まったくもって梅雨。 じめじめジトジト、、、長野市も熱帯雨林的気候になっております。 熱帯雨林には行ったことないですが・・・。
来週末に完成見学会を控えた長野市高田のS様邸。 いよいよ大詰めとなり、仕上がってきました^^
LDKは一体化。
天井には杉の無垢板を張っています。
構造体の梁をちょい見せ。 同系色ではありますが、少し色を変えて天井面のアクセントとしています。
TV台は造作で、アクセント壁として横スリット、間接照明を備えてあります。
キッチンシンクは人工大理石天板&シンクも人大ピンク。
ピンク色をこよなく愛す奥様たってのご希望でした。
最初は「えぇ~?(泣)」を連発していたご主人も、 ピンクは木の家に合う、ということを悟ったのでしょうか、 この家にはいたるところにピンクが散りばめられています^^
ピンク、って呼ぶからちょっと抵抗が生まれるのかもしれません。
これからはサクラ色と呼びましょう(笑)
リビングに隣接して6畳の洋間があります。
これを計画に盛り込むと、やっぱり延床面積は35坪程にはどうしてもなっちゃうんでしたね^~^
4枚引き戸を上吊り方式で間仕切りがわりに。
引戸は大判の3層パネル(スプルース)から切り出した造作品。
あくまで木の質感や重量感にこだわりました。
塗料はオール自然塗料(プラネットカラー)。
シーダー色を中心に、ミディアムブラウン、マホガニー、クリアなどを混ぜながら微調整しています。
塗装工事はすべてDIYで建築主施工です。
もちろん内装しっくい仕上げもDIY。 よく頑張りました!
照明器具も半分以上が施主支給品。
いまや定番化してきた施主自身でのインターネット購入ですが、 ちょっと検索しただけで、「え~、これこんなに安いのかぁ~」と思うのは私だけではないでしょう。
廊下ゼロの開放的間取りです。
「開放的間取り」は、聞こえはいいのですが、 さてトイレはもろにリビングやダイニングに面していていいのか?
玄関からお客さんが室内に入った時にどこを通るかなど難点も多くなります。
この辺り、どこまで許容できるか、何を優先するのかしないのか、 床面積にも大きくかかわることになりますので、当然工事費に影響大です。
2階ホール。
床に畳が敷かれます。
セカンドリビングとしての活用。
最近その利用頻度が問題視されているベランダを最大限活用しようという狙いもあります。
あそこにもピンク色の、あ!、さくら色のパネヒがありますね^^
2階のホールは書斎コーナー的にデスクも備えられ、エアコン、パネルヒーターも備わっています。
エアコンはこの1台で全館冷房を。吹き抜けがないので、階段を通じて1階に冷気を注ぐ、そんなイメージです。
2階のホールの利活用は最近注目されていますが、 単に洗濯物を干すだけでなく、こうして人が溜まるような使い方もグッドだと思います。
梁はホワイト塗装。
照明器具のカサはグリーン、パネヒはレッドと、北欧感が出ています。
洗面脱衣室のタオル掛け式パネヒはサクラ色^^
色が内装を華やかにするということはよくある事ですが、 このくらい思い切って好きな色を使うのは、自分の家だという自覚がある証拠です。
家は工務店やハウスメーカーが作りそれを買う、っていうのが一般的ですが、 リボーンの方針だと「やりたい人はやってみよう」ということになります。
その表現として”D.I.Y”という風になっていますが、そうした意欲でお施主さんに家づくりに取り組んでもらえると、 家づくりはもっと楽しくなる、納得がデキる、本当の意味で愛着がわく。
結果的にそのことが建物を自身でも維持管理し、永く暮らし続けることができる家になるんだと信じています。
「スクラップ&ビルドの時代からの脱却」とかって言われても、なかなかそうはいかない現実も目にしています。
「住宅ストック時代の突入」なんていう理想論的なのぼり旗も掲げられています。
リフォーム工事を通じて、日本の家づくりは、作り手(メーカー)主導になっているとつくづく感じています。
そこからの脱却は、「住み手がいかにこの家を愛しているか、誇りに思っているか」という点に尽きるのではないか、という想いがあります。
今回もまた、おじさんのボヤキが出てしまいました。
2017.7.29 Reborn塩原(毒度3.5)
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