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ドイツ訪問記④

2017.01.24

アウトバーン。 アウト=車 バーン=道 そんまんまやないけ。 ドイツの高速道路(アウトバーン)は一般車無料。 最高速度も決まってなくて、2~4車線ある車線は、 ベンツ、ポルシェ、アウディ、フォルクスワーゲン、 160キロくらいでしょうか、シャッと駆け抜けてゆきます。 トラックは走行距離に応じて課金される仕組みだそうですが、どんなふうに管理されているのでしょうか。 サービスエリアのトイレは有料で、入場券は0,70ユーロ。入口に無人改札口があります。   0.70ユーロ支払うと、0.5ユーロのチケットが発行され、実質0.2ユーロの支払いをして用を足すのですが、 0.5チケットは金券として、ジュースやお菓子などを買うように促されます。   トイレに限らず、ドイツはチップ制があります。 ホテルのベッドメイキングは1ユーロ。 飲食店も1ユーロ以下小数点(セント)は繰り上げされ、チップとして渡すのが慣例なんだとか。 大雑把なO型には別にどぉってことないんですが、A型の人は理解しがたい慣例なのではないでしょうか。   海外に来るといつも思うのですが、 自国の常識は世界の常識では決してないということです。   こんなにもク○まじめな国であっても、結局は気分といいますか、そんなもんまとめてはらっちまえ的な、 こんなんでよろしく、ほなさよなら!という雰囲気に包まれています。   それにしても寒い! どこに行っても氷点下10℃近くまで朝は冷えています。 車も洋服も黒が圧倒的に大多数。 ドイツといえばやっぱり黒をイメージしますな、今後共。   それにしてもどこを見渡しても美しい景観です。 まず、電線が路面電車を除いてまず目につきません。 建物も、窓が規則的に配置され、ほぼすべて切り妻屋根。 世界の車窓から、の風景が常に目の前に、あらゆるところに存在しています。   この国は、地球温暖化やエネルギーの問題に、貪欲なまでの技術探求と、エネルギーそのものをできるだけ多く消費しない生活を目指すことで乗り越えようとしています。 聞き耳を立てると、いろんな雑音も聞こえてはきますが、基本的には、断熱や気密をかなり厚く隙間なく行い、太陽光や風力、バイオマスなどの自然エネルギーを、後世のためにできるだけ取り入れようとしています。 その一つの結実として、エネルギーパス、という建築手法が広がりつつあります。 日本ではゼロエネという言葉の方が広く知られるようになりました。   100年後の人たちが、「2010年代の人たちが頑張ったから今がある」 なんて言ってもらえるような行動をしたいですね。 ものづくりに関わる、全ての人々が、そうした気持ちで計画をし実行する、   たぶんそういうことなのではなかろうか。   ドイツ訪問5日目にして、そう思うのです。   2017.1.23 Rebornしおはら@ハイデルベルグ DSCF1393 DSCF1398 DSCF1399 DSCF1403 DSCF1417 Exif_JPEG_PICTURE Exif_JPEG_PICTURE Exif_JPEG_PICTURE Exif_JPEG_PICTURE Exif_JPEG_PICTURE Exif_JPEG_PICTURE

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