夕方よりついに雪が降りだしました。初冬のナカカル。 ナカカルは、中軽井沢の通称です。
工事は12/22の完成を目指して終盤、8回の裏ツーアウトです(笑)
落ち葉に埋もれた現場敷地内はところどころ霜柱が立ち、本格的な冬を迎えようとしております。
どんよりと雲が立ち込めた日中、左官屋さんのシマダさんが活躍中。
御年70歳は超えています。玄関先のタイルをこれから貼らんとしているご様子。
「輸入タイルは、まーず困る」という厳しい趣旨の話を、歯があまりないため、やわらかな口調で(笑)。
シベリアンラーチ外壁がここだけ最後まで残ってしまう形になってしまいますが、ここはシマダさんのナワバリ状態となっています^^
玄関ドアはRebornオリジナルeZドア。ローズマホガニーです。
ここ数週間の室内は、シマダさんの独壇場と化していました。
リビングのアクセント壁は、浅間山の火山溶岩をイメージした黒いざらざらタイル。白抜き箇所は壁掛けテレビが取り付く予定で、 シマダさん情報によると、タイルの寸法誤差が日本製タイルよりもかなりあるらしく、 製品寸法タテ150㎜の倍数で割り付けたのですが、高さ2.4mで5~6㎜にまで誤差が拡張。
困ったんだぞう、を連呼していました。
だが、日本製にはないよな~、この質感。
このお宅では、黒やグレーなど全体的にモノトーン調ですべてコーディネートされ、 無垢の木の家具で木質感を際立たせようというデザイン意図があります。
巾木や枠、手摺などもすべて、うっすら木目が見える程度で、塗りつぶしに近いグレーで統一されています。
リビングに鎮座する”メイスンリヒーター”(つくりかけ) 日本にはまだほとんど知られていない、蓄熱式の薪ストーブで、 薪が燃えることによって生み出される熱の90%以上が室内に放熱するという画期的なストーブです。
すでに薪ストーブ愛好家の間では話題になっており、 伊那市のマキメンこと薪ストーブメンテナンス・小野沢さんの手によって着実に耐火煉瓦の積み上げをおこなっております。
いまは文字通りレンガ色ですが、最終的な仕上げは、他の壁同様、しっくいグレーで仕上がり、存在感がうすれてゆきます(笑)。
背面はこんな感じ。想像通りですね(笑)
私が設計設計(施工)する家でメイスンリヒーターはこれで2棟目。
いずれも軽井沢での施工となりました。
来年もしかすると松本市でも採用が検討されており、もうこうなったら標準採用してもいいんじゃないかと思っているシオハラです!
小野沢さんは、巨大地震に備えるべくレンガ積み内の補強用鉄筋のことや、床との接点の構造にも配慮してくれており、安全性を優先したその仕事ぶりには頭がさがります。
この日はいなかったので頭下げられませんでしたが(笑)
階段から2階にかけては塗装屋さんのナワバリになっていました。
Rebornでは定番のプラネット・フェザーフィール(しっくい)ローラー塗装です。
真っ白なドイツしっくいにグレーの色粉を5%配合し、ローラーで2回塗り仕上げです。さすがプロ。なかなか落としませんね。
グイグイ塗り進んでゆきます。
下地は厚手の紙クロス=KOBAU(こばう)、これまたドイツ製です。
フェザーフィールはバインダー(接着剤)にカゼインというヤギの乳を使用しています。まったくもって自然素材にこだわった徹底品。
こちらにも頭が下がります。
南面にあたらに設けられたデッキテラス。
屋根ひさしに強化ガラス8㎜を搭載。
私の設計ではたびたび登場するガラス屋根を持つデッキテラスですが、 屋根屋さん、大工さんたちにもだいぶ浸透してきたらしく、 昔は「ここはどうする?、あれはそうやって納めんだ?」といった質問がよく来ていましたがまったく質問が来なくなりました。
さびしい限りです(笑)
お客様のご厚意で、しばらく先ではありますが、 来年の2月、9(土)・10(日)の厳寒期に、完成見学会を開催させていただくことになりました。 リフォームで我が家(別荘も)をキューワン住宅にしたい、 メイスンリヒーターの暖房ってどんな感じなの? という方にとってはまたとない機会となるでしょうし、
「冬こそ軽井沢へ」
というご期待に添えるような建物になっております!乞うご期待!!
2018.12.11 Reborn塩原
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