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定期点検は無償?有償?

2017.05.16|住まいの点検・メンテナンス
塩原真貴

ついこのあいだ引き渡しをしたなぁ、と思っていたら、もう3年!!(;´Д`)

松本市の店舗併用住宅(美容室)の定期点検に行ってきました。

この家の竣工直後に、それまで個人事業だったRebornの前身、「しおはら住宅デザイン設計」を法人化しました。

とゆうことは、Rebornも設立後3年が経つのですね。

ほんとうにあっという間でしたが、おかげさまで第3期を無事終えることができそうです。

そして、独立開業して早6年。この住宅建築の世界に入って26年(学生時代も入れてのことですが)。

関係者の皆さん、職人さんたち、諸先生・先輩の方々にあらためて御礼申し上げます。

外壁は左官塗り。

屋根はS瓦で、まさに南欧風といった様相。

店舗らしい、塩原設計士の風貌からはまったく予測できなかったという評価を当時いただいたと記憶しています(笑)

外観上はあまり変化はありません。

ただ、花壇や植栽、看板などエクステリアが充実してきたのでグっとくるものがあります。

外構は松本市のSOBO多田さんが担当。お元気でしょうか?もう3年くらい会っていないのかもしれません。

あのお方の、くしゃくしゃっと笑うその関西的笑顔に当時はけっこう癒されてました(笑)

「外部は特に問題なし、と・・・。」 

ちょっと気になってしまうのが、建物基礎沿いにつくられた花壇。

「う~ん・・・」

まあ、アリなんですが、シロアリがちょっと心配。

常日頃から注意してみててもらわないといけません。

本当は、10cmでも基礎から離してレンガを積んでもらい、建物と花壇は分離した方がよい。

まあ、そのあたり、どこまでシビアにやるのかは難しい判断ですね。

ここだけ危険、というわけでもありませんしね・・・。

新築当時はACQドブグリーンでしたが、いい感じに変色しました。

これコレ♪ こういう感じがいいじゃないですか! 無塗装で30年以上は突っ走れますから!  

破風のホワイト塗装も意外にもつんですね。 「

外部の木は、しょっちゅう塗装しなきゃだめんでしょ?」 ってよく聞かれますが、そんなにこまめに塗装できる人っていないんじゃないでしょうか?

意欲はあっても時間がない。

おカネがあっても時間がない。

意欲も時間もあるがお金がない。

  塗らなきゃ、と毎週日曜日に義務感を感じるのはつらいものです。

時間を買うと思えば、ACQ加圧注入材は決して高くない、そう思うのです。

床下、小屋裏も当然潜ります。

ちなみに、リボーンは現在もそうですが、無償点検ではありません。

点検作業はすべて有償としております。(¥12,000~)

築後1年、3年、5年、10年と時期が来るちょっと前に、点検のお誘いの往復はがきを発送しています。

無償点検とするためには、建築工事費に経費として点検作業費用をあらかじめ見込んでおかなければなりません。

点検の際は当然人間が動きますし、履歴や写真なども長期にわたって保管しなければなりません。保管・保存にはお金が意外とかかるものです。

もちろん、各メーカーさんの無償定期点検を否定するものではありません。

耐久性の見込まれる素材を使用したり、床下や小屋裏でさえも自分で点検しちゃうというオーナーが弊社に多い、ということも影響しています。

各メーカーさんにもよりますが、1回の点検で3~5万円くらい計上したとすると、無償点検用の経費で12~20万程度はあらかじめお預かりしないといけないことになります。

私は過去に自身が勤めていた工務店が倒産したことがあるので、そのような先払い方式に疑問があって、そんな風にしているのですが。

あ。リボーンが倒産するかも、という意味ではありませんのであしからず(汗)

2017.5.16 Reborn塩原 (毒度6弱)      

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