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須坂市・連続上棟式~木造っていいな♪

2015.06.06

昨晩の大雨で、娘が通う小学校の運動会が中止になりました(>_<) あす日曜日に延期になったのですが、明日は坂田木材感謝祭ですので、どうしても運動会にいけましぇ~ん! ごめんなぁ>< 本日は設計をさせていただいた須坂市N様邸へ♫ 上棟でした(^_^)/ 改めて思うのですが木造住宅はほんといいですね。 しかも職人、こと大工さんが最も輝く瞬間、といっても過言ではありません。 DSC_0055施工は坂田木材さんです。 ひのきバンガン使われてます。 木の家はいい・・・マルサ 天気にも恵まれました。         DSC_0043木造の最高にいい場面、それはこの骨組みの姿なのかもしれません。 平安の時代より木造軸組み工法の作り方はあまり変わらないといわれています。 多少のつくり方は変わっても、柱と梁を組んでいくその方法は、これからもきっと続いてゆくことでしょう。   DSC_0077現場にサラリと転がっていた木片をじっくり見てみました。 ひのきです。背割りが入っています。そしてその割れを隠しています。 年輪はものすごい密です。寒冷地ならではの目の詰まり方です。     DSC_0075こちらはヒバです。これも拡大してみると分りますが、尋常じゃない年輪の細かさです。 しかもこの木片は芯がありません。 ということは、少なくともこの12cm角の2.5倍程度の太さはあったはずです。       DSC_0061 これら木材のほとんどは今後見えなくなってゆきますが、確かにこの家を支えている部材で無駄なものが一つもありません。 すべての部材が役割を持っており、意味があるのです。 それは人の世も同じこと。     DSC_0120一人ひとりに役割があり、関連しながら物事は進んでゆくのでしょう。 本日無事須坂市N様邸が上棟。 立木だった彼らが、伐採され、運ばれ、削られ、乾燥のためしばらく寝かされ、 加工され、また運ばれ、この地にやってきた。 そして人の手によって今日この日から姿を変えて、人を風雨から守るという役割を与えられたのです。   DSC_0143木の持つ第2の姿。 木がこうして伐採された後にたいへん役に立つ、ということはまさに驚愕すべきことではないでしょうか。 上棟式には、もちろん建築主に対するお祝いの意味や今後続く工事の安全を祈願する意味が大きいのですが、木そのものに感謝し、またそれをはぐくんだ山や太陽に感謝することを意味しています。 私たち日本人は、木によって生かされている、といってもよいのではないでしょうか? しおはら

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