長野市高田で新築木造・キューワン住宅、完成見学会のお知らせ
現在建築主SさんによるDIY室内仕上げが行われています。
約1か月半という短期間で、土日を使って内装を西洋しっくい左官・塗装で仕上げました。
テイスト的には、”洋”または”欧”ですが、木造軸組み工法の一つの方向性なのではないかと思っています。
建物の基本性能にはとことんこだわるReborn基準が反映されており、
・外皮平均熱貫流率Ua値=0.34
・Q値=第3種換気ながら1.07
※10年前に私、しおはらは自邸を建てましたが、ほぼ同じスペックです。
断熱材は高性能グラスウールで、外壁は205㎜、床は140㎜、天井は300㎜
サッシはシャノン樹脂 アルゴンガス入りLOW-Eペア 樹脂スペーサー という仕様となっております。
冷房は壁掛けエアコンを2階階段室上方に2.8kW×1台
暖房はPSパネルヒーター(灯油式ボイラー)です。
耐震等級3を長期優良住宅で取得しています。
28年度地域型住宅グリーン化事業に参加しており、補助金の交付決定をいただいております。
ご夫婦+子供3人の五人家族のためのキューワン住宅で、延床面積114.28㎡は約35坪です。
加えて、ベランダ、ウッドデッキも備えており、住設機器も一流メーカーの品物です。
QPEXによる年間暖房用灯油消費量410㍑(1㎡あたり3.6㍑)
同じ大きさの家を、世の中基準である次世代省エネ基準で建てた場合は1020㍑と算出できます。
”暖房のランニングコスト60%ダウン”となりますので、50%以下をキューワン住宅と呼ぶ定義がありますので、 キューワン住宅仕様ときっぱり言ってよいかと思います。
この家の、われわれ作り手側のテーマである「坪60万円でここまでできる。いや、やった方がいいぞ。」を今回も具現。
作り手(HM,工務店)のためが80%になっちゃうような家づくりではなく、 最終的な作り手である地元職人さんいも必要十分なだけの報酬と時間を得ることができ、関わる人が現場で顔を合わせ、会話を交わし、そのことが結果的にSさんにも大変喜んでいただけた家づくりではなかったかな、と勝手ながら思っています。
まあ、Sさんにも塗装や左官などずいぶん職人的動きをさせてしまいましたが、単純にコストダウンということではなく、家づくりってこうなってんだ、こういう手順で進むんだ、ということまでもご理解いただけたと思います。
良質で安い物はありません。自分の体を時間を使うことで手に入るんだったらぜひDIYでその獲得に挑戦してください。
昨今住宅価格の二分化が進んでいると、わたしも思います。
ローコスト系と呼ばれる坪30万円~40万円の建物は、別途費用となるものが後から判明し、お客さんを戸惑わせています。
かといって、坪単価80万でこの程度?というスペックの家もあり、すでに坪単価という評価軸が目安にすらならないのではないかと感じています。
最終的には、お施主様と呼ばれるお金を支払う「お客様の眼」と、建てる側の「業者側の目指すところ」が一致した場合、実現するのが家づくりなんだろうと思います。
ですから完成見学会は、作り手側の「こういうことを我々は目指しているんです」的なものでないとならないと思っています。
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