去年の年末、西澤の２０２４年目標に、
「コンテストに出て入賞をする！」
というわたしには大きすぎる課題が掲げられました。
それを達成すべく、コツコツと日々進めています。しかし、結構な頻度で行き詰まります。。
ハウスメーカーにも負けずに、数ある工務店の中でも選ばれる工務店になるにはどうしたら良いのか？
地道に良い物を作り続けていても、目にしてもらえなければ、知ってもらわなければ何もなりません。
そもそもRebornという名前すら知らない人も大勢います。
建築コンテストへの参加は、Rebornを知ってもらえる大事な機会です。
わたしの小さな働きが、新しいお客様を引きつける助けとなったり、OBさんたちにもRebornで建ててよかったと再確認してもらえるかもしれないと思いながら頑張っています。
この大役を果たせるだろうか。一歩一歩です。
先月、安曇野のCさんのお家でコンテストに挑戦させていただきました。
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早期退職制度を利用し千葉県の高層マンションからの移住、建築主は50代の夫婦。そんな自由な生き方ができる時代に日本もなりました。これまで全国あちこちの移住先を検討してきたそうです。
はじめは実家に近い福島県や栃木県を検討していたそう。しかし日々の買い物や通院のしやすさなどの利便性、それに自然災害のリスクを考慮し、台風被害の比較的少ない長野県を第一候補地に。
「北アルプスの山並みが四季折々で美しく、空気・水・野菜がおいしい」
関西や関東へのアクセスも良く、ご主人の趣味がロードバイクということもあって、長野県安曇野市への移住を決意しました。
50歳を過ぎてからの家づくりは、メンテナンスを最小限に抑え、身体への負担がかからない住まいの追求でした。景観にも配慮すべく、アルプスの山々を思わせる大きな切妻屋根のシンプルな建物形状にしました。
使用材料は内外装ともにしっくい左官仕上げを選び、外構に用いられた踏み石なども地元産。当然躯体は長野県産材を90％用いています。
しっくいは湿度を調節し、空気を清浄にする性質があるため家の中を快適な環境に保ちます。また強アルカリ性であることから、消臭や防カビ効果、アレルギーの抑制にも効果があり、健康への配慮にもつながります。
この家の一番の特徴は、内装の天井と内壁がすべて施主自身の手によるしっくい左官仕上げである点です。工事工程にDIY期間をしっかりとり入れ、その期間は担当大工といっしょのシェアハウスに宿泊。にわか左官職人とはいえ、手仕事ならではの絶妙な陰影や温かみが素敵な空間を醸し出します。
玄関を入ると開放的な室内が広がります。勾配なりの高い天井をもつリビングは、南側の掃き出し窓と東側２階部分に設けられた窓から十分採光が得られてとても明るい空間です。
リビングからＬ字型につながるキッチンは、東側の窓からは田園風景とローカル電車を見ることができ、奥様一番のお気に入りの場所になりました。
さらに、将来のライフスタイルの変化にも柔軟に対応できるような設計を心がけました。将来的に1 階だけで生活が完結するような間取りとなっています。 車椅子でも利用しやすいように回遊性があり、全体的にゆったりとした設計です。
南面の窓からは広いウッドデッキが広がります。中間領域としての役割もありつつ、庭の手入れを最小限にしたいという本音も聞かれました。建築主は、自らが選んだ地で少しでも環境に優しい生活を心がけています。豊かな自然に囲まれているからこそ、無理に手を加えることなく自然と調和する庭づくりを目指しました。
また十分な断熱外皮＋ソーラーパネルを載せることで、自家消費率の非常に高いＺＥＨを達成。地元産材の最大限の活用、断熱等級6超の高断熱外皮、長寿命素材の選択、創エネ設備によるカーボンニュートラルに向けての貢献。
２２世紀を見据えた住宅のありかた・暮らしかたともいえる安曇野らしい住宅だと考えています。
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塩原さんの力もあり、なんとか応募までたどり着くことができました。しかし、まだまだ力不足でした。
気持ちを切り替えて、次のコンテストに向けて進みます。
今週末は、安曇野市堀金鳥川にて見学会開催します！
まだ空きあります！観光がてらいかがでしょうか？
わたしが安曇野に行くならここ行きたい▼
・サントリー天然水北アルプス信濃の森工場
・国営アルプスあずみの公園
・たまごの駅
・北アルプス牧場 直売所のソフトクリーム
・あづみ野 F－1 パーク
・ちひろ美術館
・カフェ巡り
・パン屋さんめぐり（個人的に、サン・トノーレのパンが好き）
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