飯田市で住宅の新築工事を行っています。
昨日無事に上棟、本日は屋根の下地工事を。
黄金週間にふさわしい晴天に恵まれました。
MZさん、誠におめでとうございます。
これまで紆余曲折ございましたが、 これまであくまで図面や会話でしかなかったマイホーム構想が、 こうしてジツブツとして存在することとなりました^^
長野県産材のあかまつやすぎ、ひのきをふんだんに用いた構造体は、 この家を100年にわたって支え続けてゆきます。
1本1本の木は、だれかが伐採し、運ばれ、製材をし、加工し、この地で組み上げられます。
家全体で、いったい何本の木が使われるのでしょうか?
仕上げ材まで含めると、おそらく200本は優に超えるかと推測します。
1本1本個性の異なる木々が互いに組みあって一つの形となり、 そこに暮らす人間がいる。
なんと奇跡的な出来事なのでしょう!
耐震性には非常に気を使った設計になっておりますので、安心してお暮しください(マダハヤイカ?)
断熱性も当然ながら力を入れており、外皮平均熱貫流率Uaは0.30です。
年間の暖房用エネルギー消費量は、灯油換算で273㍑となっており、 Rebornで定番となりつつあるLATENTO太陽集熱器により、さらに灯油消費量は抑えることができるはず。
日射の豊富な飯田市ですから。ぜひ太陽の恵みもご享受ください^^
飯田市のMZ邸の進行状況は、今後もこのブログで紹介して参ります。
今日は上棟式を行い、その足でけっこう近所の15年前に新築したOB宅へ点検訪問。
現況の確認をごいっしょにみてまわり、今後のメンテナンス計画について意見交換をし、 久しぶりの再会に話ははずみ、雑談3割をはさみながら、 今後の修繕費用の掛かり方、優先順位などについてお話させていただきました^^
そんな話の中で発覚したのですが、 完成引き渡しから15年、 これまで一度も24時間換気扇(第三種)のファン清掃をしたことがないのだとか・・・泣
ついに日の目をみた、ファンがこれ!
埃が羽根の間にけっこう溜まっています。
オーナーのNさんは多少笑ってますが、笑い事ではありませんぞ!
まあ、そうはいっても3種換気は汚れた空気が入ってくるわけではありませんので、楽観視できることはできるのでいいのですが・・・。
歯ブラシを使って水洗いするだけですが、 出てくるわ出てくるわ。
10分ほどで掃除は完了。
「1年に一度はやらねば」というご認識は持っていたそうですが、 日々の生活に追われるとやっぱりなかなかできないもんです。
かくいう私も自宅の換気扇の清掃をやったのは7年前だとさきほど気づきました(笑)
ついでに浴室の吸気口の様子も。
中央の円錐形の軸を外すと、ここにも埃がけっこう溜まっています。
本体ファンもさることながら、ここもお掃除のチェックポイントです。
室内のほこりを含んだ空気がここに吸い込まれるわけですから、 ここも年イチで掃除をしてくださいね。
残念ながらダクトの中はなかなか清掃ができません。ある程度埃が溜まっていることが想像できます。
北海道では、換気ダクト内を清掃する専門業者がいると聞いたことがあります。
新築するとき、なかなか先のことは考えられないのが世の常ですが、 こうして新旧2棟をハシゴすると、10年という月日はあっという間に流れ、 少なくとも15年くらいは手のかからない素材選定を行い、 確実に住宅ローンの返済を行いつつも、 修繕費の積み立てをきちんと行う事が重要だと感じます。
私はよく「月1万円の積み立てを」、とお伝えするようにしていますが、 年間で12万、10年で120万、15年で180万、30年で360万となり、 この間にボイラーは2回、食器洗い乾燥機や冷蔵庫などの家電製品も必ず壊れるでしょうから、 月に1万5000円が妥当かも、と心の中では思っています(チャントイエヨ~)
この5000円は、断熱性能をあげ、光熱費を下げることで結果的に産み出されているのだろうとは思いますが、 日々の生活をしていると、なかなか分かりにくいのかもしれないよなぁ~。
ちゃんと積み立てができる人は、それなりの素材で、10年毎に中規模メンテナンスを。 ちゃんと積み立てができない人は、初期投資はちょっと高くても耐久性に優れた素材選定を。
2018.4.28 Reborn塩原
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ブログを読んでいただきありがとうございます。
Rebornがつくりだす家→施工事例
動画も多数配信中→YouTube『Rebornチャンネル』
お客様の声→暮らしのことば
不動産サイト→不動産“腐”動産にしない!させない ‼」
Instagram毎日更新中→reborn_house_
適宜更新中です。ぜひ、こちらもご覧になってみてください。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~