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「安心・安全」~安という漢字をよーく見てみると。

2022.08.06|Q1.0住宅|施工現場の様子
塩原真貴

去る8月2日、建て方。

松本市は猛暑日になるだろうということで、予想最高気温は36℃でした。
(結果的には34℃くらいだったか)

土台を基礎に据え付けたのは7月28日。

この日も酷い暑さで、材木搬入を手伝った塩原は手足が痙攣。

熱中症が疑われるワケですが、おそらく日頃の運動不足によるものです。

バファリン(鎮痛薬)飲んで治ります。

おすすめしませんが、私はこれで耐えてます。

建て方作業の直前には、現場で建築主Mさん親子によるDIY破風(はふ)塗装を現場で。(7/31)

キシラデコール・ウォルナット2回塗り。

ちなみにMさんのお父さんは現役バリバリの大工さんです。

ご縁のきっかけとなった安曇野市の完成見学会にもいっしょにご来場されていましたね。

営業の初期段階で、

「お父さん。息子さんのためにこの家の大工工事やりますか?」

と尋ねたことがありました。

「ちょっと特殊なつくりだし、俺はやらなくちゃいけない現場もあるし、DIY塗装とかしっくいは手伝うから」

という感じで、一歩引き下がった形でこの家を見守ってくれています。

ということで、DIY作業の最初、破風塗装にお越しいただきましたよー。

8月2日朝7:55、早速テントを張って朝礼。

長野市や飯山市など、遠路はるばる8名のツワモノ大工が集合しました。

1時間おきに給水のための休憩をとること。

2階は勾配天井で、のぼり梁構造となること。

1階に下屋が3方向にあるため、足場が掛けられていないのでどうやって屋根をつくるか。

などの説明が北村棟梁から説明がありました。

スタート時点ではこんな感じです。

15分後には1階の柱が立てられ、梁(はり)を待ち受けます。

クレーンを使って次々と梁が掛かり(梁は「組む」とか、「かける」という言い方をします)、フレームが構成されてゆきます。この段階だと当然まだフレームはぐにゃぐにゃ。

それなのにスタスタ梁の上を歩く大工たち。

当然危険が付きまとうわけですが、誰かが橋を掛けなければ、誰も川を渡ることはできないのです。

全ての梁を掛け終わり、2階の床の下地となる24㎜の合板を貼ります。

合板を貼る前には、「やなおし」とか「建て入れなおし」と呼ばれる作業が行われ、

垂直に建物を矯正するために柱の上部や梁を引っ張ったり押したりして、「いま!」という掛け声と同時に仮の筋交いをとめてゆきます。

ここまでで1時間。

はい、給水タイムです。

この家、基本形は総二階建てではありますが、北側に平屋があります。

加えて、南側に屋根をもつデッキテラス、さらに東側に屋根を持つポーチがあるのです。

で問題になるのが、足場がないという条件で、2階の屋根をどうやってつくるのか?

そこで今回、屋根の一部を地上であらかじめつくっておき、クレーンを使って固定するだけにしよう、

という作戦がとられました。

動画を撮影してあります。

 

これ、スゴく早いぃぃ。

おかげでクレーンさんは15時過ぎには帰路に。

 

野地(のじ)と呼ばれる屋根の下地があっという間に完成。

塩原、釘ピッチを確認しに屋根上へ—

2階は屋根断熱で勾配天井仕上げ。

ここで材木をカットし、いろんな方向の大工へ配られてゆきます。

 屋根ができると一安心。

雨をしのぎ、日影ができる、そのありがたさを実感。

私を入れて10名が、この日50㍑くらいの水分を体にとり込んだはずですが、ほとんど現場トイレは使われていません(笑)

Mさん、上棟おめでとうございます。

出会いからすでに1年以上も経過していますが、準備万端、これからDIY地獄ですよ~(笑)

朝晩、出勤前・帰宅前に、できるだけ現場に寄って、そのプロセスを目の当たりにしていってください。

父ちゃんも同じようなことして、家庭を維持してきたのですから。

えらいぞ職人。

つらいぞ男衆。

やっぱり大工は男の仕事か。

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