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12/25~27:個別見学会@小布施町

2019.12.10|Q1.0住宅
塩原真貴

小布施町・T様キューワン住宅、足場が撤去されました。

破風・母屋などの桁:キシラデコール、ウォールナット色

軒天:ケンエースⅡ・ホワイト

外壁:プラネット、クイック&イージー(西洋しっくい)左官仕上げ

グレーとオークの色粉を混ぜています。

久しぶりにシングルハング(片上げ下げ)窓を採用。

初めて西日が当たって、ヌリカベ君も喜んでいると思います(夕方の写真)

今日は小春日和で暖かい一日でした。

ここは分譲地で複数の建築途中の家が立ち並んでいます。

周囲は窯業系サイディングの外壁ばかりで、どこか「小布施らしさ」が減衰している感じがありますが、 オトナの街・小布施の街並みに、少なからず貢献できるのではないかと思っています。

この足場撤去直後の夕方、遠巻きにこの完成しつつある姿を眺めるのは、このうえない現場監督のヨロコビなのです。  

窓はもちろん樹脂サッシ(トリプルシャノンⅡs)なのですが、 Rebornの標準的な納まりは外壁よりも窓が引っ込んで取り付きます。

腐食や凍害の原因となりやすい窓台には(ドイツ製)アルミ製の水切りをつけています。

国内のアルミメーカーさんに早く発売してほしいと、このブログで訴え始めて早3年ほど経ちますが、今のところまだ国内調達できていません。

Y社、L社さんあたり、どうでしょうか?需要が見込めないといっこうに耳を貸してくれませんが、ファーストペンギンにぜひなっていただいたい。 

室内では、建築主Tさんによる内装しっくい塗装が佳境を迎えています。

すでに2階は塗り終え、階段を下ってきています。これでついにメインどころのLDKにつながりました。

室内には造作家具が運び込まれ、内装が仕上がるのを待って、所定の位置に取付けされるのを待っています。

しかし終盤になって家族内に風邪が連鎖し、時期も時期なので、ついに先日応援要請がありました。

ダメ元で取引先の塗装やさんに連絡すると、快く引き受けてくれました。ありがたい限りです。

これで年内完成の目途が立ちました。あとは各職人さんの体調にかかっています。

さすがにプロは無駄な動きがなく、無口で黙々と仕上げてゆきますな。

現場にはミルク的な甘い香りが漂っています。

内装用しっくい材はこれまでずっと、プラネットジャパンの「フェザーフィール」です。

この手の内装材には必ず接着材が入っています。

フェザーフィールの場合は、カゼインというヤギの乳から採れる成分が接着剤の役割を果たしています。

環境的によろしくまた、塗る人にもやさしい材料だと思っています。

道具や容器は当然毎日作業終了後に洗いますが、地表に洗い流してもOKです。

内部塗装の何がタイヘンて、養生やマスキングです。

加えて1時間前の練り置き。

練り置きをせず練ってすぐ塗装は、どうしても「ダマ」ができてきれいに仕上がりません。

今回は完成見学会は開催しません。 内覧・見学希望の方は個別に対応させていただきます。 平日になってしまいますが、12/25(水)~27(金)にて対応させていただきます。

ご希望の方はメールまたは携帯電話にご連絡をお願いいたします。 info@reborn-nagano.co.jp または 090-1121-3993(塩原)まで。

暖房はパネルヒーターです( ^)o(^ )  

2019.12.10 Reborn塩原  

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