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ユニットバスの壁が壊れる?@伊那

2013.05.26

「お風呂の壁や床のタイルがはがれてきて困っている」、「白アリかなにかの仕業だと思うので見てあげてほしい。」 そんな連絡を取引先のMさんに相談され、とにかく見てこようと長野県伊那市の現地を訪れました。   一見普通の浴室で、もともと貼ってあるのかどうかははっきりしませんが、壁と床に磁器製タイルが貼ってありました。施工不良なだけかな、と思ったのですが、どうもしっくりこない。 もっと古いものかと思いこんでいましたが、それほど設置年数が経っておらず、お掃除も行き届いています。 それにしても気になるあの出窓。 みなさ~ん、寒冷地でお風呂に出窓は禁じ手ですよ~!決してつけないでくださ~い!       厳寒地の長野県伊那市で、大きな出窓にシングルガラスって・・・・。 もうこれは自殺行為ですね。そうですよね、みなさん! 「これはひょっとして・・・。もしかしたら・・・?」、と直感してしまいました。       そんでもって、お得意の(?)床下へ。 床の断熱材は、グラスウールが5cm。地面が露出していて湿気っぽく、カビ臭ムンムン。まあ、もう慣れてますけどね!       そんでもって、これがユニットバスの床の直下。床下です。 はい賢い読者の方はもうお分かりですよね。断熱材が「な~~~い!」 床下はできるだけ風通しを良くしてありますから、冬の間寒い風がヒューヒューしているんでしたね。     本来は、このように、スタイロフォームやなにかの断熱材で基礎断熱しなきゃいけないんでしたよね。 そう、ユニットバスは温熱環境的に”室内にぽんと置いてあるイメージ”なのですよ。こうすれば浴槽のお湯がなかなか冷めませんし、換気扇さえ回しておけばカビもほとんど発生しないんでしたよね。   そして驚いたことに、このユニットバスは、壁にも天井にも全くといっていいほど断熱材がなく、いってみれば、外の物置のような状態。ちんちんに熱いお湯で湯船を張っても、そりゃぁすぐ冷めるわけです・・・。 この温度差によって、壁や床、天井は大きく伸び縮みを繰り返し、タイルがぼろぼろ剥がれてくるという現象に至ったのだと思います。残念ながらこうなってしまえば、まだ新しいユニットバスを解体し、断熱工事をしたあと、新たなユニットバスを設置しなくてはなりません。 当然出窓も撤去し、小さ目の樹脂サッシで、もちろんペアガラス。できればアルゴンガス入りのLOW-Eという断熱性能のいいガラスにしたいところです。 全部で100万くらいかかってしまうと予測できますが、裸で脳味噌ぷっちんにならずに済むと思えば安いものだと思いますし、お湯を沸かす光熱費もだいぶ抑えられますから安いものなのでは? こういうお宅、日本中にたんとあるかと思うとゾッとします。 これで太陽光発電パネルでも屋根に乗ってたら眠れなくなるところでした。  

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