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長期優良住宅化リフォーム・省エネ型は。

2018.09.15|リノベーション
塩原真貴

スマフォで天気を調べることが多くなりました。

こんなに毎日降るのは久しぶりではないかと思います。

地鎮祭、基礎コンクリート、建て方・上棟、屋根、左官仕上げ、足場撤去、デッキ、引き渡し、 建築工事には天気まわりがとても重要で工程に相当な影響を与えます。

もちろん農家さんは毎日が大事なんだろうと思います。

この長雨、日照不足で大好きな果物の味に影響がないといいのですが。

もじもじいじってたらこんなのがありました。

全国統一防災模試。 なんだなんだとやってみたら、意外とこれが面白い。

最初は簡単な設問ですが、だんだん難しくなり、大変ためになりました。(私は45点でした)

ところで長野市内で行っている長期優良住宅化リフォームの現場がボチボチになってきました。

このあと外壁は樹脂サイディングで身をくるまれます。

36年前に建てられた瓦屋根の和風木造住宅を息子夫婦が受け継ぎ、 劣化しているところは向こう数十年を見据えて対策し、 耐震性を相当なレベルにまで高め、 断熱材、樹脂サッシ、水廻り全更新、間取り変更など、いわゆるリボーンを。

玄関の位置を西から南に移動しました。

ドアには木製オリジナル(イージードア)で、ポーチ屋根をあらたにしつらえました。

洋とも和とも言えない不思議な外観が間もなく誕生します。

ところで長期優良住宅化リフォームについては、国土交通省から最大300万円の補助が受けられる場合があります。

交付申請に必要な書類は膨大で、記録写真はけっこう大変なものではありますが、劣化対策・耐震性確保・省エネ性・維持管理、 この4本立ての基準項目をすべてクリアすると250万。

さらに3世代住宅(いわゆる2世帯住宅)にする場合はプラス50で合計300万円のチャンスがあります。

インスペクション費用や、瑕疵担保責任保険費用の一部も補助され、 「こんなすごい額をいただいてもよいのでしょうか」レベルだと実は感じています。

内装もだいぶ仕上がってきたということで、本日はこれから本格的に始まろうとしている建築主によるDIY内装のレクチャーを。

通常はこの石膏ボードの状態で、内装屋さん(クロス屋さん)がパテを処理をして、ビニールクロスを張って仕上がりとなります。

リボーンでは、無地の真っ白の下地用クロスまでを張り、あとはご自身でしっくいあるいはケイソウ土を塗装or左官で仕上げることを推奨しています。

工期的に考えればビニールクロス一発で仕上げてしまう方が1か月も工期が短縮できるんですが、今後数十年暮らす空間、できれば自然素材で贅沢にいっちゃってもらいたい(‘ω’)ノ

道具の貸し出しと使い方、水との配合量、手順などを説明。

あとは「やるっきゃない!」と背中を押しまくります^^

実際にはマスキングや床養生など、準備作業が7割程度を占めるのですが、そういう職人の世界のこともこの機会に知っていただきたい。

この家に家族で暮らすこと、親がどんな心境でいるのか、子供たちはここでどんな風に育つのか、 黙々と、孤独に、自分と向き合って欲しいのだとも思うのです。

その達成感たるや、生涯忘れることはないでしょう。

DIY期間は1か月半。

この期間の中でのべ約150時間ほどの時間が必要です。

体調に気を付けて、なんとか乗り切ってください! たまには冷やかしにいきますので!!(笑)  

2018.9.15 Reborn塩原  

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