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サッシ折り紙工法

2017.11.11|断熱職人
塩原真貴

甲府市リボーン新築現場、サッシが取りつきました^^

シャノンウィンドーⅡS、ペアガラスです。

今回も外壁に付加断熱を行い、窓は半外ではなく、引っ込み納めです。

陽当たりのいい立地条件なので、甲府盆地の豊富な日射を活かし、 太陽光発電パネルと真空管式太陽集熱器を搭載します。

窓廻りの防水について、いまだ試行錯誤を繰り返しています。

今回は折り紙工法でやってみます。

ポイントは窓廻りの木下地を取り付ける前の先張りタイベックシート。 この白いテープ状のものがそれです。

室内側には、当然ながら先張りの防湿シートをぐるっと貼っておきます。

サッシが取りつくところは、防湿・気密のキモですから、よぉ~く考えて計画をしましょう。

室内側は防湿シート、

室外側は透湿シート(タイベック)です。

ここは間違えないようにしてください。

あらかじめサッシの釘止めフィン(ツバ)部分には、EPDMパッキンを貼り付けておきます。 

EPDMはスポンジ状で、厚みは5mmほど。

ふわふわしているのですが、密着性・耐熱系・耐薬品性に良好で、コスパは抜群です。

かつ耐久性に優れているため、住宅の気密防水部材としてだけでなく、様々な分野で活躍しています。

折り紙工法、というのはオリジン名称ですが、 要は窓を引っ込めて取り付ける場合の、タイベック防水シートをどうやって窓に巻き込むか、 の一つのやり方です。

これまでは、ブチルゴム付きの、のび~るタイベックを用いたり、気密テープをべたべた張ってなんとかしてきました。

手間のかかり方や資材の費用、恒常的な防水性能が継続できるか、など検討すべき項目が多種多様。

太陽熱が燦燦と室内に入ってきています。

よこすべり出し窓のW1370×H1370 ×2窓。

最終的には外ブラインドで覆うことになっています。

眺望や採光、通風と機能的な壁の一部である窓は、住宅の中で最も雨漏りリスクの高い場所であり、隙間風が起こりやすく、 最も気を遣う場所なのであります。

いずれこの工法の施工の様子はブログで報告いたします。

断熱工事を前に、電気屋さん、設備屋さんなどが先行して逃げ配線しています。

折り紙は日本のお家芸!? 機会があれば折り紙名人に、もっといい方法を伝授していただきたいと考えております。  

2017.11.11 Reborn塩原        

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