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あなただけの薪ストーブつくります(Eight Knot)

2012.09.05

出身地松本で、熱い人に出会いました。以前からフェイスブックで交流していましたが、お店に行くのは初めてです。薪ストーブの設計・製造を手掛ける、松本市横田にあるエイトノット(Eight Knot)の上原さんです。 元々はバイクの方で頑張っていたそうですが、思い切って薪ストーブの方に舵を切ったそうです。 熱い思いを抱えながらも、紳士的で笑顔が絶えないステキな方です! 社員の方々もさわやかなあいさつで迎えてくれました!     分厚い鉄を8角形に成型し、これを軸に、ガラス扉、エアー吸い込み口等を加工していきます。エイトノット=8角形、が社名になってるんですね~。 もちろん1台1台手作りです。       製造加工場の隣にショールームがあります。普通薪ストーブのフォルムは基本的に四角形で、鋳物製の場合は文字や柄で装飾されていますが、エイトノットさんのストーブは、角が丸みを帯びていて、柔らかい印象です。 天板も8角形ですね。       オーブン料理ができる機能性にもこだわりがあります。ほとんどの機種に薪投入口とは別にピザなど料理投入口があります。 手前のヘルメットのようなものは、最近つくってみたというピザ釜の一部です。     鉄の厚みはハンパない!6mm+10mm?2重になっていて、さらに耐火モルタルで内部が仕上げられています。 炉内がかなり高温になっても、これなら問題ありません。温度が(火力が)一気に上がる針葉樹を意識して、とのことでした。     ふたたび製造工程へ。本体をひっくり返したところです。すべての機種はクリーンバーン方式で、触媒はありません。薪ストーブは炉内の温度を上げないと完全燃焼に近い状態にはなりません。完全燃焼に近づけようとすると、空気(酸素)をたくさん送り込まなくてはなりません。たくさん空気を送り込むと、早く燃え尽きてしまいます。できればゆっくり燃えてほしいのですが。この矛盾を解決するために、各社さまざまな工夫をするわけです。こちらエイトノットさんのものも空気の取り入れに関しては、さまざまが仕組みを備えています。   パンフレットいただきましたので、興味のある方は直接問い合わせしてみてください。     薪ストーブと言えば、そのほとんどが海外のものですが、長野県にもすばらしい技術や考え方を持つ熱い作り手がいることに嬉しくなっちゃいました。 最近新聞でも数年後の家庭光熱費が倍増する、なんて記事が出てますから、一般のご家庭でも薪ストーブをちょっと考えてみていいのではないでしょうか。 ホームページものぞいてみてください。エイトノットのホームページ お客さんが不憫しないように、薪のことも真剣に考えていらっしゃいます。          

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