いよいよシビレが切れてきました。
ユニットバスやシステムキッチン、トイレに洗面化粧台などの住宅設備機器が全く購入できず、納期予定日すらも出てきません!
水栓金具など金属系の部品が中国より入ってこないというのです。
しかも全メーカー。
我々のようなちっちゃな工務店に回ってくるのはいったいいつになるのか!
そんな状況の中でも工事はいつも通り進んでゆきます。
この日は住宅瑕疵担保責任保険の第二回目現場検査を実施。
室内は断熱材がゴロゴロしています。
長野市上松、K様邸新築工事。
DIY化粧梁&化粧合板天井塗装も順調に進んでいるようでなによりです。
検査は無事合格。
さぁ、どんどん進めてゆきましょう! と言いたいところではありますが、本来であれば断熱工事の後、すかさず後据え付なければユニットバスの納入目途が立ちません。
各メーカーによる納期回答が出せなくなったのは2月の中旬だったように記憶しています。
あのころは1か月も経てば・・・と思っていました。
工務店は、木材や建材を買いつけて現場に納品し、 職人の手によって加工・施工され、いわば資材と労務を仕入れて、予定された日に建築主に引き渡し、対価をいただく仕事です。
私は行列のできるラーメン店に並ぶことは絶対にしないせっかちな性格なので、この状況はなかなか耐え難い。
デザートの食材の入手がまだできていないのに、フルコースの料理を作り始めたシェフのような気持ちです。
「おいまだか!まだ市場を出てないのか?間に合うんだろうな!?」
前菜はもうとっくに出し終えました。スープももう出ました。すでにメインディッシュであるピンク色に輝いた霜降り牛をさばいている状況です。 (断熱材は霜降り牛ではありませぬ)
このままデザート料理に着手すべきギリギリのタイミングまで配達人を待つべきか?
当初予定していた本日のデザート=”ティラミス”はいっそやめて、杏仁豆腐に切り替えようか。
いやまて、ミカンがないぞ。 あれ、杏仁豆腐は中国発祥だったかな? イチゴはあるか? ない? 栗は? モンブランできるか? ・・・
そうこうしているうちに、コース料理はどんどんお客さんのお腹の中に。
お風呂がない家って? トイレに便器がない家って? あり? ないなー( ノД`)
不可抗力とはいえ、何か手を打たなければ・・・。
このまま仕入れをどんどんしていっても、支払いはちゃんとしてゆかなきゃいけないし。
この状況が向こう3か月も続けは、それこそ財務的な危険すらでてきます。
ほかの工務店やハウスメーカーどうしてんだろ?
いっそすべて止めないといけないのか?
ところで春の選抜甲子園大会の中止決定には驚かされました。
仕方がない判断だとはいえ、開催が直前にせまっての中止決定。
準備をすすめてきた周辺のホテルや観光バス、お土産屋さんや料理提供会社などなど。もちろん球児たちのやるせない気持ち・・・。
このままでは負の連鎖はなかなか止まりそうにない状況が続くと思われます。
この状況下にあって、何か行動できることはないのか? どのタイミングで舵を切り替えるのか? 流れに身を任せたほうがいいのか?
2020.3.12 Rebron塩原
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