7月上旬から行っていた松本市K様邸の特殊リフォーム工事が終了いたしました。
一般的に、外装リフォームといえば長くとも1か月、早ければ2週間もあれば終了。
「いったいなんのリフォームを?」 と、近所の人も見に来るような、特別なリフォーム工事となりました。
今年の夏は酷暑と呼ぶにふさわしく、この急こう配の屋根の上はまさに地獄の戦地と化し、 大工さん、解体屋さん、屋根屋さん、板金屋さん、塗装屋さんを苦しめたのです。
ご覧の写真は足場が撤去され、ついに工事が完成した昨日の夕刻。
きれいになった外装を見て、撮影者のナカソネは涙を流したことでしょう(笑)
リフォーム前の屋根はこんな感じでした。
屋根が変わるとグッとその家の印象が変わりますね。
大事ですね、やねって。
薄型スレート屋根、俗にコロニアルとかカラーベストとかって呼びますが、 30年間休むこともなく、この家を雨から守ってきたのはまぎれもない事実で、 いまはその座をディプロマット君に譲って眠りについたのです。
お疲れ様でした、コロニアル君( ^)o(^ )
特になんてことないボイラーと、しましま柄の外壁(腰壁)ですが、 その向こう側ですごいことになってしまっていた、と憶えていてくれてるブログ読者も多いはず。
そう、シロアリ様。
女王とはよく言ったもので、その生命力の強さ、たくましさ、繁殖力、ひたむきな労働力には感服いたしました。
この方々すべてを女王が産み落としているのかと思えば、気持ち悪いなんて言ってられません。
「罪を恨んで蟻を恨まず」
来年は再びお目にかからないことを祈るばかりです。
「やるだけのことはやった」
おかげ様で、そういうリフォーム工事となったのです。(この写真は解体したときに撮影。こんな感じがあちこちに・・・)
これほどオソロシイことになっているとは・・・。今、地震が来たらどうしよう・・・震
シートベルトを装着していない車のようなものではなかろうか。
着任してすぐのナカソネにとっては貴重な体験となったのではあるまいか。
今後は経過を観察してゆくことになるのですが、私の実家から近いこともあり、生涯忘れられない仕事になりました。
南面は被害が2階にまで及んでおり、全面が樹脂サイディングに。 雨漏りしていたベランダは完全撤去となり、かわりに日除け用の庇(ひさし)が設けられました。
夏はここにすだれなど日除け用の何かしらかをぶら下げてください。
カーテンレールをつけて、通気性のある寒冷紗のようなネットをぶら下げるものよいです。
かなりがっちり出来ていますので、1mくらい雪が積もっても平気です。
また、樹脂サイディングはコーキングを必要としませんし、色褪せもほとんどなく、劣化しにくいですから、向こう30年は優にいけるでしょう。
「30年後は何歳ですか?」 ってお父さんに聞いたら、空を指さして笑ってた。
これからは基礎の横っ面を指さし点検してくださいね(^^)/
最後に、この工事に携わった関係者のみなさん、 お疲れ様でした!
みなさんの労力、気力に感謝します!!
工事の最終日となった昨日、最終の片付けで出向いたナカソネから、うろたえ気味の写真が届きました。 仮設用の木杭にあの方々がまだ・・・・恐
2018.9.20 Reborn塩原
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