さて、中野市で実施している「部分断熱改修リフレ工事」。
2間続きの和室を1つのひろ~い、そして暖かいリビングへと”リ・ボーン”させようというもの。
柱があらわしになっている、いわゆる真壁造(しんかべぞう)の内壁は解体することなく床と壁を中心に断熱を行っています。
壁にはもともと袋入りのグラスウール50㎜厚が入っているので、気流止めを行って復活させようとしています。
床には高性能グラスウールを50㎜&90㎜の14cm入れました。
防湿シートを粗床合板を貼る前に貼っています。
柱まわりや壁際は気密テープやら発泡ウレタンやらで徹底的にやっちゃいます。
今回の工事はあくまで部分的となりますが、 「うわ~、こんなにあったかくなるんだ~( ^)o(^ )」
「それじゃ、こっちもやっちまおうぜ」 を密かに狙っています(笑)
壁の中に床下の冷たい空気が入らないようにすることが、 この場合とても重要です。
気流止めはありとあらゆる方法があります。
ケースバイケースです。
床を先につくって、そのうえに壁を立てる、=ツーバイフォー工法は気流止めを工程的に必然的に行うので、 こうした壁の下部のカビは発生しにくい。
木造在来工法は壁を先につくるので、気流止めが必然的に行われにくいのであります。
「床と天井を主に断熱する」工事だといいました。
しかしこの部屋の場合、最も熱が逃げていたのが窓です。
窓ファースト
断熱改修のいのいちばんは窓を樹脂窓&LOW-Eペアガラスに。 予算が許せばトリプル(3重)ガラスに。
サッシを付け替える作業で、壁の一部をカット。
復旧は木枠で。耐力壁も新設しました。
壁には耐震で構造用合板をべたべた張りました。
これが気密性を高めるのに役立ちます。
コンセント廻りからも風が出てこないよう、新築時に用いる 「気密コンセントボックス」を使用。
合板は湿気をほとんど通しませんので、気密シートがわりにもなってしまいます。
一挙両得!合板気密工法!!
まさに才色兼備(*‘∀‘)
耐震と気密性
ダウンライトがくるところに、 スタイロフォーム断熱材の端切れでつくった箱をつくり備え付けました。
これではさっぱり分からないと思うのですが、 ダウンライトからもけっこう空気が抜けていることがあるんです!
発泡スチロール的な断熱材は、なんといっても石油ですから高いですよね~。
現場に備え付けのゴミ箱にそれとなく捨てられていると、すかさず漁ります。
まあ、20cm角以上のものだけですがね(笑)
工事が始まって約2週間。
マラソンでいうと20km地点といったところか。
この居間ゾーンがだいたいナカラになったら、 浴室・洗面脱衣・トイレの水廻り三点セットゾーンへと突入してゆきます。
飼い犬のMクンは、相変わらず2階で吠えています。
2018.2.24 Reborn塩原
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