7人家族のための「6個室+25帖LDK」のびやかな間取り／長野市高田O邸

玄関ドアはRebornオリジナル。定番となっている米杉縦張り仕様。 内側は樹種を変えています（米ツガ）

外壁はスイスしっくい左官仕上げ

軒裏は節あり杉羽目板。見上げたときのしっくいと木と空のコントラストが素敵です。

シューズクロークをもつ玄関ホール。

子供５人いるので、玄関に大き目の収納を設けています。靴だけでなく、各自のカバンや部活道具などがみっちりになることでしょう。

玄関には、薄いグレー色のパネルヒーター。木製フック付きでインテリア性抜群。勾配天井として広さ感を演出しています。

玄関入ってすぐにトイレと手洗い場を設けました。玄関近くに手洗い器がほしいという要望がありました。

ファミリークローゼット、洗面所へと続き、LDKに抜けられます。回遊性のある人気の間取りになっています。

大家族に合わせた大容量のファミリークローゼット。日常生活における効率性と利便性を高めます。また、洗濯から収納までの動線を短縮し、家事の手間を減らすこともできます。

リビングには扉・引き戸なしで連続します。

リビングには幅約3ｍの大きな窓がありまして、ウッドデッキとつながっています。Rebornにとってはこの家で初採用となったシャノン・NS✖50（エヌ・エス・50）。

将来的にこのダイニングスペースを、引き戸や壁で仕切り１つの６帖洋間にすることが可能。そうするとここが高齢になったときの寝室や親の介護部屋、あるいは趣味の部屋にすることが可能。外に直接アクセスできることで、車いすでも対応ができる可能性も秘めています。

天板にはアルダーというカバ科の欧州産広葉樹のハギ合わせ材。飯田市の輸入建材問屋ナガイさんで入手しました。

時間がない、パパっと手軽に食事を済ませるための合理的なひとつの形が、この壁付けキッチン＆食事もできるアイランドカウンター型。木製だから少々雑な扱いができたり、カスタマイズも容易です。

リビングは構造の梁あらわしです。メイン空間のＬＤＫはＬ字型の空間で、階段もこの空間に含まれてます。

キッチン側は食器や乾物、おやつなどがマス目ごとに区分けされて格納される予定。可動棚のため自由度の高い収納です。

リビング階段はスケルトンにしました。

１段目のステージは、引き出しワゴンが格納されています。

洗面コーナーが丸見えですが、引き戸が隠されていて閉じることができるようになってます。

幅1.2ｍにＴＯＴＯの病院用流し（陶器製シンク）を２つ並べて、造作しました。小窓×２つ＋小物収納は風の抜けにこだわり続けた成果です。

脱衣所にはPS温水パネルヒーターのボイラーが設置されています。

2階は子ども部屋とご主人の書斎部屋があります。こちらは9帖の子ども部屋で、将来的には仕切る予定です。

5.5帖の子ども部屋①

5.5帖の子ども部屋②

階段吹き抜け手すりもこの形が定番化しました。

廊下には、エアコンが設置されています。

フローリングは北海道産のナラで、幅12ｃｍの希少材です。

壁付けキッチン、人気があります。

１階リビングには構造である大きな梁があらわしとなっており、古民家の雰囲気も併せ持っています。

キッチン脇に設けられた６帖のダイニングスペース。 このスペースがあるかないかで、空間のゆったり感が激変！ 中間領域である屋根付きデッキテラスへのアクセスもできて最高です。

建て方の様子。材木はほとんどが長野県産材のすぎ、ひのきを使っています。（坂田木材より納品）

１階の床気密処理の様子。床下からの隙間風をなくす勘所となります。

室内側に0.2㎜のポリエチレンシートを全面に貼ります。サッシは、エクセルシャノン社のNS×50。