
今週末11/8~9で完成見学会を開催します、長野市稲田のスペシャル平屋・K邸がついに完成!
いやぁ平屋はいいよね~(‘ω’)ノ
思い切った色使いで、破風とポーチ柱、玄関ドアはレッド、軒天はグリーン、外壁はマイトレックACQ加圧注入の杉板無塗装。木の色と赤色は割とあうよね~( ^)o(^ )
日本の伝統的な色でもあるからね。

破風はキシラデコールのべんがら色。
玄関ドアはオスモ社ウッドステインプロテクターのノルディックレッド。
施主DIY塗装ですが、きれいに濡れていますね。基材はベイツガ柾目の羽目板です。

近くに浅川が流れており、昨今の集中豪雨のこともありまして、
水害対策で基礎髙=600㎜と、普段より床高を20cm上げています。
玄関ポーチも長野県産のすぎ板をマイトレックACQ加圧注入しており、30年間ほどは交換なしです。

南面の様相はこんな感じで、わりと大きいガラスの入った樹脂サッシが3つ。
10月下旬の撮影ですが、窓の半分直射日光があったっていますね^^
掃出し窓からデッキテラスの床は20cm程下げ、デッキ床が1階と地上との段差を緩衝しています。
屋根上には太陽光発電パネルと太陽集熱器。

引き渡し前なのですが、すでに集熱開始!
晴れた日には貯湯タンク内の不凍液が70℃近くにまで上昇していました。(集熱開始から2日後)
こりゃいかん、というわけで、隣の家で暮らす施主Kさんに、もしアレだったらお風呂入っていいですよとお伝えをしておいたところ、すでにお風呂入ったそうで!(^^)/

もともと更地だった写真がこちら。
広い敷地でしたので平屋がGOできたんですね。
北側はこんな感じ↓

室内の一番高いところに電動で開閉できる窓が2つ。
夜間の通風を促し、中央が暗くなるという平屋の欠点を補うハイサイドライトです。

しっくい塗装の白い壁に反射して間接光が一日中安定的に得られます。
今回ももちろんDIYで仕上げていただきましたが、一部をしっくい左官、おおよそをローラー塗装で仕上げています。

室内面積は約24坪ですが、8帖と6帖の個室があります。
6帖洋室は壁をシナの有孔ボード仕上げとしており、なかなか楽しそうな空間。
パネルヒーターはPSの「P025 PS-G」という色。塩原好みです。

この有孔ボード部屋へは洗面脱衣室を経由して入るんですが、入口引き戸も凝ってます。
左からリンナイ乾太くん、ナガイのinoa(イノア)ドア・ノッティーアルダー+リボスアルドボス塗装、タカラスタンダード社洗面化粧台オンディーヌW750。

ユニットバスはTOTOのサザナ HTシリーズFタイプ、1620サイズです。
タオル掛けパネルヒーターは P127 ミッドナイト色。Rebornでは初採用のカラーだと思います。
深夜お風呂に入るのかな?

キッチンもタカラスタンダード製・レミュー。扉カラーはグロスダークブルー・引手ブラック。
左隅にちょっとだけ見えます、ガスオーブン。カップボードは造作ですね。
床は綿半建材のしなの栗、幅152㎜の希少品。
このあとリボス アルドボス塗装+MOKUTOガラス質塗料で仕上げてもらいます。はいもちろんDIYで。

この家では全体的に木の素地の色としっくいの白、アクセントでブラックを添えています。
照明もなかなかこだわっていて、要所要所でブラック色を織り交ぜています。

リビングダイニングは間接照明付きの勾配天井で、のびやかな空間に。
丸テーブルが似合いそうな空間です。
太陽で集熱した不凍液を熱交換して、温水暖房にもまわすことができます。
このお宅では電気の蓄電池も9.7kwhのものがありますが、太陽の熱を蓄えておく装置=貯湯タンク500㍑もあるので、
昼間に発電・集熱したエネルギーを夜取り出すことが可能。
現代社会は、日中オフィスや工場でのエネルギー需要が多いわけですが、夜は圧倒的に各家庭での需要が大。
各家庭でこの家のように昼間つくりだす余ったエネルギーを蓄えておいて夜間やミッドナイトに活用することは、社会全体の課題解決になるので、Rebornではけっこう声を大にして新築時に導入しませんかとお勧めしています。


