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妄想を申す

2019.01.19|Q1.0住宅
塩原真貴

満月でしょうか?

松本市、キューワン住宅新築のKさま邸。

25区画分譲地内にあり、周囲にも続々と住宅が建ち始めました。

そのほとんどがいわゆるハウスメーカー製。全国展開している有名な方々ばかりです。

「リボォン?きいたことねぇな~」

そんな通りすがりの方の声を耳にしつつ、黙々とキューワン住宅を造っております。 

断熱工事が終了いたしました。

室内は大工さんが持ち込んだ小さなオイルヒーターでそこそこの温度まであがります。

感覚的には15~16℃か。

職人さんたちは常に動いているのでちょうどいい室温だと思われます。

サッシはもちろん樹脂(シャノン)ですが、トリプルガラスを採用しています。

すぐ脇に線路がありますが、外壁に205㎜のグラスウールが覆われますと電車通過音がほとんど聞こえません。

大工さんは通常ラジオを聞いています。この現場ではFM長野。年配の大工さんはSBCが多いですね。

私は断然SBC派ですが(ヨッ!オジサン!!)、週末の土日はFM長野に(アガイテイル?)。

サッシはフカフカ付加断熱のラインに取り付けるのではなく、 躯体である柱に、正確には耐力面材のラインに取り付けています。

付加断熱が100㎜と厚いので、結果的に窓枠が外壁よりも引っ込んだかたちとなります。

この分譲地では、この建物以外の家はすべて窓が出っ張る、普通の取付方法となっています。でも付加断熱をしている家もありますよ。

隣は土屋ホームさん。カネライトフォームという発泡ポリスチレンボードが40㎜?、50㎜?付加している?外張りのみ?  

目の前の家は一条工務店さん。

2棟同時進行で基礎工事をやっています。バリバリですね(^^)/

こうした分譲地で現場があると、各社いろんな工法があり大変勉強になります。

冷暖房換気の方法、工法もみなさん異なりますし、使う素材やつくってゆく作業手順など、なるほどと思うこともしばしばです。

こんな無名の零細工務店のことはみなさん興味ないですかね?

私だったら密かに早朝や夜に道路の前でしっかり注目・チェックしちゃうんですがね(笑) 

とにかくこれまで各ハウスメーカー・工務店は、 「自社の手の内をみせない」 のが通例でした。

そりゃあ企業秘密の工法もあるでしょうし、営業戦略上絶対にしないんでしょう。

でもそういうの、もう古いんじゃない?

住宅っていっても所詮は消費者のためにある業種の一つなんだからさ。

働き方改革でもって余った時間をさ、家族と共に過ごすものまあいいんだけれど、 大学のサークルみたいっていうか、塾みたいな感じでさ、「チーム北信のいえづくり」みたいな感じでさ、共同で工法開発してみるってのもいいんじゃないだろうか?

まだ無理かなぁ~(*_*; 夜明け前か…?意外とすごいの出来ちゃう気がするんだけどなぁ。  

2019.1.19 Reborn塩原

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