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雲上の生活のために。

2018.05.10|Q1.0住宅
塩原真貴

まるで梅雨のようだと思っていたら冬になってしまいました。

今夜は冷え込むようです。 明日朝は最低気温が5~6℃なんだとか!? でも予想最高気温は20℃とは! この寒暖差によって、ウチの新人ナカソネはどうも風邪をこじらせたらしい・・・。 そうはいっても現場を連れまわす日々が続いています。

今日は明日から建て前が行われる千曲市Mさま邸へ。

トビさんが足場を組んでるまっ最中ですが、明日の土台施工にあたり、 この長雨で基礎の中に水が大量に溜まっているので人力排水に。

ポンプである程度は排水できたのですが、残りの1~2cmはなかなか吸い出してくれません。

最後は人力で、ちりとりなんかを使ってかき出します。

青年と呼ぶにふさわしい、足を閉じた格好で両手にちりとりを持つ姿は、 なんとも言えずこみ上げてくるものがあります(笑)  

両手にチリトリ(笑)。

ところ変わって昨日は飯田市Mさま邸へ、ナカソネと共に現場確認に行って参りました。

ナカソネの正体、 実は大工の家系に生まれ、 父親も、おじさんも、祖父も、祖父の兄弟も大工なのです。  

なぜ彼が大工を継承しなかったのかは、わかりませんが、 「設計をやりたい」ということで入社しました。

しかし私の想いとしては、「まずは現場を知ることが、いい設計士になる条件だ」 と感じていますので、設計補助もさせるが、できるだけ現場に連れ出しています。

結局ぼくらが設計した住宅というのは、現場でそのまま出てくるわけですから、 現場で何かを感じることがなければ全く成長できないと思うのです。

建て前から10日間。 連休明けは連日雨続きで、なかなか外部作業ができないものの、 躯体構造体に取りつける金物や筋交いが終了し、 床の断熱工事が終わったところです。

朝行くと、断熱材がへこんでいるところが数か所。 どうも野良猫が潜り込んできたらしい。

パラマウント硝子工業製の高性能グラスウールはピンク色。

生肉に見えた? 布団っぽかった? 安定できなくてもがいたね?

床は245mmです^^ (根太間140㎜+大引き間105㎜)

ホールダウン金物っていいます。

太いボルトを基礎に埋め込んでおき、柱に金物をねじ止めして、 基礎と柱を連結しています。

この柱は大きな地震が起こった際、けっこう大きな引き抜き力が加わるということを表しています。

おじさんたちは図面を見ながら、図面で指示された通りの金物がついているかどうかを確認しています。

併せて筋交いが図面通りにあるかどうか。

この後床断熱材をふさぐように、合板を敷並べてゆきます。

猫がもがきへこんだ断熱材を入れなおしながら・・・。

暖かいうえに光熱費がさほどかからないキューワン住宅を、 「雲上のような生活だ。」と表現してくれた人がいましたが、 まずは床に雲状の断熱を。

歳を重ねるほどに、設計上、だんだん屋根勾配が緩くなってきました。

軒の出も深くなってきました。

何なんでしょうか?

建築士は、けっこうそういう傾向があるのかもしれません。

昔は最低5寸。できれば8寸。

とんがってったんだけどな。

いずれナカソネは、どんな屋根を設計するだろうか。  

2018.5.10 Reborn塩原  

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