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P&Bの10年点検@静岡県浜松市K様邸

2016.07.26

いよいよですね~リオデジャネイロ・オリンピック♪ 実はOB宅のお嬢様が、とある種目でオリンピックに出場いたします。   もう10年ほど前になるのですが、新築した当時、彼女はまだ小学生でしたがその才能はすでに開花しつつありました。 来週はどこどこに遠征だとか、その次の週末は○○の大会だとかで、とにかくお子さんの予定に親も当然ながら振り回され、打ち合わせのための時間確保が容易ではありません。 お宅に伺って打ち合わせをしている横で、その子は練習をしていました。 「○○ちゃん!いつかオリンピックに出て金メダルとってよ!」 って、本気で言ったわけじゃないけど、 もしかしてだけど~♪、もしかしてだけど~♪、ほんとにゴールド、もちかえってくるんじゃないの~♪ もうそろそろリオ入りすると思いますが、体調を万全に、気負いすることなくいってらっしゃい!^^   週末は浜松市へ。東海環状線のおかげでずいぶん気が楽になりました。 そうはいっても長野市からは4時間。隣接県ではありますが、やはり静岡は遠いな~、って感じます。   DSCF7630市街化調整区域、田んぼのど真ん中にその雄姿はあります。 この10年間、子育てや仕事に追われ、メンテナンスはほぼ手付かず。 当時よちよちしていた幼児は、サッカーに熱中する中学生に成長していました。 「家をつくったおじさんだよ」 と紹介され、ちょっと照れくさそうに「こんにちは」と言ってくれました。 子供はすごいですね。あっという間に大きくなりますね。 それに引き換え私はあの時とあまり成長していないのではないか、 成長したのはこの腹回りだけではないのか、 床下に潜りながら自問自答です。 DSCF764610年放置のこのお宅も、ご当人は「もうぼろぼろ」、と電話で言っていましたが、それほどでもありませぬ。 丸太は黒く焼けて変色していますが、深い軒のおかげか、それほど傷んでいるところもありません。 西向きの玄関ポーチ。屋根はありますが木製玄関ドアは毎年オイルを塗ってください。 味わいが増してゆきます。 屋根は俗にいうコロニアル(薄型スレート瓦)ですが、そろそろ塗装のタイミングです。 風が強く、近くに国道1号線からの排気ガスの影響か、本来みどり色の屋根はどう見ても黒く見えます。   DSCF7632外部を点検していて、丸太柱の下部が腐っているのを発見。 柱が腐ることは稀です。 日当たりもよく、割れに入った雨水も抜けるはずなのに何で?、という感じもありますが、 表面から2~3cmの深さまで一部腐っている模様。 温暖地では腐朽菌が活発で、少し腐るとどんどん拡大してゆくのを感じています。 今回、10年経過ということで足場を全面にかけ、屋根と外部木部全般の塗装を計画します。 そのときこの腐った部分は削り取り、今後はホウ酸にて予防してゆくのがよいと考えています。   DSCF7634ログハウスらしいアイテム、方杖(ホウヅエ)。 こういうのは決してプレカット機械加工はできませんから、当然手加工。 丸太を使うイコール手加工。 スピードや生産性重視の現代にあって、何とも非効率的な、牧歌的な仕事をこれまでしてまいりました。今でこそ木を見せる家が増えてきましたが、10年前は窯業系サイディング外壁の最盛期。 そして静岡県でシャノン・樹脂サッシペアガラス。 当時、周囲の眼には、サーカスがやってきたぞ、ぐらいに映ったのかもしれません。   DSCF7636ログハウスといえばデッキ。 1間(1.8m)の奥行がある木製デッキは屋根の下にあって、ほとんど傷んでいません。 もちろん塗装は剥げていますが、色あせたジーンズのように味わいがあります。 「デッキってぬるべきですよね?」 というご質問に 「このままのほうがかっこいいんじゃないかや」と返答。 10年くらい経ったこのくらいが、ビンテージ感あふれる「いい感じ」だとする価値観を伝えました。   DSCF7648これまで一回も清掃していないという第3種換気扇の本体ファン。 10年分のほこりがついています。 それでもこの程度ですから、お部屋がきれいなんですね^^ 不要となった歯ブラシできれいにしてもらいました。   DSCF7649給気口のフィルターは真っ黒です。 最初は真っ白なんですが、、、。 大気中にけっこうな排ガスを含んでいるものと予測します。 仕方のないこととはいえ、こまめにフィルターは清掃してくださいね。 劣化も進んでおり、この度新しいものに交換をしていただきます。 実はRebornのWEBショップでもこのフィルターを購入できます。 「でも」と書きましたが、私の知るところ、このフィルターをネットで買えるのはここだけだと思います^^ RebornWEBショップ~パックス給気口フィルター DSCF7641この排気ガスは外壁も一部汚していました。 高圧洗浄はやめてください。 外壁材があっというまに削れてしまいます。 洗車用ブラシで水洗いするくらいしか方法がありません。 再塗装にあわせ、外壁(石灰系素材~村樫石灰工業 プレモル白・粗目、という商品です)を塗装することも勧めたいと思います。 自浄作用は軒が深いので期待できませんので、気軽に水かけて掃除ができるようなものを提案したいと考えています。     床ワックスのかけ方、玄関ドアの塗装の仕方、折り戸の調整方法などを伝授して帰路につきました。 10年前に、毎週のように通った街並みも、ずいぶん変わっていて、時の流れを感じます。   この10年間で私の家づくりの方法や方針は、実はほとんど変わっていません。 それはそれで自信を深めることにもつながっています。 点検やメンテナンス、不具合や不調現象をこれからの設計にフィードバックする、それはそれでとても大事なことです。 目から鱗の10年点検。 これからも全国へ出かけてゆきたいと思います。 2016.7.23 浜松市K様邸 7年ぶり(?)10年目点検 Reborn 塩原  

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