
威風堂々!
蕎麦屋かうどん屋か古民家カフェか。
前職工務店で建てた松代・F邸、15年点検へ―
南面に切妻をもってくる手法はログハウスでは常套手段ですが、私の出身地松本では定番で、
田舎っぽさといいましょうか、山岳エリアっぽい雰囲気を醸し出します。
F邸も周囲は里山に囲まれ、かつてここには築150年超えという古民家があり、建て替えということもあって、従前建物のデザインを継承したものになったわけ。
建て替える前の写真をFさんに提供してもらいました。
茅葺の屋根に板金カバー。寄棟で煙だしの越屋根が。
そういえば思い出しました。
たしかご相談をいただいた数日後に現場調査にいって、この家の真っ黒・煤まみれの小屋裏に入ったことを。
古民家の象徴、曲がり松丸太の小屋梁。
サス組みと呼ばれる構造で、縄で木材同志を縛り付けて構成。
やはり茅葺きでした。
屋根断熱で平屋っぽく、低く、低く。
2階=小屋裏は養蚕で活躍しましたな。(ビフォー↑)
↑アフター
150年といえば江戸時代。家ってすごい長持ちするものだったはず。
この家も100年以上はもってもらいたい、そんな想いを抱いての15年点検となりました。
解体時にとっておいた古材を構造ではなく、吹き抜けに飾りとして再利用しました。
新旧の様子を、この桜や庭の植物だけがずっと見てきました。
明日は長野マラソン。
天気が心配ですが、少し小雨降るコンディションの方がきっとランナーにはよいだろうな。
今日は暑すぎた。
わっちは床下潜ってたけど・・・(ベタキソコンクリハチベタクテオナカゴロゴロ)