サクラの開花予想は4/16とみた!
松本市役所正面の太鼓門。ようやく春らしい陽気。
松本市内の小学校は今日が入学式だったのか、 観光客と親子連れが春らしさを演出しています。
この画像には誰も映ってませんが(笑)
あえて誰もいないその瞬間を撮影する、我慢強い毒のあるブロガー、それがしおはら流(笑)
来週からいよいよ木工事が始まる松本市蟻ケ崎M様邸へ。
基礎の出来形チェックです。今回もすんばらしい鉄筋コンクリート基礎(べた基礎)が出来ました。
着工初日は雪が降って、どうなることかと肝を冷やしましたが、この現場の周辺にも桜がけっこうあり、 上棟予定日が4/16です。
だから開花予想は16日!
できれば開花がもう少し早まって、満開で上棟式を迎えたいのですが今後の天候次第です。
「天気があって現場がある」
現代の家づくりでも揺るがない順番です
Rebornとしては3台目の導入となるメイスンリヒーターがここに鎮座します。
基礎断熱。明日ここにコンクリートが流し込まれ、いずれ建立する耐火煉瓦の構造体と一体化し、約2tもの重さとなります。
2トンのコンクリートと耐火煉瓦に、太陽エネルギーが固体化した燃料である薪(まき)を燃やして熱を移し、その熱を長時間にわたって放熱させようと、その暖房概念はいたってシンプルなのです。
周囲には中高層の住宅が建ち並んでいるため、煙の影響があるであろう周辺住民の皆さん方の家を地鎮祭の後のタイミングで一戸一戸訪問し、あるいはビラを配布し理解を求めました。
話変わってログハウス。
松本市のOB宅を訪ねました。
実はこの家、私が前職の会社に入社してすぐ、具体的には22年前の4月2日、 奴隷的、あ、いいえ、開放的に現場に放り込まれた家です。
たしか完成はゴールデンウィーク直前でしたから、 約1か月間、ここで親方(鍋内お大工様)のオテコをしていました。
現場は基本8:00作業スタートです。
朝7:00頃には現場に着いて、親方が来るまで現場の掃除をしていました。
ごみ拾い、材料の搬入・搬出、工具の移動、お茶出し、親方が切ったり削ったおが屑やかんなくずを掃除、 そんな作業を毎日続けました。
ある日、 「ちょっとガクブチ切ってみて」 と言われた時はうれしかったですね^^
スライド丸ノコと呼ばれる、木材を直角あるいは45°など正確に角度切りができる工具を貸してもらって、 ドアの三方に回すガクブチ、当時はケーシングって呼んでましたっけ。
日本では留(とめ)と言いますが、賞状の額みたいに45°で切ったもの同士をドアの周りにぐるっと回す部材です。
何度かミスカットして、親方に怒鳴られつつも、ピタッと45°で切ったもの同士がくっついてドア廻り、窓回りが仕上がっていく様は、とても誇らしく、嬉しかったナー。
この現場を皮切りに、次は中野市にマシンカットログハウスをつくりに行きました。建て方はゴールデンウィークでしたね。
親方、直属の上司(現場監督:コジマさん)、お施主さん、柳沢さん(電気屋)、私、という今から思えばなんともミニマムな、かつ濃いメンバーでログを1段1段積んでゆくのです。
ゴールデンウィークの後半にはもう1棟別の場所でポスト&ビームの建て方があり、人生最大のヘロヘロ状態になったことを今でも覚えています。
それ以来、「ゴールデンウィークは建て方」とだいたい毎年決まっており、友達を失ってゆくことになってゆきました(笑)
昔の現場、つまりOB宅に来ると20数年前のこととはいえ、当時のいろいろな出来事が脳裏をよぎり、とても新鮮な気持ちになれます。
学生時代の友達は失ったけど、あらたにお施主さんたちと仲良くなれた。今でもこうして気軽に呼んでくださり昔ばなしに盛り上がる。
家づくりの仕事ってそこかな、って思うわけです。
当時この家を建てたオーナーさんは仕事をリタイヤし、このような猫用階段をつくったり、薪小屋をつくったり、誠にウラヤマシイ限りです。ロック的生活というんでしょうか(笑)
塩原の原点はここにあり、そう言っても過言ではありません。
最近のRebornの家のデザインは、実はこうしたところがルーツなのであります。
春はスピッツの歌を聞きたくなります♪
今年から建築に携わるようになった新人くんたちよ、「心底から悦びを感じるのは20年後だ!」
そう言いたいが言えないのが今の働く環境か。
明日は期日前投票で一票投じてから出勤したいと思います。
2019.4.4 Reborn塩原
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