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塩尻市・キッチン&洗面リフォーム

2012.09.07

先日から、塩尻市でリフォーム工事をしています。設計は春から行っていました。 子供たちが独立して家を離れ、たまには孫を連れて帰っては来ますが、基本的には夫婦2人での生活です。ダイニングキッチンは10帖(5坪)あるのですが、今の生活スタイルに合った、使いやすい空間にしたい、というのが動機です。こだわり(もう最後かもしれない)システムキッチンも各メーカーのショールームを訪問し、ヤマハに決まりました。 最初にご意見をお伺いしました際には、「もっとすっきりと収納したい。」「対面式はどうか?」「部屋を広く見せたい」などといった率直なご意向をいただきました。 家電や食器をすっきり納めたいならば対面式キッチンが王道ですが、作業動線が増えることや、間仕切り壁が部屋を狭くみせてしまう、ということなどを説明しました。   家電製品や食器などが、納まるところにきちんと納まってはいますが、なんとなくごみごみした印象を受けました。収納量は足りてはいますし、100円ショップなどで、小物もきれいに片づけ処理されているのですが・・・。       簡単ではありますが、既存のレイアウトをそのまま崩さずに、提案したPLAN.A。   対面キッチンとしたPLAN.B。収納量は格段に増えますが、ダイニングのスペースが圧迫されます。   対面式はイメージが湧かないと思いましたので、アバウトパースでお示ししました。 図面寸法から、テーブルの位置を変えて、眺めてみたり、立ち位置で見え方をイメージしていただいたようです。熟考の上、やはり従来のレイアウトでいこう!という方向性になりました。   決定したPLAN.C。基本はPLAN.Aと同じですが、これまではアイランドカウンターに家電や食器仕舞っていましたが、縦長のたなを造作でつくりつける方向となりました。   そんなわけで、今週から工事がスタートしました。 お客様にて家具や冷蔵庫をあらかじめ移動していただいており、非常にスムースにスタートできました。ありがとうございます。キッチンが解体され運びだされました。       この空間を狭く見せていた垂れ壁を切り取っています。構造的に梁がある場合があるので注意が必要です。 この後姿、そう、ご存知藤田大工です。伊那から塩尻へ来てもらっています。       長年大事に使われてきたキッチン君たち。ありがとう。だれか欲しい方がいらっしゃたらもらってください。まだまだ使えそうです。特にこのアイランドカウンターと、吊戸棚。       今回の床も、リフォームで大活躍のGロックフローリングです。 垂れ壁を取ったら、だいぶすっきりしました。       洗面台も1日で据え替えました。こちらもヤマハ製。 天板が一体成型されている人工大理石と、ポップなカラーには定評があります。 今回も住みながら改修なので、とにかく段取りが重要です。段取りと一言で言ってしまえば簡単ですが、工事の進行をかなりの精度で予測し、ジャストタイミングでいろんな職人や材料が投入されなくてはなりません。そこに住んでいるお客さんが不憫しないようにしてあげるのも重要なことです。   鬼六(おにろく)こと、藤田大工さんのブログもぜひ見てみてください。この方、果てしなく広いです・・・。 →鬼六のえんぴつ(ブログ)  

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