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床下に正義はあるか?

2020.11.10|住まいの点検・メンテナンス
塩原真貴

先日訪問したOB宅で、娘さんにいただきました。

塩原が宅建試験を受けたことが、広く世に知られている様子です(‘Д’)

ありがとう〇〇ちゃん! おじさん、ホント嬉しいよ。

実は今年でもう3回目のトライだったんだよ。なかなか合格できなくってね。

合格発表は12/2。どうかみなさま、静かに見守っていてください。

その時分の本ブログで声なきは撃沈、ということで、決して傷跡に塩を塗らないように!  

さて、長野市H様10年点検へ-

今年はコロナで、前半なかなか点検に行けず、秋になってかなり集中的にまわってます。

かわゆい赤い屋根、ディプロマットのテラコッタという色。

赤ですね、完全に。テラコッタって素焼きのあのハニワ色のハズですが、なんですかねこの命名者。

あたまおかしいんじゃない? ふつーにレッドでよかろうよ!

6寸勾配かな。もはや足場がないと登れないので、如意棒の先にデジカメつけて、リモートで撮影しています。

あいにくドローンはまだ買ってもらっていません。サンタにお願いしようかな。

この如意棒を巧みに操り(といっても応援団の旗持ち係風に、ななめに棒をもっているだけですが)、傷みやすい軒先や、雨樋の中の詰まりなんかもチェックしてゆきます。

詰まっていてもどのみち掃除できないんですがね・・・。

それままた改めて、、、別途費用で、、、ぐふふふ。

ディプロマットは、南面はいいんですが、北面で陽当たりが悪いと、コケやカビ(?)黒ずんでくるんですよね。

ちょっとメーカーに聞いてみたい。(といっても輸入代理店のディートレーディングになっちゃいますが)

30年美観保証じゃないのか!?

黒(オニキス)はそれほど目立たないんですが、レッド(テラコッタ)はちょっとめだちすぎじゃないか? 

玄関ポーチのフラットルーフ、ガルバリウム鋼板もチェック。

う~む、ガルバリウム鋼板、なかなかやるな。

もちろん新築当時よりも色が退いているはずですが、まだまだいけそうです。

昔のトタンよりもだいぶ塗装膜が進化しているのだな、ふむふむ。

ただ、こうして雪止めをつけなきゃならない。

立地条件がゆるせば、雪止めなんかつけないで、さっさと落雪しちゃったほうが勝ちなんだけど、 なかなかそういう敷地ってないものな。

これ見て、「あ~、やっぱ点検きてよかったなあ」って。

デッキの蟻道です。

すぐに見つかりそうな場所でしたが、住人の方は普段やっぱりそういう目でみてないですから責められません。

かくいう私も自宅のことは全く知りません。

みなさんどうか、蟻道に常に注意を払っていてください!

無理かな~、やっぱり?

ならば定期的に点検うけてくださいね、お宅の施工会社で。 

数か月前に洗面台の排水が詰まってしまって床下に潜りました。

その時に、ユニットバスが位置している区画から水がにじみ出ているのを発見。

どうやらユニットバスのどこかで漏水しているらしい。

いやまて、覗いてもその形跡はないぞ。

じゃあどっからだ? ということで推理したのが、外部から。

昨年の台風豪雨の際、基礎の打ち継ぎ目から入ったのではないかと。

念のため、火災保険の適用を申請しましたが、あえなく撃沈。

因果関係がはっきり証明できないと難しいのかな? ということで、やむなし、塩原さんが自らその始末をしているご様子です。

このべた基礎の土間コン床とポリスチレン断熱材の間に水が溜まってしまっているのです。

床下でうつぶせ状態で、カッターをあやつり、50㎜の断熱材をステーキカット。

雑巾でふき取ってゆくという作業を約2時間かけ実行。

翌日の朝は、もう大変でした。 

ご丁寧に、ボンドもそこそこ塗られていてうまく剥げません。

うつ伏せ状態で、刃先が折れないように垂直にさ、力強くカッターの刃を差し込み、50㎜の厚さをね、 さらにバールをつかって壊れないように丁寧に断熱材をはぐ、、、 そういうことを実際にやったことがある人が、この世に何人いるだろうか。

想像してみてほしい、この体つきでバールをつかって力んでいるその有様を、(笑)

しっかし、いったい何でこんなに水漏れてるんだ?  

ふと上を見ると(といっても寝返りをうっただけなのだが)、 排水口のあたりが錆びています。

この様子を見て、このユニットバスがどこのメーカーかわかった諸兄よ、 あなた、ぜひRebornに入ってください! お友達になろうよ!!

う~む、でもこんな水浸しになるかな?

でもまて、10年だぞ、じゅうねん!  

さらに歩をすすめ奥に侵入。

歩、あらため、腹。(笑)

ここもあやしいぞ、循環アダプター。

浴槽にお湯を張るときに出てくるあの口金ね。追い焚き、とも言うよ。

ここがその裏側。のぞき見ることすら許されない狭小スペースですから、手を伸ばしてカメラ撮影するのがやっと。

会社に戻って拡大してチェックしました。

ここも少しポタ漏れがあるご様子、今日も数適ですが、直下に落ちてました。

やっぱ10年かぁ~?(+_+)

この循環アダプターのところ、けっこうな確率で水漏れあります。

ウソだと思うなら、知り合いの水道屋さんにきいてみるがよい。

で、これが結末。格闘時間約1.5時間、もはや限界。

断熱材でパズルやってみた(笑) 一発で完成した。オレってすごい。

もちろん発泡ウレタンと気密テープで補修もしてきた。

ポタ漏れ循環アダプターの直下にレッドのバケツ置いてきた。

5年後確認するべく、日付もマジックで記入してきた。

床下に正義はまだある。  

 

2020.11.10 Reborn塩原

※ユニットバスの直下は点検ができるよう、空間を確保しましょう。 タカラスタンダードの鉄骨フレームは、それはそれでよいですが、ノーマルで施工するとこうして点検できません。

写真にあるように、鉄骨フレームを床束で支えています。(シオハラ建築士によるオリジナル工法なので、ユニットバス施工業者に要確認)

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