千曲市中、キューワン住宅新築=S様邸土台据えを行いました!
いや~、ここまでくるのはホント長かった。 建築主のSさんもよくぞ耐えてくださいました。
そうはいってもどうしようもなかったんです。
そう1か月前の台風19号で、一度土台・柱・梁・桁などが準備されていた加工場が被災。
そのすべてを加工しなおすのに1か月かかりました。
加工場は当然稼働できず、かろうじて残ったというCAD加工データを他のプレカット工場に移送。
かなり無理を言って最短で加工をしてもらいました。
工事に取り掛かったのは7月。夏真っ盛りの季節でした。
田んぼだった土地を分筆、農地転用、すき土、L型擁壁、盛土、柱状地盤改良を経て、ようやく基礎工事。
上下水道の道路からの取り出し工事なんかもあって、まさにフルコース。
そういえば最近フルコースのディナー、行ってないなあ(*´з`) たまには家族サービスをせねばなりません。
もとい。
基礎工事は10/中旬に完了し、さあ建て方だ!というタイミングでまさかの・・・((+_+))
それにしてもどうして「待つ」時間は長いのか?
よく「歳をとるごとに月日が流れるのが早いよねー」と言いますが、確かに私自身そう感じています。
一説によると、「待つ」ことが時間の流れをゆっくりさせるのだと。
つまり我々大人は、常に時間に追われ、待つということ自体が子供のころに比べると圧倒的に少ないのではないのか。
「待ち遠しい」という行事やイベントが減ってしまっているのではないだろうか。
クリスマス前、おもちゃ屋さんの新聞折り込みチラシを毎晩眺め、親に申告し、クリスマスを待つ自分が思い出されます。
時代は令和。牛丼屋、ファーストフード、コンビニ、ちょっと待たされると嫌だな、と思ってしまう自分がいます。
「並んででも食べたい」、そう思えるおいしい料理店に行けばもっと時間がゆっくり流れるのかもしれません。
ふたたびもとい。
お風呂(ユニットバス)の周りには気密パッキンなるものを下に敷いて土台を据えます。
土台は基礎にあらかじめ埋め込んでおいたアンカーボルトで接続されます。
床断熱の場合、床下は換気をすべきですが、ユニットバスの下は換気すべきではないのでこうした対処が必要なのです。
ナカソネ大工は慎重に隙間のないよう、丁寧にこの気密キソパッキンを敷きならべてくれていました。
ところで基礎断熱工法を採用している家が床上浸水した場合どうなるのでしょうか?
床下には浸水しない? いや少なくとも床下も換気しているはずだから、床上浸水したら床下もプールになっているはずだぞ。
実は台風19号がやってきた当日、幸いにも天井兼用のネダレス合板をプレカット工場に引き取りに行き、リボーンに持ち帰ってきていました。
いつもの如く、建築主にてDIY塗装をしてもらうためにです。
Sさんにとっては、工期が1か月以上遅れてしまうというご迷惑をおかけしてしまいましたが、 幸い現場は浸水を免れ、関係する職人さん業者さんたちもスケジュール変更に応じてくれ、こうして待ち遠しい建て方を迎えることができました。
先日産まれたばかりの子供にいつか、 「あなたが産まれた年に家を建てたんだ。工事の途中で大洪水があったんだよ。東京オリンピックの前の年。2019年さ」
ってフルコースディナーを囲みながら微笑むときが来るてほしいですね(*^-^*)
今年もあと45日。いや、45日もある。
2019.11.14 Reborn塩原
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ブログを読んでいただきありがとうございます。
Rebornがつくりだす家→施工事例
動画も多数配信中→YouTube『Rebornチャンネル』
お客様の声→暮らしのことば
不動産サイト→不動産“腐”動産にしない!させない ‼」
Instagram毎日更新中→reborn_house_
適宜更新中です。ぜひ、こちらもご覧になってみてください。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~