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熱橋の影響がけっこう大きい

2025.02.16|断熱職人
塩原真貴

今日は春を感じさせる陽気でしたが、来週からまた厳寒になるようです。

今季一番の寒気が日本を覆った先週でした。

冷えは人を病気にします。

ことさら家の中で温度差が大きい家で暮らしていると、知らず知らずのうちに体調が崩れてゆくものです。

断熱や気密の状況を可視化するサーモグラフィーですが、人間の目には当然ながらこのようには見えないわけで、基本的に日本のほとんどの家がこの時期は足元が寒く床が10℃以下になっています。

裸足で生活する文化があるのに、です。

こちら工事現場で撮影したもの。出入りの激しい現場ではありながらも、あきらかに床の表面温度が高い。柱が熱橋になっていて13℃ほどになっていますが、床の冷たさは全く感じません。

床の熱橋もかなり少ないのがよくわかると思います。

 

佐久市・K邸の足場が外されました(‘ω’)ノ

外壁が板の現場は足場が外れるのが早くていいですね。

Rebornは板張りかしっくい左官かの2択しかないのですが、最近は板張りの家が人気です。

平屋風の夫婦ふたり、リンゴ農家さんのための2階建て住宅🍎。

外壁は宮崎県・飫肥地方のオビスギにACQ加圧注入したもの。

窓はシャノンNS50、トリプルガラス入り樹脂サッシ、ブラック枠です。

断熱工事が完了した室内は、現場用のスポットエアコン(冷暖房でしる!)と日射取得熱で15℃くらい。

今年御年70歳という節目を迎える服部棟梁が階段造作にとりかかりました。

「動いていると暑い」現場は、常に昭和歌謡が流れており、耳が遠くなってきている親方モードで音量はやや大きめ。

いよいよ大工工事は終盤を迎え、住空間がだんだんと形成されてゆくことになります。

 

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