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薪ラック・薪棚・薪小屋 開発の裏側②

2012.02.16

第①回にひきつづき、今回も、なぜ今更薪ラック・薪棚・薪小屋なのか、その思考の根底をお話しします。 これまでにもたくさんの薪ラック、薪棚や薪小屋を作って参りましたが、手間もお金も贅沢に使ってきました。その場、その時の考え、お客さんのイメージを基にしては来ましたが、整理して考えてみると、こういうことです。

まず、薪ラック・薪棚・薪小屋に求められる性能について、薪の乾燥器として様々な性能が要求されます。

 ①通気性 薪の両面は開放され風がとおる必要があります。 薪は1列で保管し、2列3列と密着収納しないことが大切です ②防雨性 空からの雨露と地面からの湿気の双方を防ぐ必要があります。 屋根と床は必須です。側壁があると側方からの雨露も防げます。 また雨トイがあると雨だれを防いで薪が汚れません。 ③積載性 床と側壁があると不揃いな薪も積みやすく崩れにくく安全です。 ④離水性 地面からラック・棚本体が離れていて床下換気できることが必要です。薪が乾き、ラック・棚の寿命がのびます。 ⑤防虫性 シロアリを防ぐために金属製の脚が必要です。ラックを介して建物やデッキなどにシロアリが寄り付くこともあります。 またカメムシなどが侵入しないように、ラック全体を防虫ネットで包むと安心です。(雨よけにもなりますよ!) ⑥レベル調整 不整地でラック・棚を据え付ける場合に必要です。基礎工事はお金がかかるので、基礎不要が望まれます。薪は重いため地盤が沈みラックが傾くことも起こります。薪が満載でもレベル調整できると荷崩れを防止でき安全です。 足元を固める頑丈なレベルフット(特許申請中) 数々の試作品、耐久テストをクリアしてきました。スパナ(モンキー)ひとつで、傾きもかんたんに調整           これらの要求をすべて満たすのは、グリーンラックだけです。   また、薪ラック・薪棚・薪小屋の配置につても、かなり重要であると考えています。 風通しのいい場所に設置する必要があります。物陰や小屋の中など、通気性が悪いと1年間では乾燥しきれずスペースが2年分必要となります。またカビやナメクジが発生しやすくなります。 特に壁に密着させると風が通らなくなり、極端に乾燥能力が低下します。また建物の床下換気も妨げられシロアリのリスクが増えます。 薪を何列も密着して並べた場合も同じように乾燥能力が落ちます。 薪は1列ごとに20~30cm以上のすきまをあけて風が通るように並べる必要があります   薪ラック・薪棚・薪小屋の容量も検討しました。 ラック(棚)容量㎥=束数×0.018÷充填率0.8 1束は45cm薪18リットルとする 積み方は上向き(樹皮を下側)とする 例えば平均的なお宅での使用量300束を保管する場合、ラック容量は6.75㎥ 必要です。 3.6m幅のグリーンラックで約100束収納できます。 1年分を収納するには3.6mラック(棚)×3個程度です。 保管スペースは約2m×4m、ほぼ車1台分となります。 グリーンラックなら効率よく収納でき、省スペース化されます。            

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