オオクボ、木材加工もやる~後編~
2016.03.20
こんばんは、おおくぼです。 昨日に続きまして、木材加工について! 今日はこのプレーナー機を使って、木拾いした寸法に加工していきます。 これはダイニングカウンターの天板になるサワラの無垢材です。しかも耳付き!このプレーナー機は仕上げたい寸法(幅・厚み)に0.1mm単位で加工が可能です。 加工前の表面は、ざらざらとしていますが トンネルをくぐってくると、このようにツルツルに仕上がってきます。 昨日と違うのは、これで仕上るということであります。無垢材なので削っているとこんな穴や節(枝があった箇所)がでてきます。これは虫が開けた穴ですが、仕上がり面にこんなのがあったら誰だって嫌ですよね。けど例えばあと3cm削ったら仕上がり寸法というところでこの穴が出てきたとすると悩みます。穴さえ開いていなければ、仕上がり面にしたいけど最後まで穴がある可能性もある・・・ ただつるつるすればいいものではなく、綺麗な仕上がりになることをしっかり考えてやると結構難しく考える手間が掛かります。でも大工さんたちはそういった細かいところも配慮していつも加工しているんだな~と身を持って分かることができました。 おおくぼの処女作もこれで現場に納品されます。 この無垢板はこれからもう少し変貌を遂げてから設置されるのですが、それはまたのお楽しみにしときましょう。 おおくぼ