暮らしのことば

新築住宅 長野市

長野市|Y様|2015年
新築

アパートの時はよく風邪をひいていた子どものためにも暖かい家に住みたい。

記者:
リボーンの新築第一号とのことですが、できたばかりの会社で家を建てる不安はありましたか?

ご主人:
ありましたけど、割と情に流されるというか、いろいろ悩むわりに決めるのは軽いんですよ。
ある程度、断熱やいろいろ勉強していたので、ああいえばこういうという感じで信用できると感じました。
あと他社との比較で断熱材の厚さが倍ぐらいあったので、断熱に関しては言ってることは確かだなと感じましたね。
耐震性能とかはよくわからないのでお任せでしたけど。

記者:
では、基礎知識をつけた上での家づくりだったわけですね?

ご主人:
そうですね。

敷き詰めらる断熱材

記者:
以前はアパート住まいで寒いというのが最も不満だったと聞きましたが。

奥様:
結露がすごくて、家の中につららができてました!カビもすごかったです。

ご主人:
子どももいるんで暖かくしようと思ってファンヒーターで暖房すると湿気すごくて、それで窓が凍ったりしてました。
リフォーム済みで内装はキレイな今どきのアパートでしたけど、築30年だったので水道管も凍ってました。
結婚して5年くらいそのアパートに住んでました。

記者:
実家は近くなんですか?

奥様:
近くです。小学校が一緒で。

記者:
では結婚して実家を出られて住んだアパートがとにかく寒かったと。
そういう経緯で家を建てようと思ったわけですね。
アパートが寒い以外の理由はありますか?

奥様:
二人めの子どもが欲しいと思ったので、その前に家を何とかしようと話し合っていました。

ご主人:
3年くらい前にも検討している時期があったんですけど一時中断していたんですよ。
長男が生まれて少し落ち着いてから、子どものためにも暖かい家がいいなと思いました。
アパートの時はよく風邪をひいていましたから。

奥様:
夢がマイホームを持つことだったんで…いずれは持ちたいと思っていたから、「今か?!」と思って。

ご主人:
夢叶っちゃったじゃん(笑)

記者:
タイミング、そして「勢い」ですね。

奥様:
そうそう、勢いもあったかな。

ご主人:
割と冷静でしたよ。消費税が8%に上がった時も焦りもなかったし。

奥様:
正直言うと私は○○○○○○ハウスで建てたいと思っていたんです。
話を聞きに行ったりもしましたし。

ご主人:
○○○○○○ハウスは営業がダメだった。

奥様:
それもあったけど、暖房がエアコンだったのが「え?」と思って。
エアコン二台で暖房というのに不安があって。

記者:
奥さんの理想の暖房は何だったんですか?

奥様:
床暖ですね。熱は下から上にいくから、上から温めるのは無いかな?と。
下から温める床暖がいいと思ったんですけど、「電気代」や「メンテナンス」なんかの話を聞いているうちに考えが変わってきました。その頃塩原さんと出会って。

【記者感想】
同じ小学校の同級生という若いご夫婦。
実家も近く長野市の気候にも慣れた体でも、結露で窓が凍るアパートの寒さが身に染みて家づくりを決めた二人です。
男女の買物価値観の違いとして男性はスペックを客観的に評価して、女性は直感で使用することをイメージしてと言われるとおり、ご主人が断熱性能の高さを確信してRebornを選択する流れは見えましたが、某ハウスメーカーの洋風な雰囲気が好みの奥さんが塩原設計士と出会ってどういう展開になったのか…興味深いです。

この人に自分たちが思い描いている家を建てられるのかな?

記者:
塩原設計士との出会いは?

ご主人:
友達が以前の会社(しおはら住宅デザイン設計)でアルバイトしていて、その関係で知り合いました。
家を検討する中で出会った塩原さんでしたけど、当時は設計事務所として分離発注で家を建てていて、分離発注には問題があると感じていたので「どうかな?」と思っていましたけど、体制が変わりRebornという会社としてやってくれるということになったので安心できました。

記者:
確かに分離発注はイニシャルコストが抑えられる半面、施主自らが後々に責任を持たなければならない危うさもありますね。塩原設計士の第一印象は?

ご主人:
本当はその前に一回会っていて、当時の設計事務所で薪棚づくりのアルバイトをやらせてください。ってお願いしたんです。でも「ダメだ、お前は大工をやれ。」と言われて「それは嫌です」って。それ以来合っていなかったんですよ。
その時の印象としては「苦労してるな」という感じでした。

記者:
では、最初はお客さんという立場ではなかったと。
とても苦労している最中の出会いだったんですね。

ご主人:
はい。
人間的に「強いな」と感じました。あそこまでいけば怖いものはなくなると思います。

記者:
見た目もですけど精神的にマッチョですね。笑
境遇を聞くと暗黒面に堕ちても不思議じゃないのに人間味があるのがすごいなと思います。

奥様:
私はその頃、まだほかの会社で建てたいという思いが残っていて、そんな時に主人から「こういう人なんだけど会ってみない?」と名刺を見せられた時は「信用できない!」と思って…

記者:
それは会う前の印象ですよね?

奥様:
そうです。

記者:
良かった(一同笑)

奥様:
でも、会ってみても、この人に自分たちが思い描いている家を建てられるのかな?と思いました。

記者:
なるほど。
会ってみた結果でも信用できない、不安な気持ちに変化はなかったということですが、この家は完成して住まわれている結果から遡って、どの時点で「信用できる」「任せられる」と気持ちに変化がありましたか?

奥様:
結構早い段階だったと思います。
話をしているうちに、塩原さんの人柄というか…なぜか言いたいことが言えたんですよ。
それですべて受け止めてくれたのが大きかったですね。
「この、小娘が!」とか思ってたかもしれないですけど。(一同笑)

ご主人:
俺より全然言ってたよ。(笑)

奥様:
言いたいことが言えたし、言いやすかったです。
嫌な顔ひとつせずしっかり聞いてくれました。

ご主人:
俺のがよっぽど気を使ってたよ。

奥様:
何でも言ってよという雰囲気があって、話しているうちに「任せても大丈夫」という気持ちになってきました。
あと、寒い家が嫌だと話したら断熱の話をしてくれて…

記者:
その流れになればこっちのもんですね。(笑)

奥様:
断熱の本とか貸してくれたりして、すごい力を入れてるんだなと思いました。
私は読んでませんけど。(一同笑)

ご主人:
俺は何冊も借りてしっかり読んだよ。

【記者感想】
ご主人と塩原設計士との出会いも衝撃的ですが、ご主人の説得工作により見事に奥さんを陥落させました。
それにしても「聞く力」は重要です。最終的に懐疑的な思考の奥さんを納得させたのが「営業トーク」でも「施工実績」でも「キレイなパンフレット」でもなく想いを全て受け止めてくれる包容力という「聞く力」だったとは。
失礼を承知で言わせてもらえば、ハウスメーカーのシュッとした営業マンの容姿がある訳でも、鍛え抜かれた営業トークがある訳でもない塩原設計士が若い夫妻の心を掴んだ時は、Rebornの今後に明るい光が差し込んだ瞬間だったと思います。

床は高性能グラスウールが140㎜、壁は高性能グラスウール充填+付加断熱で合計205㎜

記者:
家の情報を教えてください。

ご主人:
敷地面積が155㎡(47坪)で建坪がウッドデッキ、車庫は含めず30坪です。

記者:
建坪30とのことですけど、正面からみるとすごく大きくて、数値を聞くと「あれ?もっと大きく見えるな」と思いますが。

ご主人:
よく言われます。
間取りは、二階がLDK、一階が寝室と、つながってる子供部屋で将来的には区切る予定です。

正面から

記者:
断熱性能の高さを標準的な断熱性能の家と比べるとどんな感じですか?

塩原:
床は高性能グラスウールが140㎜です。標準的な断熱性能の家の場合50㎜以下で発砲スチロールになります。
壁は高性能グラスウール充填105㎜+付加断熱(壁の外側にもグラスウール)100㎜で合計205㎜で、標準的な壁に比べかなり厚いです。
天井もグラスウール吹き込みで厚さは250mmになります。
サッシはLOW-Eペア アルゴンガス入りになります。

記者:
壁の厚さが205㎜!断熱性能の高さを物語ってますね。
補助金は省エネ住宅ポイントが30万ポイントとのことですが、どういった使い道を。

ご主人:
生活費で使いました。もうすぐなくなります。
もう一つ省エネに関係なくもらえる住まい給付金というのがあって、つい最近申請したばかりでそれも30万円の給付金がもらえます。
省エネ住宅ポイントは証明書を出して書類上で審査してもらってもらえます。

記者:
そういった申請業務はRebornが協力を?

ご主人:
そうですね。手間賃はかかりますが。やってもらいました。

記者:
そういった制度は家を建てる前からご存知でしたか?

ご主人:
そうですね。
ちょうど住まい給付金が8%になったのと、住宅業界が全体的に冷え込んでいて省エネ住宅ポイントが出てくるタイミングでした。
銀行も借り手が少なくて困っていた時に借りられたんでラッキーだったです。
住宅ローンは固定ではなく5年の変動金利で借りているので世の中の情勢を知ることが大事ですし、そういった意味でファイナンシャルプランナーも紹介してもらえてよかったです。

壁の外に貼られた付加断熱105㎜の厚み。壁を挟んで内側にも同じ厚みの断熱材

【記者感想】
正面から見る建坪が30坪というのが信じられないほど大きく見えます。
また標準的な断熱性能の住宅とは、数値で比較するだけでも性能の違いが明確になります。
断熱性能でランニングコストを抑えるだけでなく、初期費用は後述する施主自らの工事や補助金制度を利用することで節約するY
さんの判断は賢明と思います。

Rebornで建てる事にうちの親は大反対してました。

記者:
ご夫婦で家を建てるので、お互い納得した上でなければ完成しない訳ですけど、そのハードルは施工する側としては相当高いものだと思います。

塩原:
気持ちが一致していないと、いざ工事が始まってからも大変なことになります。
夫婦と周りの人たちとの絡みが結構大変です。

記者:
そういった事で何か問題はありましたか?

ご主人:
うちの親は大反対してました。
説得するために塩原さんに自分の実家に来てもらって父と話してもらいました。

記者:
ちょっと待ってください。重要なことなのでしっかり聞きたいと思います。
お父さんからすれば、結婚した息子が家を建てると言っている。聞けばできたばかりの知らない会社に任せると言い出したら、それは親は反対するでしょう。「騙されていないか?大丈夫なのか?」と。

ご主人:
そうでしょうね。

記者:
ご主人は、その時はRebornに任せると決めていたんですか?

ご主人:
はい。建てることは決めていました。あと、立地が川に近いというのも反対していました。

記者:
お父さんに塩原設計士を会わせるというのは、実際に会って話をすれば伝わる、わかってもらえるという気持ちがあったからでしょうか?

ご主人:
塩原さんはそう思っていたようです。でも、そのあと電話で話してみたんですけど、そんなに気持ちは変わっていなかったです。(一同笑)
うちの親父の心は折れなかったですね。

奥様:
塩原さんは「伝わったぜ」っていう感じだった?

ご主人:
そんな感じじゃなかったね。
川うんぬんより自分の事を心配していると感じていたね。

奥様:
まだ早いって言ってたね。

記者:
最終的にはもう大丈夫となって着工に至った訳では?

ご主人:
ないですね。
建てたもの勝ちという感じでいかせてもらいます。という感じでした。
でも、上棟までいけば止められないと思ったのか上棟式には来てくれて。
上棟式の時は「ここ白く塗らない方がいいんじゃないか」「木のままがいいじゃないか」とか自分の意見まで言い始めて。(一同笑)

奥様:
木が好きらしくて(笑)

上棟式に出席してくれたお父さん

集まってくれた親御さんと共に

記者:
奥さんの親御さんは?心配されてました。

奥様:
母親は大丈夫なの?と言ってました。
反対とまでは言ってなかったですけど。

記者:
反対や心配していた親御さんは工事中などの時に見に来られましたか?

ご主人:
自分たちで左官の作業をしたんでけど、その時には子どもの相手をしてもらいにお義母さんによく来てもらいました。結構協力してくれましたよ。
うちの親も左官のときに一度来てくれました。

記者:
もしかして壁塗りにも参加されたり?

ご主人:
うちの親が?いやいや、やらないですよ。

記者:
そうですか…
それで壁塗り参加してくれてればストーリーとしては完璧だったんですけど。(一同笑)
完成した家に初めて来てくれた時にはどんな様子でしたか?お披露目会みたいのはやったんですか?

ご主人:
やってないんですよ…
それで親に「初めて来るのに何もなかった」と叱られました。(笑)
さらに嫁さんが美容院行ってて。

奥様:
「遅くなりました~」なんて言って(笑)

ご主人:
そういうレベルだったので、お土産的なものもなく…文句言われましたね。
家のことよりもそれが不満で帰っていきました。
そのあとも来てくれましたけど、頑固なんで「あったけぇな」とか褒めたりはしません。

奥様:
うちの親はすごく羨ましがってます。特に冬はすごく暖かいんで。

記者:
では、お母さんが住んでいる実家よりもこちらの方が暖かいと。

奥様:
そうですね。アパートに住んでいた時は実家に帰ると「暖かくていいな」と言ってましたけど、今は「むしろ寒い」とか言ってます。(笑)

ご主人:
失礼な話だね。(笑)
今までは「温かい」って喜んできてたのに、今度は「寒い」とか言い始めて。

奥様:
風呂上がりが全然違いますね。全然寒くないです。

【記者感想】
ご主人のお父さんのお話、奥さんのお母さんのお話、ともに興味深く伺いました。
若いご夫婦なので、親として心配や反対する気持ちはとても理解できます。しかし、上棟式に参加された事で最終的には自分たちの子ども達と、子ども達が信頼する相手として認めていただいたようでうれしくなります。
奥さんの実家のお母さんは少し可哀想ですね。断熱リフォームの際はRebornをご指名ください。

「坪単価40万円くらいでお願いします」と言ったら「俺はそんな家建てない!」と返されました

記者:
○○○○○○ハウスのほかに比較検討した会社はありますか?

ご主人:
何社かありますがタイミングでいうと、Rebornと話しをする前です。

記者:
そこで決まらなかったのはなぜですか?

奥様:
その頃はうちの母と一緒に住むという話だったんですけど。

ご主人:
そのあと長男が生まれたことで、生活と感情に変化がでてきてそういう話はなくなりました。
その時話し合っていた会社とは、どういう設計にするかくらいまでは行ってましたけど、その後すっかり止まってしまいました。

記者:
Rebornとしては、ハウスメーカーを希望する人を掘り起こすのではなく、ハウスメーカーの画一的な家に満足できない人にどれだけ訴求するかが重要と思います。
色々な会社を検討した経験から感じることはありますか?

ご主人:
はじめ塩原さんに「坪単価40万円くらいでお願い」って言ったら「俺はそんな家建てない!」ってバシっと言われました。結局予算的な考えで返済とかを逆算しての事だったんですけど。「そんなのは家じゃない」「自分はそんな家作りたくない」ってはっきり言ってました。

記者:
はっきり言っちゃいますね。何とか収めようとかしないですね。(笑)
契約して、今までの会社と違うなとか、設計の段階で家づくりに対する気持ちの変化などありましたか?

ご主人:
設計の段階では、とりあえず思いをすべて伝えて、それを塩原さんがどういう風に落とし込んでいくのか任せました。
予算ありきでの話ではなく、思いを投げてそれなりに崩してもらってのプランや見積もりの提示といった感じです。

奥様:
びっくりしたのは二階にリビングがあったことです。私は最初反対でした。

ご主人:
ちがうよ。二階リビングは最初に自分たちで言ったら「水回りが危ない」って反対されたんだよ。

奥様:
あれ?そうだよね。じゃあなんで二階リビングに?

ご主人:
やっぱり土地の面積じゃない?
駐車場とウッドデッキが欲しいって話をしたら難しいと言われてこういう間取りになったんだ。

奥様:
最初に提示されたときは「これはちょっと」と思いました。
周りにそんな家がないし、子ども大きくなって自分の部屋に直行しないようにリビング階段したかったんですよ。
ネットで「二階リビング」をいっぱい調べて。

ご主人:
口コミとかで「リビング階段でもとじこもる子は閉じこもります」なんてあって「確かに」って思ったり。結局情報がない中でネットで情報収集しましたね。

記者:
評判はどうでした?

奥様:
まぁ納得できましたね。
買い物の後、登ってくるが面倒とか、歳とってからが心配とかありましたけど。ある口コミには「良いリハビリになる」なんてのもあって(笑)

記者:
子どもが独立したあと二階が全く使われなくなるなんてこともありますから、有効活用できて良いかもしれませんね。

ご主人:
子どもが独立したあとタイミング的にもお義母さんが来てもいいかなとも思っているんで、そういう意味でも一階のほうがいいかもしれないですね。

記者:
では、打ち合わせの段階で土地という制約の中でご希望(駐車場、ウッドデッキ)実現するためにはこの間取りしかないという感じですね。

ご主人:
そうですね。そんな感じです。
結局一階リビングにしても狭くて光もあまり入ってこないという状況になっていたと思います。
実際に暮らしていてもそれほど不便を感じることはないです。
あと、人の目線も二階の方が気にならないというのもあります。通りに面していますけど通行人と目が合うこともないし、ウッドデッキの囲いも、向かいの家の窓と目線が合わない高さにしてもらいました。

記者:
ほかにも二階リビングのメリットはありますか?

ご主人:
お風呂ってだいたい北側で日が入らない場所にあるじゃないですか?
お風呂を二階にもってきたことで南向きの窓を付けられたので自然の光もたくさん入ってきて気持ちいいです。
たまたまなんですけど良かったです。

車庫の上がウッドデッキ

暮らしてみると快適な二階リビングの生活

【記者感想】
「坪単価40万」の件、そんなに突き放さなくても…と思わなくもないですが塩原設計士の信念なので仕方ないですね。
「お金だけの問題じゃない、どんな家に住みたいかそれが重要なんだ!まずは家に対する想いを教えてほしい。予算内で出来る出来ないはこっちが考えるから!」という塩原設計士の心の声が聞こえてくるようです。
結果、希望のウッドデッキと車庫と、思いがけないメリットに溢れる二階リビングのある満足度が高い家が完成した訳ですから。

スケジュールは俺が合わせるんです。職人としてやってましたから!!

記者:
その他に要望と出てきたプランにギャップやストレスを感じたことはありますか?

奥様:
私は最初反対してた割には全然なかったです。(笑)

ご主人:
工事期間の事ですけど、理想を叶えるために自分たちでペンキや壁塗りの作業しました。ペンキ塗りにしても結局三回塗らなきゃいけなかったり、なかなかレベルが高かったというのはありますね。

記者:
自分たちも参加する家づくりというのはご希望だったんですか?

ご主人:
いや、うちはコストと体力を天秤にかけた結果の事です。最初からやる気満々で取り組んでいたわけではないです。仕事もそれなりに忙しいので、任せられるなら任せたいというのが本心です。

奥様:
塩原さんとしては施主も一緒にっていう考えだったよね。

ご主人:
そうだね。
予算的にもそんなになかったんで、コストと性能と体力と天秤に乗せてやれることはやろうと…
コンセント一つにしても一個追加するといくら…と悩むのが嫌だったので、材料費と手間だけで自分の思い通りに電気機器を取り付けられたのはよかったです。
照明機器なんかにしても材料屋に聞いて格安で購入したものを自分で取り付けました。
手間なんてわずかなものですから良いものをつけられた満足感はあります。

奥様:
でも大変だったよね。
ペンキ塗りから壁塗り、電気工事までやって夜中の2時3時までかかって。

ご主人:
まぁ勢いですね。

施主であるご主人によるペンキ塗り

施主であるご主人による壁塗り

記者:
それで浮いたお金、コストカットできた分はどのくらいですか?

ご主人:
100万は軽く超えてるんじゃないかな?
まぁ、その分モノが良いものになったんで(笑)
普通ではあまり買わないような、かなりいいものを付けられましたね。

ご主人の努力によりグレードアップしたキッチンや照明設備

記者:
Reborn側が、お施主さんが工事に参加することでスケジュールが読めなくなったり、合わせたりしたことはあったんですか?

ご主人:
違います。
スケジュールは俺が合わせるんです。職人としてやってましたから!!
きっちり終わらせるということで話をつけてました。
予定ではお盆に左官工事するはずが、工事が順調に進んで前倒しになって平日にやることになったので仕事終わってから現場に行って深夜まで作業する生活でしたよ。
塩原さんも「左官とペンキでおなか一杯のはずだ」って言ってましたけど、「俺、電気工事もってるからやりますよ」って軽いノリで言っちゃったんですけど本当に結構大変でした。

記者:
壁塗りをした他のお施主さんも、「ここが結構大変だったんだよ」なんて誇らしげに言ってましたよ。(笑)
新築の時にはそういうお施主さんを集めて作業したらいいんじゃないですか?

塩原:
Yさんも誘ってるんですけど。

ご主人:
教える方だったらいいですよ。(一同爆笑)
粉から練るのが結構大変で、ドロッとした感じよりちょっと重くて、緩すぎてもいけないし、あれはなかなかできないです。
うちは予想以上に使って360㎏でした。左官屋さんが厚く塗った方が性能がでるよと言われてね。

記者:
リビングは何番目に塗ったんですか?

ご主人:
一番最後です。
作業期間が二週間しかなかったんですけど、最終日の翌日に海に遊びに行く予定が入ってたんでノリノリで塗ってました。(笑)
そんな感じで軽いノリだけど気合い入れて楽しみながら作業しましたよ。

最後に塗ったリビングの壁や天井は素晴らしい仕上がり

【記者感想】
出ました、Rebornの十八番「施主工事」。
これまでも、ペンキ塗り・左官工事を担当したお施主さんはいましたが、ついに電気工事の職人として現場に入るお施主さんの登場に驚きました。
ペンキ、左官、電気と今回Yさんが担当した3工事は、どれも単独で存在している訳でなく他の工程と密接に関わってくるものです。電気工事士の資格を持っているとはいえ本当にすごいなと感心します。

腕組んで偉そうにしてる施主でいたかった

記者:
提示された見積もりを見てどう思われましたか?

ご主人:
わかる部分はわかるけど、わからない部分は信用するしかないという感じです。ただ、一度もらった見積もりをもう一度つめてくださいとお願いしました。
自分も建設業なので最初の見積もりのまま契約とならないことはわかってますけど、あまり叩くと大変になるのはわかっているんで、その辺はあまり無理を言わないようにしました。

記者:
誰もが家づくり素人なので、Rebornに限らず提示された見積書の金額を客観的に評価するのは難しいと思います。
そういった意味でも、ある程度の知識を持ったお施主さんに金額について実際に感じたことを述べてもらうのはとても有効なことだと思います。

ご主人:
そうですね。
ある程度の、最低限の知識をお客さんが持つことでRebornさんの良さが活きてくると思います。
今建設中のお宅もご主人が見学に来ましたけど、これくらいの仕様でこれくらいの金額なら妥当じゃないですかなんて話もしました。
安いか高いかは実際に住んでみないとわからないですけど。

記者:
現場を見てどう感じましたか?散らかってるなとか。

ご主人:
現場は見慣れてるので特に何も感じなかったです。自分が左官で汚したところを塩原さんに怒られたりしましたけど。(笑)

記者:
ははは
お施主さんが自分で現場を汚して怒られる…Yさんレアケース過ぎです。(笑)

ご主人:
そうですね。施主兼業者ですね。
腕組んで偉そうにしてる施主でいたかったとはよく言ってますけど。(爆笑)
業者さんとも業者同士の話みたいになって「工務店通さなくて話が早い」なんて言われて。

ご主人大活躍の見学会

電気工事を担当するのは施主であるご主人

奥様:
見学会の時もスタッフの名札つけて説明しちゃってたもんね。

ご主人:
気になったのは、大工さんが連れてきた手伝いの若い人が下手だなと思いました。
石膏ボードの張り方が見ててもイマイチに感じましたね。現場見慣れてるんでそういうのはわかります。

記者:
そういうのを見て、何か行動や言動に移したりしたんですか?

ご主人:
まぁ、石膏ボードだったんで下地材塗って左官すれば分からなくなるからまぁいいかみたいな感じでした。

記者:他に何か職人さんとのエピソードありますか?(笑)

ご主人:
電気屋なんで、大工さんから「ここやっといて」みたいな感じで言われたり…
電気屋なんだけど施主だから最初は言いにくいみたいで、塩原さん通して連絡きたりしてましたけど、「今から現場行って」みたいな電話が仕事中にかかってきて、一回仕事抜けて結線だけして戻ったりとかそんなこともありましたね。
あと、思ったより工事が早く進んで作業しに来たら配線する前に石膏ボード止められてたことがあって焦りましたね。石膏ボードのビス外して別のところで止めときましたけど。
そんな感じでしたね。

記者:
私、今日はお施主さんの話を聞きにきたはずなんですけど…
業者さんの話になってますね。

ご主人:
特殊ですよね。他にはいませんでした?

記者:
壁塗りペンキ塗りされた方はいましたけど、さすがに電気工事まではいなかったです。
職人さんとのエピソードが完全に施主と業者のそれではないですね。
業者間のトラブルというか…(一同笑)

ご主人:
「コンセント違うから今から直しに行って!」「仕事中なんですけど…行きます」みたいな感じで急きょ呼ばれたりしたこともありましたね。「あれやっといて」「やっときます」のやり取りばかりだったんで、「いや~ここ良くできましたよお施主さん」みたいなのは全然なかったです。(一同笑)
逆に施主の立場だけだったら見る場所とかわからないじゃないですか?

記者:
きっと、普通のお施主さんは工事中から完成して引っ越しをするまでどこか他人事というか自分の物じゃない感覚だと思うんですけど、そういうのとは全然違う訳ですよね。自分の現場というか…

ご主人:
いつの間にか仕事してる気分ではありましたね。

記者:
完成前から自分の物、自分の家、自分の現場という感じですね。

ご主人:
その分、家にはすごく詳しくなりましたね。
建前終わってからずっと入ってましたからね。

奥様:
大工さんともすごい仲良くなったね。

塩原:
完成後の見学会にもその大工さん来てくれましたよ。
はじめて自分が手掛けた家に来たって言ってました。

記者:
分かりました。
Yさんならではの変わったエピソードありがとうございます。(笑)
奥さんは妊娠中だったからあまりお手伝いできなかったですよね?

奥様:
いえ、左官もペンキもガッツリやりましたよ。
匂いとか気になりましたけど、大丈夫かなと思ってやりました。(笑)
ダンナのチェックが厳しくて「なんだこのムラは!」とか言われてケンカになったりしましたよ。

盛況だった見学会

妊婦の奥さんも手伝います

【記者感想】
これまでも、自分が行った作業に関して嬉しそうに語るお施主さんはいらっしゃいましたが、Yさんの場合、お施主さんと職人さんの関係性の話を聞こうにも職人と職人のエピソードになってしまいます。それだけ現場に通い、作業に費やした時間が長かったことの証明だと思います。
「腕組んで偉そうにしてる施主でいたかった」と言っていましたが、工事のエピソードを語るご主人の顔は本当に楽しい思い出を語っている表情でした。

嫁さんの理想の家が建てられた事は本当によかったと思います。

記者:
設計から工事まで総括してよかった点、悪かった点を挙げてください。

ご主人:
良かった点ですか…
一生に一度の家づくりをこだわって苦労しながら取り組めたのは良かったですね。
自分では外観とか内装とかなんでもよかったんですけど、一生に一度ということで妥協せずそれなりに悩んで苦労して…それでも嫁さんの理想の家が建てられた事は本当によかったと思います。

記者:
外観、内装ともに雰囲気的なところについては奥さんの好みなんですね。
そうすると奥さんも完成した家には大満足ですね。
いくら綿密に計画してもシミュレーションしてみても、実際に家が完成して住み始めてから「これもう少しこうすれば」と気が付く事はほぼ必ずあるんですけど、そういった点は?

ご主人:
洗面台ですね。洗面台の打ち合わせをもっとちゃんとやっておけばと…
洗面台のイメージだけ塩原さんに送るのを忘れていて、気が付いたら大工さんが作った後だったんです。それだけは失敗だったと思います。
使い辛いわけじゃなくてデザイン的な部分です。こうしたいというイメージはあったんですけどそれを伝えるのが遅くなったので、イメージの共有ができていなかったですね。
カウンターとかは完成のイメージを画像で送っていたので問題なかったんですけど、洗面台だけ唯一ですね。
とりあえず後悔はしないように、せっかく建てた家なんで自慢できるものにしたいと思っていました。意外とマメなんですよ。

記者:
マメだと思いますよ。
だからこそ不満のない家が完成したということだと思います。

塩原:
写真を送ってもらうのが一番楽だし確実です。
口で言っても伝わらないことも写真見ればイメージの共有がしやすくなります。
それをしてくれるお施主さんは少ないですけど。
家全体をイメージできているかという事も重要ですね。ピンポイントでの希望も家全体からみると浮いちゃうとか、木の材質とかでも部分的に高級なものを使っても生活に影響はないですよとか、お施主さんのこだわりの部分でもあるので難しいですが…

洗面台

記者:
逆に言うと、Rebornで家を建てようと思うお施主さんで、こだわりがなくなんでもお任せみたいな人はいなさそうですね。
だいたいというか、かなりの部分までイメージできてそうなお施主さんが多そうですね。
では、その他Rebornに対して何か不満な点や要望などありましたら教えてください。

ご主人:
そうですね…大丈夫かなと思うときはありました。
塩原さんも忙しい感じが伝わってきて、リターンが遅いと感じる時がありました。
忙しいというのはわかっていたんですけどね。あまりお客さんとして扱われていなかったのかもしれないですけど。(笑)

奥様:
私は特にないです。すごく満足してます。
皆さん話やすい、人柄がよいですね。あんまり関係ないか。(笑)

ご主人:
塩原さんは嫁さんの意見を直接聞きたがってたけど、直球でズバズバ言うんで直接話すと塩原さんがかなり大変なことになると思って、自分が間に入ってオブラートに包んで伝えるように心がけました。(笑)
それだけは自分なりのフォローを心がけました。

記者:
他に何か不満点はありますか?

ご主人:
ペンキ塗りでどの作業を進めればいいか分からなかった時に、あまり指示がもらえなかった事がありました。指示なしでもどんどん進めていたんですけど、指示をちゃんともらわないと進められない人の場合、困ると思います。
そういうのは窓口的な人がちゃんといないとちゃんと「できるかな」と不安になりますね。

記者:
ちょっと待ってください。
それは塗装屋さんとしての不満ですね。(笑)

【記者感想】
ご主人の希望は暖かい家、奥さんの希望は洋風な雰囲気の家。
ご主人の希望はRebornの断熱性能とパネルヒーターで実現しました。あとは奥さんの希望を叶えるために全力で取り組むご主人の「妥協せずそれなりに悩んで苦労して…それでも嫁さんの理想の家が建てられた事は本当によかったと思います。」という言葉には思わずグッときますね。
とはいえ、奥さんと塩原設計士の間の緩衝剤としてコミニュケーションの橋渡しをしていた姿を想像すると少し面白いですね。

外がマイナス6度でもマイナス1度でも中の温度は変わらないんで、出てみないとわからないです

記者:
夏の暑さ、冬の寒さ、生活はどのように変わりましたか?

ご主人:
ヒートショックが無くなって体的に楽になりました。
慌ててヒーターつける事もないですし、空気もきれいになって子どもにとっても生活環境は良くなったと思います。
冬は24時間パネルヒーターをつけてますから一日中どこにいても18度くらいで暖かいですね。
設定温度は塩原さん的には「がんばってる温度だね」と言われますけど。

奥様:
アパートの時は朝起きると息が白かったけど、今はそんなことは一切ないですね。

ご主人:
確かに朝起きるのが楽になりましたね。ひょいっと起きてすぐに行動できます。

奥様:
私だけの話ですけど、夜に授乳をするとき、長男の時はアパートだったから寒くてすぐにヒーターをつけて毛布をかぶってしてたのが、今は上着も着ずにそのままあげることができるくらいです。

脱衣所もパイプ型パネルヒーターでヒートショックしらず

記者:
光熱費の変化について、電気代は変化ありましたか?

ご主人:
アパートと比べるとだいぶ上がりましたね。7千円くらいです。
ガスが無くなってIH入れたのと、パネルヒーターと、あと水道を二階まで引っ張っているんで凍結防止もそれなりなんじゃないかと思います。

記者:
一軒家で7千円台だと全然高い感じがしないですね(笑)

奥様:
そうみたいですね。
前のアパートが安すぎたから高く感じるのかもしれないです。2、3千円台とかでしたよ。(笑)

記者:
前が安すぎですね。灯油代はどうですか?

ご主人:
パネルヒーターとボイラーで灯油を使用しているんで、一カ月200リットルくらい使います。
高い時で考えると月2万円くらいで落ち着くかなという感じです。

具合のいい家温度記録

記者:
初体験の冬はすごく暖かかったということで良いですか?

ご主人:
そうですね。
軽い気持ちで外に出るとすごく寒いってことがあります。
玄関に温度計が置いてあって外の気温測ってるんですけど、それを見ないで薄着のまま外にでるとすごく寒いです。
外がマイナス6度でもマイナス1度でも中の温度は変わらないんで、出てみないとわからないですね。

奥様:
あるある

記者:
なるほど、室内の温度が常に一定だから、今日が寒いのかそうでもないのか分からないと。

ご主人:
そうです。

奥様:
上着を羽織った方がいいのかどうか判断に迷いますね。

記者:
夏の暑さはどうですか?

ご主人:
お盆から住み始めて、涼しくなってきてからだったんですけど。それでも冷房入れたのは2~3回くらいですかね。
裏に川があるんで、窓を開ければ結構風が通ります。
一階も窓がないんで、外気に影響されず夏も快適に寝られます。

記者:
そうですか。
では、暮らしの面では外の温度に影響されずに快適に生活できるようになったと。

真冬の玄関ホールでも18℃

【記者感想】
パネルヒーター24時間稼働で、真冬に家の中のどこにいても18度キープとはヒートショックとは無縁な環境になりましたね。
弊害として外の温度が全く分からなくなるというのは贅沢な悩みでしょうか?
いずれにしても冬も夏も快適な住空間を手に入れたYさん家族が羨ましいです。

買ったって感じじゃなくて作ったって感じです。

記者:
気持ちの面では変化はありましたか?

ご主人:
そんなに「一軒家もったぞ!」って感じじゃないです。
買ったって感じじゃなくて作ったって感じです。(笑)

記者:
Rebornとしてはお施主さんが家づくりに参加するというのは推し進めているんですよね。

塩原:
勧めてますね。
お施主さんが来ると職人さんたちも喜ぶし引き締まります。
昔は現場によく来てたんだけど、今はどこか他人事みたいで悲しがってますから。

記者:
やっぱりそういう意識なんですね。
出来上がったものを買うのではなく、一緒に作り上げていくというのに意味があると。

ご主人:
お茶買って行ったら、塩原さんも「そんなのいらないよ」なんて言われてね。(笑)

記者:
そういうんじゃないと。
Rebornとして全面的にアピールしていくのもありなんじゃないかと思います。
若い層に向けて家づくりの仲間としてこんなこともできますよ。というのを打ち出していく。
そういった意味でYさんはとても良いモデルケースになるわけです。
気力体力が充実している若い時に家づくりをしてみて良かったこと
今後の10年後、20年後を見据えて家族と家を想像して若い層に何かメッセージがあればお願いします。

ご主人:
控えめで守りに入る人が多いと思います。
結局プロに任せればきれいにできるけど、自分でできる範囲で家づくりに参加することに意味はあると思います。
あとは知識をつけて騙されないようにすることが大切ですね。
うちの場合はたまたまですけど、結果的に家は買うものというより自分で作るものと思っています。

後で移動するということも考えてマンションでもいいかなとも思ったんですけど、塩原さんが「ここに一生住むって思わなくていいんだよ」と気持ちが軽くなることを言ってくれて、それで「確かにそれもありなんだな」と思いました。これだけ立地も良くて生活も便利な場所だったら、それなりに売れるんじゃないかと。
逆に言うと売れる土地を選ぶってこともありますね。自分が一生住むにしても、そのあとどうなるか分からないし、そうなると売りやすい土地を買っておいた方がいいと思いますね。

ご主人と長男カイトくん

【記者感想】
やはり、家を買い物としてとらえておらず、苦労してでも職人さんと自分で作ったものと考えているのがよく分かります。
それだけに愛着や思い入れも相当なものと思いますが、塩原設計士の言葉で気持ちが軽くなり、家や土地に一生捕らわれることなく環境の変化でフレキシブルに向き合っていこうとする姿に感心しました。
今は小さいお子さんたちが大きくなる10年後、20年後も、今のまま家族で仲良く生活している様子を想像してこちらも嬉しくなります。

Y様
長野市 Y様
家族構成ご主人様、奥様、お子様2人
敷地面積47坪
建築面積30坪
家の仕様木造軸組工法
竣工2015年
補助金省エネ住宅ポイント(30万ポイント)
住まい給付金
断熱床 高性能グラスーウール 140mm
壁 高性能グラスーウール 充填断熱105mm+付加断熱100mm
天井 グラスウール吹き込み 250mm
家のスペックサッシ:シャノン樹脂サッシ LOW-Eペア アルゴンガス入り
換気:セントラルダクト方式
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