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夕焼けの中、イナゴを追う。

2019.09.24|Q1.0住宅
塩原真貴

「ま~ずこまったよおぅ」と、 カズ大工の今朝のひとこと。

聞けば昨日の台風で足場が少しずれたらしい。

外に置いてある、敷いてあるシートがブワブワと暴れ、 「まぁず、あんなにつよく吹くとはおもわなかったなあ。まぁずでかさわぎ」

ここはリビング。フローリングを貼りはじめています。

壁の充填断熱が終了。

だいぶサマになってきました(^^)/ 

【小布施町の新築現場・T様邸の今朝の様子】  

1階はナラの無垢フローリング。もぞったい色合いですが、クリアで塗装をすると激変します。

「まあず、なかなかすすまんだわ」

フローリングを貼るのってけっこう個人的には好きですが腰がねー泣

9cm幅の無垢材のフローリングを貼るのは、現代の大判フローリング(30cm×1.82m)に比べおそらく3倍以上の手間がかかります。

おまけに1本1本微妙に製品寸法幅が異なりますし、木のクセも備わっている。

色あいのばらつきにも配慮しなきゃならないし、下地だってまっ平らなわけない。

冬になれば目地がすき間となり、再塗装などメンテナンスだってそれなりにかかる。

世の中で大勢を占めるシート張りフローリングに比べて、なんと非効率なことか。

おまけに金額もずいぶん高い。

ではいったいなぜ無垢のフローリングが今だ人気があるのか? 

答えは生活してみればきっとわかるはず。

裸足の生活、足の裏の感触、凸凹の傷が味わいとなる。

フローリングは、1本1本色が異なるものを敷きならべ、 そのまま室内に現れることから、大工さんのセンスが最も発揮されるところといってよいだろうな。

継ぎ目を揃える大工、ランダムに配置する大工、色のばらつきを全体で行うのか、部屋ごとに行うのか、 後で比較ができないので何とも言えないが、かなり個人差(大工さんの)があるように感じています。

ところでそんな台風のさなか、私と社長は松本市で地鎮祭に参加していました。

ごらんくださいこの水平方向への吹き流しを!

祭壇のお供物などは1つの箱にまとめられ、時折吹く突風に体はぐらつき、竹は深々としなり、 祭事中はずっとヒヤヒヤ体制でしたが、なんとか事なきを得ました。

雨降って地固まる、とはよく言いますが、 風吹き荒れて邪悪を払う なんていうのもあってもいいのではないかと思います。

秋分の日。 夕方には稲刈り後の夕焼けを見ることができました。

私が小学生のころ、 そうあれは小学2、3年生くらいだったか、 学校から家に帰るまでの3kmの間ずっとイナゴを捕え続け、 ビニール袋一杯にして誇らしげに家に帰った記憶がふとよみがえりました。

あれから40年も経つのか・・・汗  

『自然の中で暮らしたい』

実は私たち人間全員が持っている”本能”とでもいうべき感覚が、 たとえ高価で非効率な無垢のフローリングを採用・おすすめすることにつながっているのかもしれません。

稲刈り直後はついつい下を見て歩いています。

40年経った今でも、イナゴを見るとやっぱりまだ捕まえたくなるのです。  

2019.9.24 Reborn塩原 ※26日は仙台出張のため、ブログお休みします  

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