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耐久性200%UP!~マイトレックACQ注入

2013.02.02

節分を前に、急に春めいた天候が続いています。つい先日まで、-10℃近い最低気温を連発していましたが、今日はなんと+10℃。その差は±20℃近いものになっています。体調管理をしっかりせねばなりません!生暖かく感じる風の中、道路脇や屋根に残った雪が、ぴちゃぴちゃと音を立てて溶けています。

 

昨年、グリーンラックを通じてお知り合いになった、松本市のハウスメーカー、スペースウェアハウスの醍醐さんから、グリーンラック、再度のご注文です。

建築場所は安曇野市穂高。

 

 

 

完成したばかりのスペースウェアハウスさんの新築住宅を背に、醍醐さんとパチリ。

醍醐さんは今年、厄年らしいのですが、あまりそういう雰囲気は感じません(笑)。無理やりオノを持たされました(笑笑)

 

 

このご住宅にも薪ストーブが採用され、薪の保管庫としてグリーンラックを標準で装備していただきました。

GR36416R×2台=マキ約200束収納~組立前です。

 

 

 

2/2、3で完成見学会ということで、薪ストーブの慣らし運転中♪

このお宅の外観の特徴、杉の無垢板がきれいに縦張りされています。少し緑がかっているのは、無塗装の杉板(中国製・福杉)に、30年木材を腐らせないというACQ防腐材を注入させてあるということ。

 

しおはらデザイン設計でも、このところデッキ材でしばしば採用させていただいている、松本のランバーテック社さんであらかじめ加圧注入した福杉が貼られた外壁。はじめは毒々しい緑色ですが、徐々に茶褐色に変色し、さらに数年かけてシルバーグレーに変色していきます。

 

 

醍醐さんも満足気です。軒の出がもう少し深いと、より安曇野、または醍醐さんらしいどっしりとした外観になるのではないでしょうか(笑)。

 

 

 

 

そんな外壁に合わせ、今回初めてではありますが、グリーンラックもこの外壁と同様、ランバーテック社に持込み、ACQ防腐剤を注入しました。

通常グリーンラックは無塗装で出荷し、お客様にて塗装をしていただくようご案内していますが、今回のようにイレギュラーなご注文にも、すばやく対応させていただきます。

使えるものは何でも使わせてもらう主義の私なので、醍醐さんにも当然のように組立を手伝ってもらいました。(醍醐さんもインパクトを持ってやる気満々でした)

 

 

通常のグリーンラックは、数年毎の塗装を条件として、10年~の耐久性を見込んでおります。

こだわりの杉板屋根が、もっとも腐朽しやすいと考えています。床や壁パネルは10年以上は普通に耐えると思います。

しかし、今回のようなACQ防腐剤を全体に加圧注入させると、耐久性は30年程見込めるのではないかと考えています。

 

 

 

問題はその注入加工料金ですが、GR36416R×1台あたりは、ブラス¥25.000ほどになりそうです。(注入用釜への持込運賃含む)

キシラデコールなどのオイルステインを、当方であらかじめ塗装させていただく場合、塗料代+塗装手間代で¥18000頂戴しておりますので、¥25.000は決して高くないと思います。むしろ、数年毎の塗装も不要になりますので、長い目で見れば、断然お得なのではないでしょうか。

 

 

納期は約2週間程いただくようになってしましますが、グリーンラックの超耐候型モデルとして、近く商品化したいと考えています。

外観もさることながら、室内インテリアにも、住み手のこだわりが満載の、スペースウェアハウスの完成見学会、お近くの方はぜひ一見の価値ありです!春の気配を感じつつ、是非お出かけ下さい!!

スペースウェアハウスさんのブログでも紹介してしただきました。http://swhjp.com/canada/column/2013/02/223vol4.php

 

 

 

この日に合わせて、塩原も、グリーンラック用にコーディネートされた衣装です。二人とも、足が短いのが目印です(笑)

醍醐さんはこの衣装にお面を付けて、明日の節分の役割を果たそうと考えているようです。

 

 

 

 

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